It Breezes(そよ風吹いて)

風が変えていくもの・自然・人達をそっとのぞいてみませんか?

蝶とマロンとハッピーと

2012-07-26 11:36:52 | 出来事

モンシロチョウです。
羽を広げて飛ぶ姿は、チョウの仲間の中で一番可愛らしいかも知れませんね。
お隣から伸びてきているヤイトバナ(別名ヘクソカズラ)の蕾の所にとまっています。
まだ蜜は吸えませんが、一休みというところなのかも知れません。

昨日は午前中マロンの動物病院に行ってきました。
皮膚がひどい状態になって、慌てて病院に行ったのが昨年の8月10日でした。
今は大したことはないのですが、一部少し変化が出ていますので連れて行ったのですが、
いつものお薬と皮膚のための薬用シャンプーをいただいてきただけで、特に治療はありませんでした。
薬用シャンプーは成分に抗生物質や治療薬が入っているのだそうで、
早速昨日シャンプーに使用してみたのですが、マロンはどうも苦手なようです。
もしかしたら少しの傷にしみたのかも知れません。
去年の状態にならないようにと細心の注意をはらっているのですが・・・。

ハッピーは一人元気です。
「ぴぃぴょ」「ちゅっちゅ ぴぃ」「ちゅっぴぃ」等と、色々なバリエーションの可愛い鳴き声を聞かせてくれています。
時に集中してパソコンに向かいたくてハッピーを玄関に連れて行きますと、
暫くして何を思ったのか濁った声で「かぁ」「かぁ」と鳴いたり、
バチバチグジュぴぃ〇×△☐※・・・と鳴きますので私の方がビックリしてしまいました。
また連れて来ましたら、普通の鳴き方に戻ってゴムまりのように飛び跳ねています。
寂しがり屋さんで、スズメて家族の絆が強いのでしょうね、側にいると安心するようです。
最近は主人の爪にもハイタッチをするようになりました。
掌で屈んだ姿勢で右回りや左回りをしたり、指輪をつついてみたり、居眠りしそうになったり、
主人がビールをつぐと黄色の液体や泡に興味津々で覗き込んでいます。
「一口あげてスズメがチドリになったら大変だからね、ハッピー!」(笑)
底に敷いた紙を長方形に切り取っては、得意げに宝物のように嘴に挟んで長い時間はなしません。
私に取り上げられそうになると、慌てて水の中に隠します。(丸見えですよね。)
他愛もないことですが、本当に可愛い命です。


ベランダにトンボ

2012-07-23 08:48:05 | 出来事

今朝ベランダに出ましたら、ベランダの柵の上にトンボが留まっているのに気がつきました。
お布団を干しても動こうとせず、じっと私の様子を見ていました。
1階にカメラを取りに下りて戻ってきてもまだ同じ所にいました。
頭だけがクルクルと左右に動いていたのが可愛くて、早速カメラを向けてみました。
写真を撮り終わり、喉が渇いていないかと水を持ってきたら飛んでいきました。
「ちゃんとボクの姿を撮ってね。」と言っているかのようでした。
この世で出会う小さな命は、出来る限り写真におさめて皆さんに紹介します。
どの命も精一杯頑張って生きていますよね。


語られた何気ない言葉に

2012-07-22 02:35:41 | 語らい

老いた親の介護問題に大きな悩みを抱えておられる人は多いかも知れません。
でも考えてみましたら20年前の頃は、今ほど多くのお年寄りたちが入所する施設が在ったでしょうか?
例えば佐倉に大きな施設がが開設されたのが昭和63年5月となっています。
平成に入って間もなく、そこに入られたお元気な女性のお年寄りと公民館の講座で出会いました。
そして招かれてお宅を訪問させていただいた時、全財産を処分されて入られたことを知りました。
その人にはお子さんが無く、自分で進んで家屋敷を処分されたというお話でしたが、
同じ建物に入っておられる女性とこんな会話をなさったと伺いました。
「あなたはいいわね、子どもも孫もいて会いに来られるのだから。」と言うと、
「子どもがいなければそれなりの覚悟も出来るでしょう。いてここに入っているのはもっと寂しい。」と。
その人には子どもさんも孫達もおられたようですが、面会に来られることも少なかったようです。
勿論、面会の回数ではないのですよね。
覚悟して入られたつもりでも、言葉に表現できない寂寥感を持っておられるということです。

昔といってもつい20~30年前は、まだまだご自宅なり病院で最期を迎えられる方が多かったと思うのですが、
病院が老人ホームのようになっていたりもして、地域のお年寄りがよく話されました。
「昔は水も喉を通らないくらいになって、医者をたのんだ。」
「医者が来ると、ああもう駄目かと皆が思った。」
「医者はいなかったし病院代も払えなかったが、今は町の病院はサロン化している。」と。
今は病院が沢山あるのに、今度は医者に対する信頼度が不安だと。
この方々ももうお亡くなりになりましたが、年を重ねるということは間違いなく誰にも来ます。
老いは親の問題ではなく私達自身の問題です。
勿論今でも在宅介護と医師の訪問診療を受け、家族に看取られて幸せな最期を迎える方もおられます。
今の人の心の何が、少し前の時代の人達と変わってしまったのでしょう。
「お金は無かったけれど心はあった」時代から、「お金で何とかなるなら」の時代になってしまったのでしょうか?
国の政策も含めて、どこかで大きく間違ったように思えてなりません。
「子どものいじめ問題」には大騒ぎしますが、「心の育っていない大人達」もまた問題であることを痛感しています。
「追いつけ、追い越せ」の経済成長の中で何かを出し抜く企業戦士的精神は育っても、
昔はあった「ゆい」の心、親子も隣近所も、心を繋ぎ助け合う絆が壊れてしまったように思えてなりません。


「いじめ」は常にあった

2012-07-19 10:29:37 | 出来事

前回はウイン・チャイムの花を載せましたが、
大津の問題は「チャイム」ではなく、日本中に“ring an alarm bell”(警鐘を鳴らす)の方でした。
二度と尊い命が失われることのないように・・・と。

「いじめ」の問題は私達が子どもの頃にもありました。
というより、どの時代も常に有ったという方が正しいのかも知れません。
ただ今の子どもさん達は、「いじめ」を「いじめ」と感じていない点に驚いています。
どこまでも追いつめておきながら、「いじめではなく、遊びだった。」というのは大人の入れ知恵ですか?
度重なるこうした問題で、「教育者」とか「教師」の存在が地に墜ちてしまったように思われてなりません。
残念ながらこれが日本の教育の現状で、表に出ないことはまだまだあるように思われます。
“仰げば尊し わが師の恩~”と実感して卒業しているお子さんは、一体全体何人いるのでしょうね?
亡くなったお子さんの親の、「学校に見殺しにされたのかも知れない。」という言葉は非常に重たいですよね。


大津のいじめ問題に思う

2012-07-17 08:25:46 | 出来事

フクシア「ウィン・チャイム」がまた咲き始めました。
去年は5月31日に載せましたが、この花は早春~晩秋までの長い期間咲き続けます。
4弁花で花びらは涼しげに見え、中心部に紫があり小さいながらも可愛さが引き立ちます。
花言葉は「温かい心」「信じた愛」「センスの良さ」etc.等だそうです。

最近のいじめの問題は目に余ります。
大津の13歳の子どもさんの問題は、大人でさえ聞いて恐ろしくおぞましい気持ちになります。
なぜ一人の命を救えなかったのか、という以前のお粗末な教育現場の実態と教育長の姿勢に日本中が怒っています。
はっきり言えば、自殺の練習をさせた子ども達と共犯という結果になりますよね。
教師に当事者や子ども達が話していても、まともに取り合ってもらえないことは意外と多いのではないでしょうか?
それにしても今回の話は出鱈目過ぎて、亡くなったお子さんが日本中に訴えかけているような気がします。
「なぜこんなことで死なねばならなかったのか考えて。」と。
この子の気持ちの受け皿になれる人が、友達も含めて誰もいなかったのですね。
教育者の質の低下は、目に余るものがあるようです。
教育長の言葉や校長先生の言葉は残念ながら極めて事務的で、
血の通った教育のかけらもありませんでした。


支柱の上に「トンボ」

2012-07-16 11:27:24 | 庭に生きる命

今日は「海の日」ですが、「駅弁」の日でもあるのですね。
昨日の強風の中、我が家の玄関ドア前の植物の支柱に留まっているトンボを見つけました。
午後の強い日差しを避け、風通しの良い所にいたのですね。
何となく近くのつげの木を見ますと野良猫が昼寝をしていました。
この子達は私が気がつく前に分かっていますよね。
会うべき命に順調に出会っていますが、セミはこれからですね、まだ鳴き声を聞きません。

昨日母に会いに行きました弟の携帯を通して、元気な母の声が聞こえて来ました。
福岡より一月早い「お中元」を送ったのですが、それが届いたという電話でした。
弟が福岡に帰りましたので、これからは沢山顔を見られて“良かったね、お母さん!”


アゲハチョウとハッピー

2012-07-14 20:50:37 | 出来事

夕方お花に水をあげるために外に出て、この美しいアゲハチョウに出会いました。
カメラを取りに行き戻ってみましたら、通路にはみ出た蔓性の植物のツルに足を掛けてとまっていました。
まるで「美しいでしょ、きれいに撮ってね!」と言っているようですよね。
三枚撮り終えカメラをさげた瞬間飛び立って行きました。
後でパソコンに取り込んで見ましたら、お腹を見せ私を正面に見据えているではありませんか。
昨夜のあの激しい雨の時、一体どこに身をひそめていたのでしょうね。
私に何か伝言だったのでしょうか?

ハッピーが止まり木の一所で一回転するのを今日初めて見ました。
まるでバレーリーナのようです。(笑)
「ハッピー、オリンピックに行っておいで!」と思わず言って笑ったのですが。
甲虫の幼虫を見ますと、餌の容器と真横にある止まり木を横を向いたままジャンプして行ったり来たりします。
これを「ハッピー・ダンス」と呼んでいますが、嬉しさを体全体で表現します。
ハッピーの可愛さは言葉で表現できません。
この子は天からの授かりものと思い、マロンとともに今や我が家の大切な大切な家族になりました。
(写真の無断借用・無断転用を固く禁じます。)


自然災害は人為災害?

2012-07-13 18:22:08 | 出来事

滝のような雨に目が覚めたのが午前2時過ぎでした。
それから起きたままで、5時過ぎに雨が上がったのをみてマロンの散歩に出ました。
むしむしと湿度が高くて不快指数は高いですよね。
九州の方の映像を見るにつけ、荒れ狂う自然の前になす術がないことに改めて恐怖を感じますし、
もう日本中が満身創痍で、これからもどんな事が待ち受けているのか考えるだけでゾッとします。
今朝もT.V.で日本の今の気候は熱帯か亜熱帯そのものと聞きましたが、
だからといって私達に出来ることには限界があり、仮に一時的に避難してもその後が大変ですよね。
こういう映像を見るたびに、私達人類が責めを問われているような気がします。

あの激しい雨の中バラの花が折れることなく咲いていました。
今までは花びらに水が溜まり、いつもお花から10センチ程のところで折れていたのですが、
写真は午後撮ったものですが今日は本当に驚きました。
さすがに少し色あせていますが素敵です。


ギボウシの花とハッピーと

2012-07-11 17:25:50 | 語らい

ギボウシの花が咲き始めました。
この写真は早朝(5:20頃)マロンの散歩を終えて撮影したものです。
昼間撮りなおすつもりでいたのですが、早朝のほの暗い光の中もまた趣がありそのままにしました。
下の写真(左)は斑入りの葉の様子もよく分かりますよね。
花言葉は「落ち着き」「冷静」「静かな人」etc.だそうです。
                  (クリックで最大化)
風があったとはいえ、今日も本当に暑かったですよね。
ハッピーの写真が少しボケてしまいましたが、この可愛い瞳を見て下さい。
止まり木に止まっている時に籠の枠に親指や人差し指の爪をピッタリつけてますと、
すぐそばに来て嘴でツンツンとつつきます。
これがハッピーと私の「ハイタッチ」です。(笑)
ところが今朝は爪の横に小さなさかむけを見つけ、嬉々として瞬間に取られてしまいました。
ちょっと痛かったのですが、余りの可愛さに大笑いしてしまいました。


フロックスの花と道刈り

2012-07-09 20:31:43 | 庭に生きる命

フロックスの花が咲き始めました。
例年茎が伸びる途中で一度短く剪定し背を低くするのですが、
今年は剪定したのとしないのとで高さが異なってしまいました。
でも小さな蕾の集合体で一輪ずつ咲き始めるのが可愛いですし、
一度全部枯れてもまたそこから次々に蕾が上がってきます。
別名「草夾竹桃」「オイランソウ」ともいうのですね。
花言葉は「温和」「同意」「協調」etc.だそうです。

今日青菅の「道刈り」に参加することを、
アイガモ農法の三門さん(三門農園・青菅の役員)に伝えました。
青菅の大塚・小塚に直接うかがいます。
せめて草一本なりとも刈ろうという気持ちでいますがどこまで持ちますか。
普段有るのが当たり前で私達が空気の有難さを意識しないように、
そこに在ることさえ意識しなかった地域の方にとっても途轍もない大変な宝であることを、
いつか知っていただければ有難いと心から願っています。