2015年11月7日(土) マチネ 新国立劇場・中劇場 1階 13列 カミテブロック センターより
ジョルジオ・バケッティ大尉=井上芳雄、クララ=和音美桜、フォスカ=シルビア・グラブ、リッチ大佐=福井貴一、タンボウッリ軍医=佐山陽規、トラッソ中尉=伊藤建人、リッツォッリ少佐/ルドヴィク伯爵=原慎一郎、バッリ中尉(獣医)=KENTARO、ロンバルディ軍曹(コック)=藤浦功一、アウジェンティ(兵士)=内藤大希、他。
作曲・作詞=スティーブン・ソンドハイム、台本=ジェームス・ラパイン、翻訳=浦辺千鶴、訳詞=竜真知子、音楽監督=島健、演出=宮田慶子、他。
19世紀のイタリア、ミラノ。騎兵隊の兵士ジョルジオは、美しいクララとの情熱的な逢瀬に夢中になっている。しかし、ほどなくして彼は、ミラノから辺鄙な田舎への転勤を命じられ、その地で上官リッチ大佐の従妹フォスカに出会う。病に冒されているフォスカは、ジョルジオを一目見て恋に落ち、執拗なまでに彼を追いかけるようになる。クララへの愛に忠誠を誓い、フォスカの愛を受け入れないばかりか、冷たくあしらうジョルジオだったが、やがて……。
(あらすじは公式HPより)
そーいえば新国立劇場でミュージカルを観るのは初めてかも。
それにしても女子率の高さよ!明日が東京公演千秋楽ということで、遠征組も含めて満員御礼だった。
新国立の中劇場はストプレの印象しかないから、ちょっと音響が心配でした。今回軽いバンド程度の編成かと勝手に(笑)思ってたら、ちゃんとしたオケが入ってた。
オケの音(演奏のレベルは高し!)はまぁ大丈夫だったけど、俳優のセリフや歌声が「マイク通してます!」って聞こえて(^_^;)。舞台が近いワリに遠く感じた。
なんか既に観劇した方のレポを読ませていただいたら、内容がドヨーン系だったので楽しみなのか不安なのか解らなかったけど、観た感想としては“くらい!こわい!+ツッコミ所満載w”
ヨシオ君と和音さんのベッドシーンからスタート。え、ここの所ハダカは見慣れている(?)もんで。あの位なら無問題っすよww
美しい天使のような恋人(ひ・と・づ・ま)のクララと秘密の逢瀬。幸せに満ちあふれたジョルジオは田舎の部隊へと。辺鄙すぎて部隊の仲間はダラダラしてるしギャンブルに酒、うわさ話などでヒマをもてあましてる。そこへ真面目で読書好き+オトコマエのジョルジュ(しかも大尉だし!)が赴任してきて、若干面白くない感。
上司である大佐のリッチは理解があるんかと思えば2幕はあんな事に(なんでやねん!)そりゃイトコであるフォスカに対して負い目を抱いているのは解るけど、何だか理解しがたい行動をとるんだよね~
理解しがたい行動、と言えば一番は軍医のタンボウッリだよ!おまえが蒔いた種ぢゃないかっ!おい!それなのに2幕後半では「こんな狂った連中に付き合いきれない!」だって?結局何したかったのか、このヒトは?
とにもかくにもシルビア・グラブさん演じるフォスカの怪演(この字は本当に相応しい)。こわい…こわすぎる。完全なるストーカー。病気がちで先が短い&神経過敏で狂ったように叫びまくる、という設定なのだが、なにしろ健康&元気そのもの、な印象のシルビアさんが演じてるので、途中でフォスカは本当は丈夫なんぢゃないのか?(滝汗)と疑いたくなるw
「きゃー!」って叫んで倒れれば何とかなると思っている勘違い女ぢゃなかろうか、とか(違)
いやはや… てか病気休暇でミラノに戻るジョルジオを追って電車に乗ってくるし!なかば強引に手紙書かせてるし(てかジョルジオも書くなよ!)→ほーら、その手紙が あーなってさ。
あーもう!ジョルジオも優しいんだか煮え切らないんだか良く解らないし…
「おいおい」「こらこら」とツッコミ所が満載すぎて。
ミラノに戻ったジョルジオはクララに「結婚しよう」「子供(クララの)も一緒に逃げようよ」「生活は何とかなるよ」って暴走しちゃうんだけど、ジョルジオからくる手紙にはフォスカの事ばかり書いてあり、夫と子供がいる手前、離婚もできないクララは断るのだった。そしたらば!
ジョルジオは「自分は(クララを)愛していたけど愛されていなかった」「本当に愛してくれたのはフォスカだけだ」ええーーーーー!?
んでもって虫の息のフォスカの寝室に行き、愛を告白し最後に結ばれたんだろう。
てかその前に、あの手紙が原因で(たぶん)リッチ大佐とジョルジオは決闘だし…。
色々納得行かなすぎですorz
曲はソンドハイムなので例によって例のごとく難曲揃い。すくなくとも帰り道でハナウタ、とかいうレベルではない(笑)
それを歌いこなせていたプリンシパルキャストは凄いと思う。
それと照明が結構良かった(中川隆一)。舞台も思った以上に広い中劇場だけど、余りまくっているという印象は少なかった。
e+貸切公演の為、終演後に挨拶あり(井上・シルビア・和音)。明日で東京公演終わり、すぐに兵庫公演(強行スケジュール)、との事。
和音さんは兵庫でおいしいモノが食べたい、と食事の心配ばかりしていた♪
シルビアさんは役とのギャップが激しいので挨拶するときは戸惑いがあるとかw(そりゃそうだ…)
その後 貸切公演では恒例(?)になった、というKENTARO・伊藤・原・内藤・藤原による国境第四警備隊(確かこんな名称)の5人が登場。
突然 内藤さんのクチから「ととのいました!」と ねずっちかよ(笑)の謎かけ開始(合いの手・原)
「e+と掛けまして、野球の満塁ホームラン2本と解きます。その心は… 8点(発展)でしょう」とか、結構「お~~」という歓声もあがる謎かけでしたw
その後5人が「いーぷらーーーす」とハモりも披露!
本編とは打って変わって(オイ!)楽しい挨拶となりました。
ジョルジオ・バケッティ大尉=井上芳雄、クララ=和音美桜、フォスカ=シルビア・グラブ、リッチ大佐=福井貴一、タンボウッリ軍医=佐山陽規、トラッソ中尉=伊藤建人、リッツォッリ少佐/ルドヴィク伯爵=原慎一郎、バッリ中尉(獣医)=KENTARO、ロンバルディ軍曹(コック)=藤浦功一、アウジェンティ(兵士)=内藤大希、他。
作曲・作詞=スティーブン・ソンドハイム、台本=ジェームス・ラパイン、翻訳=浦辺千鶴、訳詞=竜真知子、音楽監督=島健、演出=宮田慶子、他。
19世紀のイタリア、ミラノ。騎兵隊の兵士ジョルジオは、美しいクララとの情熱的な逢瀬に夢中になっている。しかし、ほどなくして彼は、ミラノから辺鄙な田舎への転勤を命じられ、その地で上官リッチ大佐の従妹フォスカに出会う。病に冒されているフォスカは、ジョルジオを一目見て恋に落ち、執拗なまでに彼を追いかけるようになる。クララへの愛に忠誠を誓い、フォスカの愛を受け入れないばかりか、冷たくあしらうジョルジオだったが、やがて……。
(あらすじは公式HPより)
そーいえば新国立劇場でミュージカルを観るのは初めてかも。
それにしても女子率の高さよ!明日が東京公演千秋楽ということで、遠征組も含めて満員御礼だった。
新国立の中劇場はストプレの印象しかないから、ちょっと音響が心配でした。今回軽いバンド程度の編成かと勝手に(笑)思ってたら、ちゃんとしたオケが入ってた。
オケの音(演奏のレベルは高し!)はまぁ大丈夫だったけど、俳優のセリフや歌声が「マイク通してます!」って聞こえて(^_^;)。舞台が近いワリに遠く感じた。
なんか既に観劇した方のレポを読ませていただいたら、内容がドヨーン系だったので楽しみなのか不安なのか解らなかったけど、観た感想としては“くらい!こわい!+ツッコミ所満載w”
ヨシオ君と和音さんのベッドシーンからスタート。え、ここの所ハダカは見慣れている(?)もんで。あの位なら無問題っすよww
美しい天使のような恋人(ひ・と・づ・ま)のクララと秘密の逢瀬。幸せに満ちあふれたジョルジオは田舎の部隊へと。辺鄙すぎて部隊の仲間はダラダラしてるしギャンブルに酒、うわさ話などでヒマをもてあましてる。そこへ真面目で読書好き+オトコマエのジョルジュ(しかも大尉だし!)が赴任してきて、若干面白くない感。
上司である大佐のリッチは理解があるんかと思えば2幕はあんな事に(なんでやねん!)そりゃイトコであるフォスカに対して負い目を抱いているのは解るけど、何だか理解しがたい行動をとるんだよね~
理解しがたい行動、と言えば一番は軍医のタンボウッリだよ!おまえが蒔いた種ぢゃないかっ!おい!それなのに2幕後半では「こんな狂った連中に付き合いきれない!」だって?結局何したかったのか、このヒトは?
とにもかくにもシルビア・グラブさん演じるフォスカの怪演(この字は本当に相応しい)。こわい…こわすぎる。完全なるストーカー。病気がちで先が短い&神経過敏で狂ったように叫びまくる、という設定なのだが、なにしろ健康&元気そのもの、な印象のシルビアさんが演じてるので、途中でフォスカは本当は丈夫なんぢゃないのか?(滝汗)と疑いたくなるw
「きゃー!」って叫んで倒れれば何とかなると思っている勘違い女ぢゃなかろうか、とか(違)
いやはや… てか病気休暇でミラノに戻るジョルジオを追って電車に乗ってくるし!なかば強引に手紙書かせてるし(てかジョルジオも書くなよ!)→ほーら、その手紙が あーなってさ。
あーもう!ジョルジオも優しいんだか煮え切らないんだか良く解らないし…
「おいおい」「こらこら」とツッコミ所が満載すぎて。
ミラノに戻ったジョルジオはクララに「結婚しよう」「子供(クララの)も一緒に逃げようよ」「生活は何とかなるよ」って暴走しちゃうんだけど、ジョルジオからくる手紙にはフォスカの事ばかり書いてあり、夫と子供がいる手前、離婚もできないクララは断るのだった。そしたらば!
ジョルジオは「自分は(クララを)愛していたけど愛されていなかった」「本当に愛してくれたのはフォスカだけだ」ええーーーーー!?
んでもって虫の息のフォスカの寝室に行き、愛を告白し最後に結ばれたんだろう。
てかその前に、あの手紙が原因で(たぶん)リッチ大佐とジョルジオは決闘だし…。
色々納得行かなすぎですorz
曲はソンドハイムなので例によって例のごとく難曲揃い。すくなくとも帰り道でハナウタ、とかいうレベルではない(笑)
それを歌いこなせていたプリンシパルキャストは凄いと思う。
それと照明が結構良かった(中川隆一)。舞台も思った以上に広い中劇場だけど、余りまくっているという印象は少なかった。
e+貸切公演の為、終演後に挨拶あり(井上・シルビア・和音)。明日で東京公演終わり、すぐに兵庫公演(強行スケジュール)、との事。
和音さんは兵庫でおいしいモノが食べたい、と食事の心配ばかりしていた♪
シルビアさんは役とのギャップが激しいので挨拶するときは戸惑いがあるとかw(そりゃそうだ…)
その後 貸切公演では恒例(?)になった、というKENTARO・伊藤・原・内藤・藤原による国境第四警備隊(確かこんな名称)の5人が登場。
突然 内藤さんのクチから「ととのいました!」と ねずっちかよ(笑)の謎かけ開始(合いの手・原)
「e+と掛けまして、野球の満塁ホームラン2本と解きます。その心は… 8点(発展)でしょう」とか、結構「お~~」という歓声もあがる謎かけでしたw
その後5人が「いーぷらーーーす」とハモりも披露!
本編とは打って変わって(オイ!)楽しい挨拶となりました。
突っ込みどころ満載と聞けばもう黙ってはおられませぬ~!
この公演見たかった~!!!
フォスカ様の怪演が見たかったし~!
音楽聞きたかったし~!
和音さんとヨチオ様が先の無いやるせない関係にグダグダな二人ってのをどのように演じてらっしゃったのか気になってマスタ!
ていうか!いつも軍人姿に定評のあるヨチオ様の紛争姿が見たかったよ~!
ってなわけで姉さんのレポ。ゴチでございました♪
興奮して誤字!(笑)
追加公演が決まったりしていたのに
始まってみたら、チケット手放す人が
結構いたみたいですね。
すべての芝居にハッピーエンド、
大団円を求めてはいませんが、
こういう「執着や執念が最後に実を結ぶ」
みたいな終わり方は本当に後味が悪くて
私はこの手の作品は苦手です・・・。
井上くん、シルビアさんはじめ、
役者さん達が熱演だっただけに
「このメンバーなら、もっと明るい
爽やかな物語で観たかったな」
と勝手に思ったりしました
友人のFさんも観劇ご一緒だったのですが、八女さんならどう解釈したかな~と意見交換してましたw
音楽は相変らず(笑)難しかったです。歌い出しは何処なんだ!と思いました…
ヨシオ君の軍服&苦悩な役は、もうテッパンでしょう!当代きっての軍服役者ぢゃないかと(笑)
和音さんクララが光を放ち、女性的で柔らかく衣装も素敵な反面、シルビアフォスカのモノトーンな衣装、シャドウ入りまくりのメイクとおどおどした言動、の正反対の女性像でした。
ちょっと内容がなぁ…(^_^;)
>たかのり様
そうですね…
いざフタを開けてみたら、あんな感じじゃ2回・3回観ようと思っていたヒトも手放してしまうかも知れませんね。
チラシや公式HPとのギャップもあったかも。
「執着や執念が最後に実を結ぶ」!
実を結んだのがフォスカ一人、っていうのも何だかなぁ…
結局ジョルジオもアッチの世界に行ってしまったようだし。
本当にキャストの皆さん、さらにオケも申し分無いだけに残念でした。
私的な救いは、この作品が年内最後では無かった、という事ですw
miniさまの前日、日(金)に"フレックスまで使い"観にいきました。
とにもかくにも、怖すぎる&変すぎる&不可解なお話でございましたね。
いちいちフォスカの言いなりになってやるあたりおっしゃる通り(本当、おいおい、こらこら…でした)。
途中から何か嫌な予感はしたのですが、結局フォスカに落ちる顛末。
正直、クララの保身ばかりの愛を「違う」と思ってしまったのはわかるんです。
だからって何故に、ひとり勘違いの粘着質でアタマおかしい(すみません※)な、ゾンビみたいな(更にすみません※)な怖い女に落ちなアカンのか?
(※シルビアさんは好きです、誤解なきよう…ホンマすみません)
ジョルジョさ、君イケメンなんだしまだ若いんだし(年はカンケーないか)、恋なんてこれからいくらでもできるでしょうに。
若くて明るくて可愛い女性、少なくともフツーの女性は君の周りにひとりもいないのか?????と。
おっしゃるように、大佐も「なんでそーなるの???」だし、軍医には「オメーが元凶だろーが!」とドツキたくなるし。
前半怖すぎ&後半呆気にとられまくってましたが、終わってみれば、実はジワジワ面白かったりします。
もしや毒気に当たったのでしょうか。
ぴあ特別講演だったので、同様、終演後挨拶がありました。
やっぱりシルビアさんの明るさがギャップ大。
芳雄君に「お客さまがとまどうのでキャラ崩壊しないように」と叱られ、ゾンビキャラ復活、笑。
和音さんはジョルジョに捨てられたのがよほど納得できないのか、何度も「もやもやしてるんです(正しい台詞忘れました)」とぼやいて笑いを誘ってました。
ところで、折角ミュージカルだったのに、何だか歌がさっぱり記憶に残っていません。
難解だったからか、ストーリーにヤラレすぎたからかはわかりませんが、兵庫で聞き直す元気はちょっとありません、笑。
翌日、ダンスオブヴァンパイアを観劇(神田・良知・森山)。
実はこれまた初見のヴァンパイアでしたが、楽しかったです~!!
また行きたい・・・
パッションだけで帰ることにならずよかったよかったです。
まぁ何となくイヤな予感はしてましたが…(^_^;)
新国立で上演、というのも少しはあったかも知れませんね~
アレがコクーンとかだったら、また別の表現方法も?(ほら、ね…)
ジョルジオの心境の変化が余りにも急展開に思えて、その点も納得が行かなかったですね。
列車での会話が一番ネックだったのかな?
やっぱり演じてらしゃるキャストも「もやもや」してるんですねw
そんな(!)作品とは打って変わって「ダンス・オブ・ヴァンパイア」!
帰り道は楽しいに越したことはありませんね~♪