ウクレレ身元調査。

先日、オークションで家に来たOihataウクレレですが、お店で買ったものとは違い誰かのオーダーで作られたものの流出品と言う事は判っていました。
そこで、作者のOitahaさんに直接お尋ねしてみました。

2007年当時、ジェイクが弾くウクレレの詳細がよく判っていなかったそうで、見た目で寸法を推理して、そのオーダーした方と相談してこの大きさとスケールに成ったそうです。

現在のカマカスペシャルは一般的なテナーサイズだそうですが、その当時のものは少しスケールが長かったそうです（アルバムクロスカレント時代と仰っていましたが、自分はまったく知りません）。

そもそも、ジェイクモデルに拘っている訳では有りませんので音が良ければ其れでよしとします。
又、コアのウクレレに合う弦の話等、Oihata氏にお聞きしてみたところ、自分とほぼ同意見でしたので納得した次第です。（弦に関しては個人的な見解に成りますので、ここには書きません。好きなものを自分で選ぶのが一番と思います）

少し大きいと言っても、ギターに較べればどのウクレレも皆小さい訳で音はやはりギターよりはウクレレの音がします。

家に有るウクレレ、、人がカスタムオーダーして作ったものはこれが２本目です。

（ウクレレが好きな人がKヤイリにオーダーして、２年掛かって作ってもらったコンサート、マーチンのD28のイメージだそうです。でも、その人は暫く眺めてオークションへ、、、それがここに有ります） 

オーダーして作ってもらったものは、ティーズの２本と、シュン玉さんのテナー、、、シュン玉さんのものは本当に傑作だと思います。
  　
（サントリーウィスキー樽（ホワイトオーク材）から、マーチン3Mのイメージでコンサートを作ってもらったのが、2004の春のカスタムオーダーで出来上がったのはその年の秋でした。ティーズの高橋さんに作って頂きました）
 
（マーチンのテナーが欲しかったのですが、当時は中古を探すしか無くティーズの高橋さんに相談して作って頂きました。フルコピーではなくイメージですので基本はティーズのテナーを基本に材と塗り、ヘッドデザインやペグを選んでいます） 

また、故レイラニさんが作ったウクレレも貴重ですし、オーダーに近いものです（このカラーカッタウェーはショップオーダー品でした）。
特にミュージシャンのI氏が使っていたレイラニは、当時渋谷アコースティックデザインでUさんが改造しているところも見ていましたが家に来る運命とは不思議なものです。
このメイプルという材のウクレレは割と使っている人を見ますが、相性のいい弦はまだ見付けていません。