きま の ウクレレ二千百一夜

ウクレレは諦めない根気が大事!
きっと夢は叶う。

―全音ウクレレキット製作日記― 3

2004-06-26 22:05:02 | ウクレレビルド初級編
一般に販売しているウクレレでもバィンディングの有る物と無い物では1万円以上の値段の開きが有る物も珍しく有りません。
しかし、安価でも立派なバィンディングの入った物も有ります。
いずれにせよ、この装飾は好きと嫌いに拘わらず、ウクレレの価値感を高める要素の一つです。

さて、トップのバィンでングの接着ですが、
内側から白、黒(共に口輪用で余った0.5ミリの物)、最後にバインディングの白をタイトボンドで接着。

紙テープで押さえて、一日位時間を置きます。

トップ側のバィンディング接着。6/15
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 ボディーの完成迄、もう少しです。。
バインディングをトップの面と平になる様に、紙ヤスリでサンディングします。
その時、あまりトップの面は削らない様に注意して慎重にします。
バインディングは初めてにしては、出来はまあ納得出来る物で3Mとか5Kになる訳も有りませんが、何となく愛着がわきます。(細かい所は御愛嬌)

自分で作ると、ウクレレの見方が大分変わって来ます、良い勉強になりました。

隙間が開いた所は瞬間接着剤で細かく補修。
いよいよ最終的な仕上げの準備です。
バィンディングをトップと面一に。6/16
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し愛着が湧いて来る、、と同時に妥協も必要
ックに指番を仮接着して、紙ヤスリでグリップの具合を調整します。
後で剥がす為、端に2点、木工ボンドで。
本格的に接着するのは後です。
ここは、にかわを使うつもりです。
ネックは弾き易さを左右する所なので、じっくり時間を掛けてしたい所です。

ボディーとの仕込みの部分やヘッドの厚さ等、ここは楽器として大事な所ばかりです。
調整には時間を掛け慎重にするつもりです。
ネックのサンディング。6/16
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ボディーと平行していよいよ、ネックも調整。
ネックの感触やヘッド、ボディーにも納得する迄ヤスリを掛け、いよいよ次の段階に進みます。
あまりやすりを掛け過ぎると、今度は強度的に心配ですので、適当な所で終わりにします。
昼間、水に浸けておいた、にかわを小さな容器に移し(私はフィルムの入っていた容器)湯せんして、溶けたところで、筆で接着部に塗り、接着します。
仮に接着していたフィンガーボードはその前に剥がします。
塗装が先か、ネックの接着が先か迷いましたが有る程度形にしてから、塗装する方法を選択しました。
少し接合部に隙間が出来てしまいましたので、木の粉を隙間に入れ薄めたにかわを筆で塗りました。
ネックとボディーを接着。6/18
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にかわを初めて使いました。
ディーにスティン塗料を塗る、色はマホガニー色と言う焦げ茶の赤系の茶色にしてみました。
楽器によい塗料だかよく判りませんが、少し濃い茶色にしたかったので。
塗り終わったら、ウエスで拭き取りながら出来るだけむらを無くします。
でも、少しムラになりました。
又、マスキングしないで塗理ましたので、バィンディングも茶色になってしまいました。
後で、剥がさなければ成りません。

一度乾いたら、サンディングして今度はマスキングしてもう一度塗るつもりです。

その後、ニスを上塗りする予定で、現在は洗濯物と一緒にベランダで乾燥中。
針金のハンガーを切って、ぺグの穴に通してぶら下げていますが、結構塗料が匂います(シンナー臭い)。
ステインのマホガニ色で着色。6/19
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マーチンの様な色にしたいのですが。
 
最初の塗装から3日乾かしヤスリ掛けをした後、もう一度塗って乾かした所、色が少々濃過ぎるのでサンディングで可成り落としましたが、基本的に少し色が濃かったと思います。

しかし、他にこのような色のウクレレが有る訳でもないので、良い事にしました。
後少しヤスリ掛けをした後、ボードとブリッジの位置の塗装を剥がし、マスキングするか、そのまま接着するか思案中。その後、ニス塗に入る予定です。
マホガニ色で着色の後ヤスリ掛け。6/24
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イメージより少しチョコレート色に。
フィンガーボードを貼る部分、ナットの部分、ブリッジの位置の各々の部分の塗装を紙ヤスリで剥がします。
塗装してあると、接着しても剥がれるそうです。

剥がす部分の周りにマスキングテープを貼り位置を決めます。
又ブリッジの位置も12フレットX2プラス2ミリの処にブリッジが来るような位置に決めましたが、最終的には微調整しようと思います。
接着部分の塗装を剥がす。6/25
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各部分の位置を出来るだけ正確に出す。
 
ニスを塗ってから作業するか迷いましたが、部品を接着てから、最終的にニスを塗ってゆく方式にしまし

総て塗装してから接着する様に指示しているホームページが多いと思いますが、ボードのサイドまでニス塗にしたいので、先に貼る事に、ナットとブリッジは後でもよかったのですが、ついでに接着してしまいました。
これは総てにかわを用いました(先日コーヒーの空き瓶に造り置きしてある物を、湯煎して使用)。
にかわは接着後は強力ですし、又剥がす事が出来、工作には非常に便利です。
今迄こんなに便利な物を何故使わなかったのか不思議な位マイナーですが、実に便利でしかも安価です。
各パーツを接着しました。6/25
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一歩完成に近づいたが、、。
パーツの接着も終わり、ネックの握りとフレットボードの合わせ目の段差をヤスリで調整、そして剥げた所を茶色に着色。
その後、ニス塗の為の準備のマスキングをします。

そして、セラックニスを塗りました。セラックニスは速乾性が有り、直ぐにムラに成ったり割と塗りにくく、手早くさっと塗る必要が有り、又アルコールには溶けますが、ラッカー薄め液では固まってしまいます。(分離する)
後で300~400番位のヤスリで、一度磨き、再度塗重ねてゆく予定です。
ついにセラックニスを塗りました。6/26
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塗装初体験で難しい。

御注意:製作の参考にされる方で、塗装に経験、自信の無い方は、透明ラッカースプレー等をお勧めします。現在ニスで悪戦苦闘していますので、くれぐれも塗装には御注意を。



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