「群馬県外に住みたい」35% 若年層ほど転出意欲高く

2018年07月07日 09時59分28秒 | 日記
7/5(木) 7:55配信 産経新聞

 群馬経済研究所(前橋市)が、県民を対象に住みたい都道府県を調査したところ、「群馬県以外」を選んだ人が35・5%、引き続き群馬に住みたいと答えたのは64・5%だった。希望する転出先として最も人気があったのは東京で、半数以上の人が「鉄道での移動がしやすい」「買い物がしやすい」と回答した。

 12%の人が東京を選び、次いで埼玉(3・9%)▽神奈川(3・9%)▽沖縄(2・8%)▽京都(2・0%)-と続く。年代別でみると、20~30代の41・1%が県外を選び、若年層ほど転出意欲が強いことがわかる。

 県外に住みたい理由(複数回答)は、「鉄道での移動がしやすい」が35・7%と最多で、「買い物がしやすい」が32・5%、「海がある」にも3割近くの回答があった。

 一方、県内に住みたい理由のトップは、「現在の職場に通いやすい」で48・5%、次いで「買い物がしやすい」(40・2%)だった。

 研究所は調査結果を受け、よい職場があること▽生活しやすいこと▽地域の好感度を上げること-が、県外への人口流出を抑える上で重要だとしている。

 調査は、現在の居住地から転居する場合を想定し、昨年12月に実施。358人から有効回答を得た。