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今だから話せる事って有ります。
まだ、大学生で写真家のアシスタントをしていた頃の事です。
夜は撮影したものを毎日の様に自宅暗室でプリントしていたりして研究していました。
夜中迄暗室をしている事を知っているガール・フレンドが夜の1時~2時によく電話をしてきました。
今の様に携帯が無い時代ですから、家の黒い電話より他に連絡のしようも無いです。
「これから、原宿のアパートに来ない」、、2時に暗室を中断して車で出て行きます。
当時、何でも親に世話になっていました、、写真家のアシスタントは無給ですから車なんか持てる訳も無いです。
MAZDAのRX3 13Bという黒い車でした。
神宮前に近いアパートに付くと狭い路地に車を停めます、、駐車禁止も今の様に煩く無かった時代です。
彼女(ピンキーというニック・ネーム、、ピンキーとキラーズから取ったみたいでした)は有名なK島というデザイナーのブティックでファッション・デザイナーの卵でした。
とは言え、実際に服を作る手伝をしていたのですから、カメラマン・アシスタントよりはずっと自立した生活をしていました。
アルバイトで、誰かの洋服を夜中に作っていてお腹が空いたから、ユアーズで何か買って来てくれと言うのです。
ユアーズと言うのは当時はとても流行っていた青山通りに有った24時間営業のスーパーでした。
その頃の原宿は夜中に成れば真っ暗で、数件のお店が空いていただけです。
その内に、何かつまらない事で口論に成り、帰ろうとしたら「チョコレートを買って有るから持って行って」といいました。
、、、「甘いものは要らないよ」と言って、、別れてそれっきりでした。
チョコレートが渡したくて呼び出されたと言う事に気がついたのはずっと後の事でしたが、その出来事以来どうにもバレンタインのチョコレートにはまったく縁が無く成ってしまったのです。
と言う訳で、今年も仕事では沢山のチョコレートを撮影しましたが、貰う宛も無く煎餅でも買って食べようかと思うのでした。
◯ 以前、ストラップ・ピンを打ったシュン玉・ウクレレのストラップ・ピンのネジが気になり、緩めていたところやはり少しネジ穴から木部に軽いクラックが認められました。
どうしても、ストラップで力が入るところですので、ボディーとピンの間にナイロン、或はポリウレタン・コルクの様なワッシャーを入れると衝撃が緩和されます。
今回は、フェルトの余り布でワッシャーを作り一度ネジを緩めて間に入れてみました。(過去に自分がやったウクレレも一度ネジを緩めて、作例を見て同様の処理をして欲しいと思います・改造は基本的には自己責任でお願いしますね)
昔の写真が無く、イメージに古い写真を使いましたが、色が可成り変色しています。
フォトショップである程度昔の色が甦ります。
古い写真を見て気が付きましたが、カメラマンに成る前のカメラはハーフ判の1眼レフ、、オリンパス・ペンFで撮っていました。
車の写真は探したのですが、見つからずにネットから写真をお借りしました。
今はまったくわかりませんが、青山通りには、A田ジュンさんのお店やMハナエさんの店もありましたね。(記憶ちがいかもしれませんが)
これからバブルを迎えるのを予知させるような青山通りでした。
業務連絡:W田さんに7つの水仙の楽譜を作ってもらいました。
荷重はピンを横へ引っ張るわけですから
へたをするとネジが曲がるか、
ネジ穴がばかになっていく可能性もあります。
ボトムに打つピンに比べるとネックヒールは小さいのでリスクが大きいです。
確かにMハナエさんのビルが有った様な、、。
セントラルアパートの下にブテッィクが有ったり、並木道が有って今よりずっとのどかな感じだったと思う。
夜中にやっているお店は少なくて、当時はお金もないので大体がピラフとか、、青山ボールのピザとか食べていた様に思います。
業務連絡:W田さんフォークには詳しく無いと言ってたけど、さすがにこれは知っていたのね。
挟むと言っても、本当に僅か、、初めからプラのワッシャーが付属しているピンも有ります。
又、ギターの方達はコルクでワッシャーを作っていました。
このネジが長くて太いので、時々点検は必要ですね。
平面でない所に付けた1箇所だけは、薄いゴムも足してあります。
フェルトも本当にぎゅっとねじ込む1歩手前くらいです。
勿論、ぎゅっとねじ込んでもどうも成らないとは思いますが、長い目で見るとヒビが入る可能性も有ると思う。
兎に角、一度緩めて何かしら挟む事が木部を傷めない方法だと思います。