今回は、「51 オートD取付ブラケットの計画」の続きです。オートDを仮取り付けてみました。なんかキワモノ感が漂ってきました。
前回の図のもナンだか分かンなかったと思いますけど、コレも分かりませんよね。
シートステー部のブレーキ台座廻りの図です。右側真中の図が前から見た断面図になります。ちなみに左右を間違えて描いちゃってます。
ピンクがフレーム、緑がオートD、黒と青がこれから作ろうとしてるブラケット、赤がボルト、ナット、スペーサー類です。
当初、チェーンステー中心線と平行にオートDを配置できると思っていたのですが、図面を描いてみるとこの通り、シートステーとオートDが担いでしまっています。
平行配置じゃないとすると作図は面倒。この図に描いたボルト首下、スペーサー、ブラケット端部の寸取りだけして、現物合わせに方向転換しましょう。折角現物があるンですからね。
現物合わせにはアルミのL材の代わりに、加工が簡単なボール紙を使います。
いつも朝食に食べているコーンフレークの箱。一箱208円で3食食べられます。低脂肪牛乳128円と合わせて、1食当たり112円とコストパフォーマンスは最高です。でも、甘党の私でも甘過ぎ。「栄養バランス最高!」って書いてあるけど、ホントかぁ?
それはさておき、アルミのL材は板厚1.2mmなので剛性を稼ぐ為、2枚重ねて使います。
よってボール紙のL材も二つ用意。2枚貼り合わせて板厚をアルミ材相当にし、下側になるL材には剛性確保の為リブを立てておきます。
上記の図面に合わせて、ブレーキ台座固定部の穴を千枚通しで空けます。後でアルミ材にケガけるように寸法を直接書き込んじゃいます。
本番ではM8ボルトを使うのですが、手持ちに適当な首下寸法のM8がない為M5ボルトを使います。中心合わせの為、ボルトにビニールテープを巻いてM8相当の直径としています。
ブレーキ台座に固定すると、こんな感じ。
オートD後ろ側の固定にはキャツアイのリフレクター固定部品を流用します。
L材とオートDが干渉する部分のダンボールをカットし、オートDの姿勢が適当と思われるところで、取り付け穴を空ける部分にマーキングします。
L材のダンボールを外し、マーキングした部分を寸取りして、取り付け穴に千枚通しで穴を空けます。
ダンボールのL材ではオートDの重みでたわンでしまって正確な位置がでないので、リブをもう一つ追加。
再度オートDを取り付け、不具合がないか確認します。
ブラケット部分を拡大するとこんな感じ。
反対側から見るとこんな感じ。
ホイールの回転数ピックアップ用のマグネットをスポークに取り付け、アクチュエーターが正常に作動するか確認します。
回転数に応じて作動はしているようです。ベルクランクに接続するケーブル長が足らない為、今回は変速の確認は出来ません。
1×1ではバッテリーBOXをシートピラーに固定する為、配線を短くします。
その為ハーネスをカットし半田で接続し直します。それにしてもヘタッピな半田付け、恥ずかしいィ~。
接続部分を絶縁テープで巻きます。
黒い塊は、バッテリーBOXのシール材代わりのゴムスポンジ。
バッテリーBOXをシートピラーに固定して仮組み出来あがり。オートDのカバー板は間違って180°回転して取り付けちゃってます。
なんか後ろ廻りが重たそう。っていうか実際重いです。
ところで、オートマDMRに使ってた部品でこんなのが出てきました。ナンの部品でしょう?
配線ホースをフレームのアウター受けに固定する部品だったンですねェ。ナニこんな細かい部品作ってたンでしょう。我ながら呆れてしまいます。今だったらソッコウでタイラップで固定してしまいます。
あっ!文中の「ダンボール」は、ダンボールではなくて「ボール紙」ですね。