城郭探訪

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佐和山城と東山道

2015年01月18日 | 戦国山城

   連続講座「近江の城郭」 第3回 佐和山城と東山道 

 佐和山城は、南北近江の境界に位置する「境目の城」として、中世から京極氏・浅井氏と六角氏の争奪戦が繰り広げられた城です。信長時代・秀吉時代にも水陸両方の交通の要衝として、重臣が配置されました。

信長の佐和山城包囲網

特に秀吉時代には、東方の脅威であった徳川家康に備えて、東山道を守る城として堀尾吉晴が置かれ、その後五奉行の一人石田三成の居城となりました。

このように、佐和山城は東西日本の境目の要衝としても極めて重要な役割を担っていました。

また、最近実施された城下町の発掘調査では、屋敷割や堀跡など、その実態に迫る成果が見つかっています。

 今回の講座では、佐和山城や城下町の遺構を、文化財専門職員の案内で御覧いただきます。

 1.日時 平成27年1月18日(日) 9:40~16:30

      近江鉄道鳥居本駅集合・解散 

2.場所 講義:鳥居本地区公民館(彦根市鳥居本町1491-6)

  現地見学:佐和山城跡(彦根市古沢町・鳥居本町)

3.行程 近江鉄道鳥居本駅→鳥居本地区公民館(講義・昼食)→佐和山城跡→近江鉄道鳥居本駅 全行程約8km ※山道あり

  講義「佐和山城下の発掘調査」 畑中英二(滋賀県教育委員会文化財保護課)

現地見学会  (彦根市教育委員会文化財課専門職員)

佐和山城外堀内堀

         本日も訪問、ありがとうございました!!感謝!!

 


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