It Breezes(そよ風吹いて)

風が変えていくもの・自然・人達をそっとのぞいてみませんか?

ともに生き、ともに楽しむ

2010-10-31 07:17:54 | 出来事
昨日の台風は少し南に下がり、関東地方への上陸は避けられホッとしました。
それでも交通機関にはかなりの影響がでていましたよね。
朝さっそく玄関ポーチに取り込んでいたサフィニア・ペンタス・仏桑華をもとの場所に出してあげました。
ペンタスはまた沢山お花が咲きかけていますし、仏桑華は蕾の一つが膨らんでいて間もなく咲きそうです。
ちょっと気を配るだけで、鉢ものは寿命が随分違ってきますし、お花もながーく楽しませていただけます。
でもどんなに慈しみ気をつけても、勿論失敗して枯らしてしまうこともあります。
自分の命も、もの言わぬ植物の命も、そしてマロンや小動物の命も、一回きりの尊さに変わりありません。

昨晩もバレーボールは日本がペルーに勝ちました。
足でボールを受けても良かったということを、ペルーの選手を見て初めて知りました。
驚きましたが、ただ見ていて余り美しくはなかったですよね。(笑)
数度見られました長いラリーに、思わず緊張しながらT.V.画面に釘付けになりました。
今日はアルジェリアとか、また応援します。「頑張ってね
(今晩は「神のお立ち」ですね。出雲はまた一ヶ月間、神々の会合で賑やかでしょう。)

バレーボールに日本の底力

2010-10-30 06:58:54 | スポーツ
今日は台風14号が関東に上陸するかも知れないということです。
季節外れもいいところですよね。
昨晩のポーランド戦は日本が本当に素晴らしかったです。
最初2セット落とした時には、誰もがこのゲームに勝つとは思えなかったですよね。
応援しながら手に汗を握るといった感じで、最後のスパイクが決まった時には思わず歓声と拍手でした。
体の大きさの違いが際立ちましたが、結局余り関係ないのですね。
主人は私の弟と電話でドラフト会議の結果について話に花が咲いたようですが、
「ソフトバンクは即戦力が必要だったのに」と2人とも秋山監督のセンスにかなり落胆したようです。
喜んでいたのは私とマロンだけ。(笑)
今日もバレーボールはあるのですね。「頑張れ!日本
(写真は我が家の庭のバラで、日本チームのイメージに合いそうです。)

阿弥陀如来に心ひかれて

2010-10-29 20:23:51 | 世界遺産

今日はサルスベリ(百日紅)の木の剪定をしました。
ご近所に比して大き過ぎるのですが、勿論私が一人で毎年剪定します。
高く伸びた枝を太丸くんで伐り、細かくして市指定のゴミ袋にいれるのですが、
「また来年も美しい花を咲かせてね!」と念じつつ、何だか一仕事終わった感じで心地よい疲れでした。

このところ阿弥陀如来に心ひかれています。
たまたまですが、T.V.で「平安中期 浄土の顕現」という番組を見ました。
宇治の平等院鳳凰堂の造りと、平安前期の阿弥陀如来の造形との違いについて話されました。
平等院は世界遺産で、阿弥陀堂のことを鳳凰堂と言いますよね。
その建物がまるで鳳凰が翼を広げたような美しい形をしています。
そして正面から阿弥陀如来(国宝)が映された時、思わず歓声をあげました。
寄木造で定朝(じょうちょう)作ですが、均整のとれたまろやかなお姿、上瞼と目じりが下がりまどろむ表情、
そして下から仰ぐ者を静かに包み込むような表情なのです。
しかも周囲の壁に見られます雲中供養菩薩像のそれぞれのお姿は軽やかに中を舞うようで、
まさに極楽浄土を表現しているということが伝わってきました。
阿弥陀堂は1053年に造られたのだそうですが、阿弥陀如来の美しく慈愛に満ちたお姿に瞬間絶句でした。
今のコンピューター・グラフィックスでは簡単に作れるかも知れませんが、
腕一本で造られ、しかも人知を超えた世界の仏像を表現したその技術と思想性・・・ものすごいですね。
心躍り心安らぐといった不思議な時間でした。


ドラフト会議と特番

2010-10-28 22:11:49 | スポーツ
ドラフト会議を見ました後に、ドラフト緊急特番を拝見して心打たれました。
決して恵まれているとは言い難い家庭環境の中でも、見事に逞しく成長してきた若者たちに涙がでました。
10年前に父親が亡くなった秋山翔吾さん、2歳の時に親が離婚し母親の手で育った大野雄大さん、
そして生存率10%の脳腫瘍の手術を経て、お兄さんと同じヤクルトに入られる佐藤貴規さん。
佐藤貴規さんの「頑張る時はいつも今」という言葉も実感として伝わりました。
ご本人達も素晴らしいのですが、それぞれの親が子を信じ思う心の深さ・強さに教えられました。
まさにそれぞれが「この親にしてこの子あり」ですよね。
私自身は巨人に澤村拓一さんが入られて満足しているのですが、
ハンカチ王子には王さんとの縁でソフトバンクに入って欲しかったのにとても残念でした。
でもソフトバンクに入る習志野高校の山下選手(捕手)はとても楽しみにしています。
とにかくそれぞれに順風満帆ではなかった若者たちがこんなに頑張っていると思うと嬉しくて、
また何時ものように「日本の未来は大丈夫!」と一人で安堵しつつ、皆に沢山のエールを贈らせていただきました。

心が忙しい一日

2010-10-26 16:10:04 | 出来事
T.V.の天気予報で今日は夜急に寒くなると聞き、念のため昔のストーブのために灯油を注文しました。
どうも私はエアコンが苦手で、この上に鍋を置いてグツグツ煮たりするのが大好きです。
マロンの動きには十分注意しますが、マロンの方が心得ていて近づきません。
インターネットで注文した印刷機のインクが届いた後、
季節性インフルエンザの予防接種を受けるために、主人のかかり付けの病院に2人で行ってきました。
予防接種のためだけに来られた方も多くいらっしゃいましたので安堵しました。
でも去年のあの新型インフルエンザの大騒ぎは何だったのでしょうね、もう誰も口にしません。
帰ってきたのが午後4時少し前でしたが、朝の暖かさと打って変わって本当に寒くなりました。
それにしても「秋」はどこに行ってしまったのでしょう?
日本の四季はこわれてしまったのでしょうか?
世の中は(の一部は)東大寺大仏殿の大仏の足の下から発見された「陽劔と陰劔」のことで大騒ぎです。
正倉院宝物で1250年ぶりに確認されたのだそうですね。
私もまた時空を超えて楽しんでいる一人なのですが・・・寂しく思ったり楽しんだりの忙しい一日でした。(笑)
(後で分かったこですが、季節性の中に新型も混じっている予防接種で、有効期間は2週間後から4ヶ月後までだそうです。)

文化遺産・『龍馬伝』を見て

2010-10-25 07:50:08 | T.V.ドラマ
2日続けて鬱陶しい曇天で、人の気持ちも重くなりがちですね。
昨日は久々にTBSの『世界遺産』を見ました。
人間が道具を使うようになって以来求めてきたものは何だったのか・・・何なのでしょうね。
大急ぎの紹介でしたが共通する一点として、
「世界一」の高さ・大きさの他に「太陽に近づくこと」という位置付けでした。
ビラミッド・ゴシック建築の教会・遺跡・寺院・塔・像・そして山岳鉄道等々の紹介でしたが、
今で言えば宇宙に行くということも、この流れから出てきたのかも知れません。
科学の発達により未知の世界への夢や見えないものへの恐怖が消えていくかといえば、
それはそれとして文学や民俗の世界では、歴史を掘り起こしつつ豊かな記録・伝承が綴られ続けています。
視覚による評価だけでは世界遺産の取り扱いが少し軽いかなと思いました。
目に見えないもの、目に見えない世界との関わりが今ほど見直されている時もないかもしれません。
それは私達人間が幅も奥行きも持って文化を楽しんでいるということでもあるのですよね。

その後の『龍馬伝』では、開国へのエネルギーの凄さ、龍馬の存在の凄さに圧倒されっ放しでした。
時代を憂え変える事は一人では出来ませんが、「この人がいたから変わることができた」ということは言えそうです。
「天の配剤」と言ってしまえばそれまでですが、この時代に龍馬が存在したことは日本にとって幸せでした。
新しい日本・明治の時代を一目でも見せてあげたかったですよね。

ヤマホトトギスと鈴木先生

2010-10-23 06:59:25 | 庭に生きる命
 ヤマホトトギスに一輪のユリオプスデージーが写っています。間もなく満開になると思うのですが、これもパソコン不在中に撮影したものです。ヤマホトトギスというのはホトトギスの毒々しさがなく、ブルーや薄紫がかって本当に可愛らしいお花です。
 このヤマホトトギスは、もう18程前になりますが、公民館の植物学講座の講師・鈴木先生にいただきました。人が訪ねていかないようなまさに仙境といわれる山深い場所に生きる植物たちの生態や、火山灰の中にも育つ植物、また海岸線や水の中に育つ植物等々、沢山のスライドで見せていただき、その都度大きな感動を受けた素晴らしい「命の講座」でした。人間を取り囲む自然の生態系の変化の状況や、その中で生きる小動物にも気遣われたお話で、こんなに豊かで広がりも奥深さもある講義を、今日まで経験することは一度もありませんでした。
 今、クマが至る所で騒がせ簡単に射殺されていますが、それらの失われた命のためにも、知恵ある人間達に出来ること、山を見たらゴルフ場等の利益優先の開発に走るのではなくその領域を侵さないこと、森林の手入れ、実のなる木の植樹ほか色々とがあるのではないでしょうか。
 鈴木先生が普通の講師と違う所は、ご自身が自分の足で日本中の山を歩かれて、その場に育つ植物と向き合い、命の鼓動を感じながら丹念に記録なさったこと、更に先生御自身が持たれていた研ぎ澄まされた感性と自然への崇敬そのものを、(これらは恐らく研究過程で一層深められたと思うのですが)植物のお話を通して私達講座生が実感として受け止められたことです。残念ながら平成10年に永眠されましたが、折に触れて鈴木先生のお話を周囲の人々に伝えて行きたいと思っています。私にとっては生涯心に残る出会いとなりました。

ハイビスカスの花

2010-10-22 05:59:56 | 庭に生きる命
これもパソコン留守中に咲いたハイビスカスです。
アオイ科フヨウ属で和名を「仏桑華(ぶっそうげ)」といいます。
急激に涼しくなりましたので咲いて2日はそのままの姿が見られました。
まだまだ蕾をいくつかつけていますが、
この状態の時は水やりを欠かさないようにしないと、蕾のまま落ちて残念な思いをしますよね。
最初からやや小さめのお花ですが、このささやかな庭でひと際光彩を放ち美しかったですよ。
ここにも仏さまがおいでになるような・・・。

ヤマトシジミ

2010-10-21 07:06:38 | 庭に生きる命
下の写真はアブチロンの葉にとまっている蝶「ヤマトシジミ」です。
黒と青が美しいのですが、閉じると外側は目立たない色合いです。
バラの蕾にバッタがしがみついていましたので写真におさめ、
フッと傍らを見ましたら体は小さいのですが目に飛び込んできました。
接写で撮りましたら次にフロックスに飛んで行って蜜を吸った後の様子です。(上の写真)
触覚もきれいですね。
 (当ブログ内の写真の無断借用・無断転載は固く禁じます。)

パソコンに不具合

2010-10-20 16:26:31 | 出来事
今回は少し間が開いてしまいました。
13日夜にパソコンに不具合か生じ、14日朝メーカーに問い合わせ、15日午前中にメーカーに出しましたが、
本日戻って来ましたので早速開いたところです。
出す前から多分アダプターのせいだろうと思っていましたらやはりそうでした。
ただパソコンのことなので、専門家に診てもらっていると安心ですよね。
この間次々にお花が咲き、フロックスにとまった蝶まで素敵に撮影できました。
これはまた次の機会に紹介しますね。
写真は深紅のバラで15日に見事に咲いてくれました。
バラの美しさはまた譬えようもありません。
今日は時折お電話を下さる筑紫野市の前田さんとお話できました。
いつもいつも母のことを気遣って下さっています。
そこで久しぶりに福岡にいます母と電話で話しましたが、いつも私の体調を気にして尋ねます。
親って思うだけでもジワッと温まりますが、ただいてくれるだけで本当に有難いですよね。