トルコ国家実効支配地域‐イスタンブール
☆Belgeパブリッシングが
警察に急襲され、
2000冊の本が押収さる
Belgeパブリッシングの社屋群が警察に急襲され、2000冊の本が押収された。もちろん、トルコ国家の”統治都合に合わない本”は奴らにとっては犯罪であるという理由だ。自称”欧州の何処よりも民主主義的”なトルコ国家暴力団総本部は、こんなことを公然と行えるほど”民主主義的”なのだとその行為で示している。
その”民主主義”とやらは、唯々諾々でお国のすることは何でもごもっともとしか思えない忠良なる統治機構の飼い犬ども=NAZIzen(NAZI citizen)がワンワンと拍手喝采するような類の”民主主義”であるのは言うまでもない。
Monday, 8 May 2017
人権防衛者であったAyşenur Zarakolu(2002年死去)とジャーナリスト作家Ragıp Zarakoluによって設立されたBelgeパブリッシングが、極右AKP一家の意向を受けた警察によって急襲された。
Belgeパブリッシングは、40年間にわたって”反体制”書籍を世に出してきており、統治機構による圧力に苦しめられてきた。その書籍の多くは結果の予想される意味不明な裁判にかけられた。5月7日夜、警察がCağaloğlu地区にある社屋を”認可されていない書籍(の出版など)”というもっともらしい容疑を携えて急襲し、社屋群と倉庫をガサ入れした。
警察発表では、Belgeが”国家無きクルド”や”決定することは死ぬことより難しい”という本を、それら出版に”必要な”正当な許可もないにもかかわらず世に出そうとしており、社屋群で多くの本を押収した…という。
警察は、急襲して2000冊の本を押収し、Belge職員1名を拘束連行した。(同職員はその後、解放された)