城郭探訪

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三田村屋敷 近江国(近江町)

2015年12月17日 | 居館

お城のデータ

所在地:米原市 (旧:坂田郡近江町)宇賀野 map:http://yahoo.jp/XVVai5

現  状:宅地、竹藪

区 分:居館

遺 構:屋敷跡・条里制の畦畔遺構

築城期:室町期

築城者:三田村氏

目標地:坂田駅

駐車場:宇賀野公民館

 2000年に試掘調査実施:近江町報21

訪城日:2015.10.4

お城の概要

 坂田小学校に南(坂田駅の北)に巾1mの水路の巡る竹藪が在る。この中には、土塁も存在しないがあえて引き込んだ感の折れ曲がりながら巡る水路が残る、この構えは「武家屋敷と庭」跡と推測できる。この屋敷住人は三田村氏と推測する。

歴 史

詳細は不明だが、

 三田村氏は京極家の根本被官で東浅井郡浅井町三田の三田村城。が浅井氏の時代にはその重臣として横山城守った一族。ところが、島記録の元亀二年十一月二十八日付け書面には「三田村今井縁者に成時・・・・」また天正四年の事として「・・・三田村殿香典ニアリ・・・」とし、定清の老母に死に際して香典を送ったことが記されている。両者は共に5年間の出来事。更には大字宇賀野と数キロに位置する横山城とかかわる事、また宇賀野には三田村氏の分派し数軒現存することなど勘案すると、場合によれば、同氏が島記録見える前後に宇賀野に住した可能性は高い。

坂田駅からの遠景

 

参考資料:滋賀県中世城郭分布調査「旧坂田郡の城」6、史跡ウォーカー

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