城郭探訪

yamaziro

・鵜川四十八体石仏群

2013年06月17日 | ブロガーによる歴史探訪情報発信

 

国道161号線を旧西近江路に折れ北進すると、草深い山中の墓地に、花崗岩石で作られた高さ1.6mの阿弥陀如来像群が見られます。この仏像群は、室町時代後期に観音寺城(現安土町)城主の佐々木六角義賢が亡き母の菩提を弔うため、観音寺から見てちようど対岸にあたる鵜川に建立したものです。   

東(安土観音寺城)を向いて静かに並んで座っている石仏は、大きさも少しずつ異なり、慈愛に満ちた顔・あどけない顔・ユーモラスな顔など、姿もそれぞれ異なっています。
 現在、鵜川に33躰が、大津市坂本の慈眼堂に13躰が、それぞれ安置されており、残り2躰は行方知れずになっています。

 白髪浜

近江には、優れた石仏が多く、狛坂廃寺の石仏(奈良時代)をはじめ、花園山中の不動明王(鎌倉)、比叡山西塔の弥勒(みろく)菩薩(鎌倉)、鵜川の四十八体仏(室町)など、それぞれの時代にわたって、美しい作を見ることが出来る。
白洲正子が愛した近江・・・『かくれ里』より

 高さ1.6mもある花崗岩石製の阿弥陀如来像群。戦国時代に観音寺城主の佐々木六角義賢が亡き母の菩提を弔うために建立した。

住所: 滋賀県高島市鵜川                                                                                               問い合わせ先:                                                                                                      アクセス: JR湖西線近江高島駅よりバス鵜川下車徒歩15分、駐車場:石仏前に普通車5台                                                                         ・・・・団体・バス受入: 否

 

 

参考資料:パンフレット各種・現地説明板・専門員のガイド説明・PCホームページ・blog 等々

本日も、訪問ありがとう御座いました!


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