小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

ダイバーを走れるようにする(2)

2005年08月16日 | MTB[Kuwahara ダイバー]
 どうもお久しぶりです。実家に帰ったり富士パノ行ってたりしていたので、更新が止まってしまいました。どうもすいません。
 T-03をインストールしたダイバーで、富士パノ走ってきましたよ。いやぁ~調子イイです。新しい世界に突入できました。ハシャギ過ぎてコケましたけど。
 新しい世界はコケると代償もデカイです。いや、大したケガではないンですけど、キーボードを打つのがツライです。

※ リサ・ステッグマイヤーさんのブログ「Risa’s Journal」の「老舗」関連の記述は、この記事の真ん中へんです。
 (関連というか、前回の私のトラバ内容関連なんですけど。)

 先ずは前回の記事「ダイバーを走れるようにする(1)」の続きから。
 
tech_in_install_12s
 ポジションを見直す前と後の画像です。左側が前、右側が後。右側の方がバランス良さげでしょ。
 リヤユニット廻りのピボット取り付け位置を変えてBB位置を上げ、ハンドルをライズの低いものに変更しています。
 
tech_in_install_13s ポジション変更前にFtホイールの振れ取り。RrはフレフレだったけどFtは片側1mm程度の振れでした。Ftは振れ取りしてたのかな?
 私は、どのバイクのどのホイールをいつ振れ取りしたのか、覚えていられません。目視で確認できる程振れが出た時には、リムがプチポテチになってる場合もありますからね。Vブレーキのときは振れれば直ぐ分かったけど、ディスクブレーキは見落としてしまいます。気を付けなければ。皆さんどうしてます?
 
tech_in_install_14s お次はハンドルバー。DH-Rの時はそれ程気にならなかったけど、T-03ではさすがにこのライズは高過ぎます。(金色のFunnのバー) 手持ちのレースフェイスのものに変更します。吊るしのレインに付いてきたハンドルバーです。
 
tech_in_install_15s 問題はハンドル幅。片側45mm短くなって全幅620mmです。富士パノでのスピードに耐えられるのでしょうか?
 はい。耐えられませんでした。5本も下ると親指の付け根でハンドルを抑えるようになってしまいました。やっぱり650から670mmぐらいは欲しい。コーナーでの倒し込みには丁度イイ幅なんですけどね。
 
tech_in_install_16s つぎにリヤユニット廻りのピボット位置の見直し。(BB位置上げ) リンクを外した方が作業がやり易いので外します。ついでにベアリングの動きを確認。「ゴリゴリ・・・」まあメンテしていなかったのでしょうがないでしょう。スイングアーム側は・・・・動きません。固着しています。シールを外してみると・・・・。
 見なかったことにしよう。って訳にもいきませんね。グリスの代わりに泥が詰まってます。お恥ずかしい。ベアリングの内筒と軸の摺動だけで、スイングアームが動いてたのね。恐ろしや恐ろしや。
 
tech_in_install_17s ダメだろうと思いつつもベアリングの再生を図ります。
 いつものように食器洗剤で綺麗に洗って天日干し。何しろ時間がありません。それからグリスガンでグリスを注入してシールをもとに戻します。さてどうでしょう?やっぱりね。変わりません。
 他のベアリングも含めて打ち換え決定!後でね。
 
tech_in_install_18s とりあえず他のパーツも洗って、傷が付いてる軸を軽く磨いておきます。何しろ時間無いんで。
 軸も後でハブ掛けしておいた方が良いでしょう。
 
tech_in_install_19s で、富士パノに向けては、いつものデュラエースグリスではなく、摺動性が良いであろう二硫化モリブデン入りのグリスを軸廻りに塗りまくっちゃいます。耐久性はわかんないですけどね。1日もてばいいンです。
 組み上げると、リアサスの動きが目に見えて良くなりました。って内筒と軸間のグリスのお陰なので、いつまで持つかわかりませんが。

 この日はここまででおしまい。実家に帰ります。妹も帰ってきている筈なので、リサ・ステッグマイヤーさんを直接知っているか聞きましょう。

 ちなみに、リサさんと妹は同時期に同じ学校に通っていたのですが、リサさんの比較文化学科日本語日本文化学科と妹のロシア語学科は別の敷地らしく、直接のお知り合いではないとのこと。残念。
 かわりにフランス旅行の土産話を聞かせて貰います。私事ですが、妹は私と違って行動的。一人でロシア行ったり、中国行ったり。仕事も私の1.5倍ぐらいしています。いいのか?オレ。・・・いいンです。妹が働き過ぎなんです。

 「リサさんって妹と同じガッコだったんだぁ」の結果報告して、「Risa’s Journal」の「老舗」の記事にトラックバックさせて頂きました。また関係ない長い記事をトラックバックしてごめんなさい。
 
tech_in_install_20s さて翌日、実家にてチェーンリングの交換をします。今付いているチェーンリングでは大き過ぎて漕げないので、手持ちの丁数の小さいものに変更します。
 ふとチェーンデバイスを見るとタイヤと干渉しています。どうりで漕ぎが重い訳だ。ピボット位置の見直しによってタイヤとデバイスの位置関係が変わってしまったようです。
 
tech_in_install_21s やっぱりね。BBを外すと泥だらけ。雨レースもあったし、高圧洗車機も使っちゃってますしね。当然と言えば当然。
 
 
 
tech_in_install_22s BB本体もこの通り酷い状態。こんな状態でも平気で回ってくれちゃうところがシマノです。偉いです。
 それよりも、クランク軸が懐かしの四角いヤツです。てっきりオクタリンクのXTだと思ってた・・・。

tech_in_install_23s バカです!間抜けです!バラさなくても見れば分かるのに!ダイバーについていたのは5アームのXT。自転車屋さんの部品置き場(倉庫をバイク&部品置き場に使わせてもらってます。)から持ってきたのは4アーム・・・。おまけに元々ダイバーについていたリングと同じ44T・・・。意味ないですね。
 
tech_in_install_24s どっしよっかぁ~と思いながら、バラしたところをお掃除。
 
 
 
 
tech_in_install_25s まだ午前中だしなぁ~。
 
 
 
tech_in_install_26s と言う訳で自転車屋さんに来ちゃいました。あったあった。タイオガ製らしき42Tのリング。早速洗って組みつけ準備。あると思っていたのは36Tだったンですけど、DMRのと勘違いしていたみたい。
 ちなみにたった2丁の違いでも効果はありました。登り返しでの失速が防げます。
 
tech_in_install_27s で、これが組んだ状態。このデバイスはMRPのワールドカップ-2。44T~36T対応の筈なんだけど、36T付けても大丈夫なんだろうか?
 
tech_in_install_28s それから実家に帰ってBBの組み付けです。BBにはマックさんのHPに載ってたカナダ方式のグリスべっちょり塗りです。勿体無いし水が直接BBに触れなければ良いので、モーターサイクルに乗り始めた10代のころから使っている得体の知れない20年モノの「万能グリス」を使います。このグリスも強強度ロックタイトボトル同様、一生使い切れないでしょう。

 これで出来上がり。実家でゆっくりする筈が、忙しい一日になってしまいました。でも、ご飯をつくらなくて良いのは有り難いです。
tech_in_install_29s