ババさんが孫のところへ行って5日目になる。
昼は素麺、夜はタマゴかけ御飯で凌いでいる。
今日の電話
「ごみ捨てたんな!!」
「起きたら9時半だった」
「洗濯はしとん?」
「あんまり溜まっとらん」
ババさんが戻ったら散々小言を聞かされそうだ。
仏教の自然観というのを調べていて、
「ほどほど人生のすすめ 明日をひらく仏教の知恵」という本があった。
抜粋すると
諸行無常とは
形あるものは必ず滅す。常にあるもの、永遠に変化しないものなど、この世に存在しない。
自然保護の矛盾
自然に滅びて行く運命にある自然(仏教でいう諸行無常)を、人間の手を加えて保護しようというのは、自然でなしに人為。
滅びるものは滅びてこそ自然であるが、自然保護を唱える文明人が自然の死を選ばずに延命治療をしている。
現代社会は
物質的な豊かさを満喫し、エネルギーを浪費し、人間の寿命をどんどん延ばし ・・・ 欲望の充足に明け暮れている。
そんなことをしていると、当然自然は破壊される。
我々がすべきことは「小欲知足」。
欲望を少なくし、足るを知る心を持て。お釈迦様の遺言だそうである。
那智山青岸渡寺
那智の滝
お釈迦様の遺言でもこればっかりは現代人は我われも含めて「小欲知足」は無理でしょうなあ
反対に「多欲知不足」はわけなくクリアして
ますますほしくなりそうです
欲の優先順位は人それぞれでしょうが、
まったく欲を無くしたら、何のために生きてるのだろう、ってことになるわけで
欲を少し減らしならい、っていうのがお釈迦様の教えなんでしょうね。
欲の中でも、知識欲や奉仕欲は減らす必要ないのかなと思います。