やすらぐ古民家

昨日に比べ風も穏やかで日差しもしっかりの今日の午後。
21日に2輪のサクラを見つけた砧公園、既に8日が経過しきっと桜は満開に近いだろうと、
ルンルンと出かけましたが・・悪戯好きなお天道様、この数日の寒の戻りを提供頂き
あ・り・が・と・う・！お花見の期間をう～んと伸ばしてくれました？
花見が出来るような雰囲気ではないので、踵を返して近場の「民家園」を訪ねてみた。

住宅が密集する一角、公園に囲まれるように静かに佇む古民家。
暖かい日差しをいっぱい受けて、眺めているだけで気持ちが休まり、気が和む。
民家の全景が見渡せる正面、中庭を挟んだ対面に
休憩用の椅子と食事が出来そうな卓が置かれていて、ご近所の人がのんびりと腰かけて佇ずんでいる。
しずかな午後、やんわり暖かい日差しを受ける
「縁側」あそこに座ると間違いなく「コックリコックリ」が始まるだろう。
今でも、年末になると障子の貼り替えがなされており、沢山のボランティアが集まるそうだ。
狭いペンシルハウスに飼い慣らされた方々の参観が一番多いと聞くが、
分かるような気もする？

言葉の重み

「大姦は忠に似たり」「大詐は信に似たり」

大悪人はうまく表面をつくろってなかなかしっぽを出さないから、
かえって忠誠な人のように見える、
またひどい詐欺師はいかにも嘘がない様にも見える。

筋書きをしっかり整え、百回も練習し、
堂々とした態度で論破すれば、嘘も眞に聞こえてくる？

国会の証人喚問や百条委員会で「口上を述べる方々」も
しっかりした筋書きで練習してきたのでしょうか？
防衛大臣はちょっと脇に置いといて・・・・

ひとの使命・欲？

先日箱根の三社詣を執り行い、少しはしおらしく日々を過ごそうと自念もした？

つれづれながら「生きるとは？」大袈裟ではなく振り返ってみたような気に。
人間が生まれてくるのは・・何かの使命を背負って「生」を受け継いだら？
その使命は森羅万象、ありとあらゆる「事」が対象となる？
気が付けば「使命」として精進もし、単なる「あそび」となる事もある。

成長する過程では幾多の「欲」も生ずるだろうが、
その段階を表す「欲求の段階」に恰好な分析学識として「マズローの欲求段階」もある。
何事かに「取り付かれる」学術・研究・芸事・恋愛・宗教、等などまさに「森羅万象」
その人たちがある「天井」にぶち当たる際に、「乗り切れる人」と「転換する人」もあるだろう、
まさに「新しい世界を求めて」「新しいステージで」成長していくのだろう。

人生を長く過ごしてくると、沢山の人や環境からの恩恵で自分がある事を悟らなければいけない、
そして「自己実現」の理想を成し遂げるまで「成長」したならば、
その「事」や「使命」を「文化」として次の世代に「貢献」していく段階があるはず？
「自己超越」というステージに上がることが出来る「人生」はさほど多くは無いかもしれなが、
その時が若しかしたら初めて「人生の帰趨」に行きつくのかもしれない。

明日の活力、やりたい事、やらなければいけない事、やってはいけない事、
物事すべては定められた「使命」を追い続ける「あそび」かも知れない。

箱根三社詣で

ここ数か月運動らしい運動から遠ざかっている。
その反動が筋力や体重に変化が見られるようになって来たこの頃。

思い立ったら吉日、ディーパックに必要最小限の荷物を詰め込み、
オカミサンに飲み物・おやつを持たせて、東名から一路箱根の温泉へ。
年度末を迎える時期だが、平日でもあり道路は通常の混雑と思ったのはちょっと甘かった！
厚木迄約1時間半の牛歩、御殿場経由を諦め、小田厚で湯本を目指す。

お昼ご飯に「鯛メシ弁当」を仕入れ「千条の滝」へ、
雪解け前とはいえ随分と水量が減っている、滝の勢いも弱く
「千条」が滴り落ちるには程遠い、滝の上部は落石で崩れかかっていて岩肌が現われ痛ましい姿、
人の手を入れないのが自然営林だろうが、滝の姿が哀れだ。

箱根三社を目指し、初日は「箱根神社」「九頭龍神社」を詣でた。
温泉に浸かりちょっとした洋食会席、なんとなく全身の「デドックス」
2日目、駒ヶ岳のロープウエーで海抜1327ｍの山頂へ、
ロープウエーが動き出して数分、小雪がぱらついて来た！雪が残る頂上近く、
黒い雲に覆われ薄暗くなる中、「箱根元宮」に参拝、
この天気の中「御朱印」を求めているカップルが数組、いるんだなあ～。
下り線のロープウエー、乗客が溢れるぐらいの乗客は珍しく「
おフランスの年配団体」雪煙に歓声？

帰り道、久しぶりに「箱根スカイライン」を使って箱根峠から湖尻に向かい、
御殿場経由のルート、何と日が差し青空がのぞいて来た！
今日一日、晴天あり、小雨あり、暗雲垂れる北風、おまけに静かに舞う雪にも遭遇しました。

百条委員会

昨日の「百条委員会」なんとなく空振りで新しい事が判明したわけでもない？
傍聴席から「ヤジ」が飛び二人が退場処分、見方によれば、
せっかく手に入れた傍聴券、なのにグダグダした話ではやり切れん、
ついついヤジってしまったのか？

最初の質問に立った自民党議員のおふた方、謝意と謙譲の善意を込めた
「訳わからん質問」聞いているとやはりヤジりたくなる。

11日から始まっている「百条委員会」、聞き出したいくつかの事柄を
モザイクのように組み立てて、暴き出すのは何か？やはり気にはなりますが、
「安全と安心」だけは明確にしてほしい。
「科学的安全」と「信頼される安心」との融合を
「専門家会議の委員」が言うように「政治的判断」で結論を出してもらいたくない。
一旦沸き起こった「わだかまり」を消し去るには、
恐らく長い年月が必要であり掛かるであろう。
場合によっては第3の空間の模索も必要かもしれません。

百条委員会で石原元都知事から、現小池都知事がはたき起こしたこの「騒動」、
訴訟ものと話していたが、旧知の間柄？まさか次の「都議選」に向けた
「煽動情報」をまき散らす「意図した話題創り」ではないでしょうな？