8トリソミーモザイクのわが子へ

8トリソミーモザイクの子育て日記

奇跡に頼れ

2015年10月03日 23時44分55秒 | 日記
最近息子が歩行できるようになって、周囲から驚きの声が聞こえるようになりました。

妻からも、「○●病院の先生が驚いていたよ」などど報告を受けると、
「嬉しい、ありがとう」と素直に喜びたいのですが、正直な気持ち「やっぱりそう思っていたのか」と
感じてしまいます。

私は歩けるのは当たり前くらいに思っていました。
4歳を目前に歩行できたことに関して、早いも遅いもなく、ただ、一つ課題をクリアできた、
という思いだけです。

驚いた、と聞くと、ではもともと歩けないと思っていたんですね、もしくは、
歩ける可能性は低いと思っていたんですね、とちょっとがっくりします。

息子が本来持っている人間としての能力を限定したものでくくりたくはないので、
私は常に息子がしゃべる姿、普通の大人になる姿を頭でイメージしています。

最近、以前から親しくさせて頂いている方から息子の件とは関係ありませんが、
次の言葉を頂きました。
「奇跡に期待するな、奇跡に頼れ」

私は、これを自分なりに解釈し、「奇跡を当たり前にしろ」に変えたいと思います。