ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

交通科学博物館

2011-05-16 07:38:58 | PiTaPaで歩く

  大正区と港区を結ぶ甚兵衛渡船に乗るために大阪環状線の弁天町駅で降りました。初めて弁天町の駅に降りたのは幼稚園の頃だったと記憶します。当時国鉄マンだった叔父が交通科学館へ連れていってくれました。幼稚園児には鉄道模型がパノラマの中を走るのはとても印象的だったようで、今でも交通科学館(1990年に「交通科学博物館」と改称したらしい)といえば、照明で夕方や夜の雰囲気まで出せるジオラマをまっさきに思い浮かべるのです。


  久しぶりにちょっと寄ってみるかと400円で入場券を買いました。少しずつはリニューアルされているのでしょうが、だいたいの雰囲気がおよそ45年前と変わっていません。古くさいとかチープとかいうよりもむしろ懐かしさにうれしくなりました。
  ちょうど今年は、大阪環状線が開通して50年なんだそうです。「ぐるっとまわって50年」という、大阪環状線開業50周年記念の企画展が開かれていました。あんなに厳然と昔から存在していたかのように見える環状線が、実は私と同い年だったとはちょっと驚き。そういえば、環状線の高架下にあるこの博物館も環状線がなきゃ存在しなかったはずで、その出自は環状線と大きく関わるそうです。もらったパンフレットによると1962年1月に大阪環状線開通記念事業の一環として開館したのが当時の「交通科学館」、つまり現在の「交通科学博物館」だそうな。

企画展パンフレット表紙

  幼稚園時代に初めてここを訪れたあと、高校時代はに今度は小さな従兄弟を連れて行きました。大学時代には映画「真紅な動輪」という映画を見るために行ったあとは、私の長男が2歳くらいのときにベビーカーを押して入った記憶が。そして今回。今も訪れる人たちを見ると子連れ、孫連れが目立ちます。鉄道模型パノラマ室は運転の時間が近づくと、館内にこれだけの人がいたのかと思うほどの人が集まります。

 

  50年近くほとんど同じコンセプトで入場者を集めている模様。私が孫の手を引いて訪れる…、うーん遠い遠い将来のような気がします。


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