(前回の成功に気を良くして(? 笑)、今日、再びクロスバンズを焼きました。)
昨日お伝えしたホット・クロス・バンズのレシピです。3種類のレシピを参照しましたが、そのなかで一番よさそうだと思ったJeffrey Hamelman著の"Bread: A Baker's Book of Techniques and Recipes"という本に載っていた、"Traditional English Hot Cross Buns"のレシピを基本に、それをところどころ私の好みに合わせてアレンジしたものです(バターと糖分とイーストの分量をそれぞれ少なめにしたのが主な変更点)。でもこのレシピは私がふだん焼くイーストのパンに比べて、イーストの分量がかなり多いです。なので発酵の時間もすごく短い! 思い立ってその日のうちに焼けるのが、このレシピのうれしいところかな?
<レシピ>
***材料(12個分)***
A: Sponge(下準備用の生地。日本語で何と呼んでいるのかわからないので、とりあえず英語のままで。)
強力粉 40g
牛乳 190g
砂糖(お好みの砂糖で) 大さじ1/2
ドライ・イースト 小さじ2
B: メインの生地
強力粉 340g
バター 40g
卵 大1個
砂糖 大さじ1
塩 ひとつまみ
Allspice(なければシナモンとクローブとナツメグの組み合わせ、またはどれか一つか二つのみでも可) 大さじ1/2
カラント(干し黒すぐり) 50g
上記AのSponge生地
C: 十字架模様のためのペースト
なるべく肌理の細かい薄力粉 100g
植物油 30g
水 70-80g(ペーストが適度な堅さになるように調整)
D:シロップ
砂糖 大さじ2
水 大さじ2
***作り方***
(1)Aのスポンジ生地をすべて合わせて滑らかになる程度に混ぜ合わせ、26-27℃ (80°F)で30-40分間(または生地がもとの3-4倍にふくらむまで)置いておく。
(2)Bの生地の材料を、(スポンジ生地とカラントをのぞいて)全て混ぜ合わせ、生地がある程度まとまって来たら(肌理の細かいパン粉のような状態)、まずスポンジ生地を加えてさらによくまとまるまで生地をこね(普通のパン生地のような状態)、さらにカラントを加えてカラントが均等に行き渡るように生地を捏ねる。
(3)1次発酵約1時間。途中30分でいちど優しくガス抜き。
(4)生地が2倍くらいに膨らんだら、スクレイパーなどで12等分し、それぞれ手で形よく丸める。オーブン用天板に等間隔に並べ、ラップなどをかけて乾燥しないようにして発酵させる。(生地は膨らむので、ある程度互いの間隔をあけて並べること。)
(5)2次発酵(ベンチタイム)約1時間。オーブンの予熱を始める。オーブンの温度は210℃(440°F)。
(6)ベンチタイムの間にクロス用のペーストを作る。Cのペーストの材料をすべて混ぜ合わせて、ちょうどいい堅さに調整する。
(7)ベンチタイム終了後に、絞りだし袋にペーストを入れて、バンズひとつひとつにクロスを入れていく。
(8)オーブンに天板を入れ、約14-16分、美味しそうな焼き色がつくまで焼く。
(9)焼いている間にシロップを作る。Dのシロップの材料全てを鍋に入れて、焦げ色がつかないように注意しながら沸騰直前まで温め、そのまま置いておく。
(10)焼き上がり直後のバンズにシロップを塗ってできあがり。焼きたてが一番おいしい(らしい)けど、翌日に半分に割ってトースターで軽く焼いて食べるのも美味しい。
という感じです。
普段からお世話になっている友人二人のお宅に持っていこうと思い、今日再びホットクロスバンズを焼いたのですが、今日はイーストの調子が悪かったのか、なぜか発酵がいっこうに進まず、結局1次発酵と2次発酵ともに前回の2倍以上の時間がかかってしまいました。なので今日は結局お届けできず…
でも気長に待った甲斐あって、一応最後にはちゃんと膨らんで、なかなか美味しそうに焼き上がってくれたので、Easter Mondayの朝食には間に合わないけど、明日それぞれのお宅に届けようかなと思っています。喜んでもらえるといいな。
ちょうどクロスバンズにクロス模様を入れているところに、偶然エイマーのお母さんからビデオチャットの電話が入り、私が絞りだし袋を持ってバンズに向かっているところをリアルタイムでエイマーのお母さんに見てもらいました。さすがエイマーが「イースターにはホットクロスバンズ!」と熱心に言っていただけあって、お母さんもやっぱりホットクロスバンズがお好きなよう。「あら!美味しそうね!! エイマー、かなり喜んでるでしょう~」とお見通しで、さらに「私たちもGood Fridayの朝にはすごく美味しいクロスバンズを食べたわよ! NZであなたたちの結婚披露宴のウェディング・ケーキを作ってくれたベイカリーのクロスバンズ!これはね~チョコレート入りなのよ~」などと嬉しそうに言ってました。 お母さんの今の結婚相手のピーター(大きくて優しげで、なんかサンタクロースみたいな人)も、「ほっほ~。クロスバンズ! 美味しそうじゃないか~」と目を細め(口調までサンタっぽい?)、「ほら、こっちに投げてくれ!」なんて冗談を飛ばしてました。
いいタイミングでビデオチャットの電話が入ったおかげで、私がエイマーの好物のクロスバンズ作ってるところを見てもらって、ちょっと点数稼いじゃったかな~?(なんちゃって、冗談です(笑))。
昨日お伝えしたホット・クロス・バンズのレシピです。3種類のレシピを参照しましたが、そのなかで一番よさそうだと思ったJeffrey Hamelman著の"Bread: A Baker's Book of Techniques and Recipes"という本に載っていた、"Traditional English Hot Cross Buns"のレシピを基本に、それをところどころ私の好みに合わせてアレンジしたものです(バターと糖分とイーストの分量をそれぞれ少なめにしたのが主な変更点)。でもこのレシピは私がふだん焼くイーストのパンに比べて、イーストの分量がかなり多いです。なので発酵の時間もすごく短い! 思い立ってその日のうちに焼けるのが、このレシピのうれしいところかな?
<レシピ>
***材料(12個分)***
A: Sponge(下準備用の生地。日本語で何と呼んでいるのかわからないので、とりあえず英語のままで。)
強力粉 40g
牛乳 190g
砂糖(お好みの砂糖で) 大さじ1/2
ドライ・イースト 小さじ2
B: メインの生地
強力粉 340g
バター 40g
卵 大1個
砂糖 大さじ1
塩 ひとつまみ
Allspice(なければシナモンとクローブとナツメグの組み合わせ、またはどれか一つか二つのみでも可) 大さじ1/2
カラント(干し黒すぐり) 50g
上記AのSponge生地
C: 十字架模様のためのペースト
なるべく肌理の細かい薄力粉 100g
植物油 30g
水 70-80g(ペーストが適度な堅さになるように調整)
D:シロップ
砂糖 大さじ2
水 大さじ2
***作り方***
(1)Aのスポンジ生地をすべて合わせて滑らかになる程度に混ぜ合わせ、26-27℃ (80°F)で30-40分間(または生地がもとの3-4倍にふくらむまで)置いておく。
(2)Bの生地の材料を、(スポンジ生地とカラントをのぞいて)全て混ぜ合わせ、生地がある程度まとまって来たら(肌理の細かいパン粉のような状態)、まずスポンジ生地を加えてさらによくまとまるまで生地をこね(普通のパン生地のような状態)、さらにカラントを加えてカラントが均等に行き渡るように生地を捏ねる。
(3)1次発酵約1時間。途中30分でいちど優しくガス抜き。
(4)生地が2倍くらいに膨らんだら、スクレイパーなどで12等分し、それぞれ手で形よく丸める。オーブン用天板に等間隔に並べ、ラップなどをかけて乾燥しないようにして発酵させる。(生地は膨らむので、ある程度互いの間隔をあけて並べること。)
(5)2次発酵(ベンチタイム)約1時間。オーブンの予熱を始める。オーブンの温度は210℃(440°F)。
(6)ベンチタイムの間にクロス用のペーストを作る。Cのペーストの材料をすべて混ぜ合わせて、ちょうどいい堅さに調整する。
(7)ベンチタイム終了後に、絞りだし袋にペーストを入れて、バンズひとつひとつにクロスを入れていく。
(8)オーブンに天板を入れ、約14-16分、美味しそうな焼き色がつくまで焼く。
(9)焼いている間にシロップを作る。Dのシロップの材料全てを鍋に入れて、焦げ色がつかないように注意しながら沸騰直前まで温め、そのまま置いておく。
(10)焼き上がり直後のバンズにシロップを塗ってできあがり。焼きたてが一番おいしい(らしい)けど、翌日に半分に割ってトースターで軽く焼いて食べるのも美味しい。
という感じです。
普段からお世話になっている友人二人のお宅に持っていこうと思い、今日再びホットクロスバンズを焼いたのですが、今日はイーストの調子が悪かったのか、なぜか発酵がいっこうに進まず、結局1次発酵と2次発酵ともに前回の2倍以上の時間がかかってしまいました。なので今日は結局お届けできず…
でも気長に待った甲斐あって、一応最後にはちゃんと膨らんで、なかなか美味しそうに焼き上がってくれたので、Easter Mondayの朝食には間に合わないけど、明日それぞれのお宅に届けようかなと思っています。喜んでもらえるといいな。
ちょうどクロスバンズにクロス模様を入れているところに、偶然エイマーのお母さんからビデオチャットの電話が入り、私が絞りだし袋を持ってバンズに向かっているところをリアルタイムでエイマーのお母さんに見てもらいました。さすがエイマーが「イースターにはホットクロスバンズ!」と熱心に言っていただけあって、お母さんもやっぱりホットクロスバンズがお好きなよう。「あら!美味しそうね!! エイマー、かなり喜んでるでしょう~」とお見通しで、さらに「私たちもGood Fridayの朝にはすごく美味しいクロスバンズを食べたわよ! NZであなたたちの結婚披露宴のウェディング・ケーキを作ってくれたベイカリーのクロスバンズ!これはね~チョコレート入りなのよ~」などと嬉しそうに言ってました。 お母さんの今の結婚相手のピーター(大きくて優しげで、なんかサンタクロースみたいな人)も、「ほっほ~。クロスバンズ! 美味しそうじゃないか~」と目を細め(口調までサンタっぽい?)、「ほら、こっちに投げてくれ!」なんて冗談を飛ばしてました。
いいタイミングでビデオチャットの電話が入ったおかげで、私がエイマーの好物のクロスバンズ作ってるところを見てもらって、ちょっと点数稼いじゃったかな~?(なんちゃって、冗談です(笑))。
絶妙なタイミングでビデオ電話(!)がきましたね!
それよりビデオチャット電話っていうのが凄い!
未来の話だと思ってたのに(お前がleft behindすぎだっつうのな)・・・
旦那様のご両親と仲が良くていらっしゃるんですねー!
素晴らしい
面白いお義父さんですね(笑)
それにしてもパン美味しそうなんですけど!
こっちにも投げてください♪
さすが美智子さん。
今週もよい一週間でありますように!
そうなんですよ~。絶妙のタイミングでした。やっぱり普段から善行を積んでいるから…?(笑)。なんちゃって、冗談です(笑)。
でもそうですよね、ビデオチャット。テレビ電話なんてほんとに遠い未来の話だと、私もつい5,6年前まで思ってましたが、今やそれが万人の手に届くところにまで来てるんですから、科学技術や時代の進歩ってすごいですよね。私とうちの彼は長距離恋愛/結婚期間をこれで乗り切ったと言ってもいいくらいです(^^)。
>なつきちゃん
さんきゅう! でもなつきちゃんのイースターも教会に行って神父様のお話を聞いたり、子どもたちと交流したり、とっても楽しくて有意義なイースターだったみたいじゃない。今度その教会での模様をまたもっと詳しく聞かせてね。ちなみに、イースターと卵やうさぎとの関わりについて、今日更新した記事に書いておいたので、見てみてね~。