8トリソミーモザイクのわが子へ

8トリソミーモザイクの子育て日記

今年一年

2014年12月27日 00時30分11秒 | 日記
今年もあと残すところわずかとなりました。

1年を振り返ると、後半はドタバタしていたように思います。

先日保育所入所を決める面談があり、妻に出席してもらいました。
集団保育であれば、いろんな意味で息子には刺激が与えられる機会が多くなります。
私としては来年度入れれば良いという思いです。
家族が面倒を看る、という意見もありますが、妻は仕事をフルタイムで働きたがっているので仕方ありません。

今日は私が体調を崩し自宅におり、デイセンターから戻った息子と夕方から寝かしつけまで一緒に過ごしました。
上の娘は今日から地元のスキー教室、妻は納会で夜遅く、結局私と息子の2人きりであったため、
息子も少々飽きてしまった様子でした。

私は子どもの面倒はそれなりに看れる自信はありますが、四六時中看ていろとなるとちょっと事情が違ってきます。
(実際集中して看れるのは2~3時間くらいです、あとは家事を優先して目を離すことが多くなります)

その点で妻と意見(妻は目を離すのを嫌がります)が異なり、口論することが後半は多々かったように思います。

来年はもう少し口論する回数を減らしたいと思います。

いずれにしろ、家族が今年1年健康に過ごせたのはよかったです。

人体

2014年12月04日 23時45分39秒 | 日記
NHKで特集していた人体~生命の暗号を解読せよ~(1999年放送)という番組をDVDで見ました。

以前から気になっていたのですが、8番染色体異常は2万5千人から5万人に一人という
確率で生じると過去何度か聞いたことがありますが、どうもあやしい、という疑問を持っています。

8番に限らず、染色体異常そのものがそんなに特異なものなのか、このDVDを見ていると
すべて正常であることのほうがむしろ稀であるような気になりました。

CGを使った画像で細胞分裂を再現している場面がありましたが、目に見えない細さの遺伝子を
細胞分裂のたびにきれいに等しく分裂するのは正に神業です。

仮に何等かの人工的な機械でそれを行うことができたとしても、何回かに1回はエラーが起こるでしょう。

特異体質の方の例として、コレステロールが増えないようにタンパク質を通常の人より多量に作れる体質の方や
指の骨の形状が、産まれる前の成長過程で大多数の方の場合と異なる形成をした結果、少しだけ曲がっている
方の紹介もされましたが、体全体の設計図の中のごくごく僅かな部分の違いによるものだと思います。

緻密な設計図通りに人体ができることを考えると、(当人には大変失礼ですが)誤差の範囲のようにも感じました。

以前読んだ文献では、流産で生まれて来れなかった子供はかなりの確率で染色体異常が見つかったという
記載があったことを思い出しました。

その数を含めると、最初の2万5千人から5万人に一人という確率はもっと高まるはずです。

人間業とはとても思えない緻密な設計図を誰がどのように書いたのか定かではありませんが、
まだ人間が人間自身についてわかっていることは氷山の一角にも満たないことを思い知りました。