映画 ご(誤)鑑賞日記

映画は楽し♪ 何をどう見ようと見る人の自由だ! 愛あるご鑑賞日記です。

“絵金さん”に会いに行く ~大阪目的地のみピンポイントの旅~ ③

2023-08-14 | 旅行記(国内)

につづき

 2日目は民博に行って、あとは帰るだけ。

 民博は10時開館なので、9時前に宿を出れば十分だろう、、、ということで、ゆっくりめに起きて7時半頃朝食へ。

和洋混在、、、たこ焼きも♪

 

 お腹の調子がイマイチと言いながら結構食べる。一人、窓際の席で外を眺めながらダラダラ食べるの、幸せだ、、、。

 部屋に戻ってコーヒー飲みながらダラダラを延長。9時20分前くらいに部屋を出てチェックアウト。いざ、駅へと向かう。

昨日と反対方向に乗って千里中央まで

 

 この日は土曜日だからか人もあまり多くはない。車内でも座れて、千里中央まで約20分。

千里中央駅。大阪の地下鉄駅は天井が高く開放感があって良いなぁ、、、

 

 ここから、モノレールに乗り換える。モノレール乗り場まで少し歩く。民博のある、万博記念公園駅には2駅なので10分もかからずに到着。

 

 問題は、駅から民博までかなり遠いこと。まあ、上野駅から東博までもまあまあ歩くけど、こっちの方が大分遠い感じ。

 

太陽の塔が見える

 

 この日は、公園でイベントが複数あったらしく、かなりの人、、、。

ここで民博の入場チケットも買う

 で、入場ゲートをくぐると、ど~ん、、、

結構デカい太陽の塔

 

 幼い頃のアルバムに、大阪万博に行った写真があるんですよね。覚えていないけど。私は50年以上前にここに来ていたらしい。

 この万博記念公園について、wikiを読んだら、なかなか面白いことが書いてあった。万博の跡地として、色々な案があったらしく、地理的に(幹線道路の要衝なので)物流センターなども候補に挙がっていたとか。経済的にはそっちの方がよほどカネになるところ、当時の大阪市長は公園案を強力に推し、経済団体も後押ししたんだとか。結果的に公園案が現実路線となり、民博もそのおかげで今があるということだ。

 今の市長や府知事なら、絶対こうはならんかっただろうなぁ。で、民博はこの場所になかったし、コレクションもここまで充実することはなかったかも知れない。当時の市長が佐藤栄作に言ったという言葉を読むと、この市長も色々あるみたいだが、なかなか良いことを言っている。


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 民博まで延々公園内を歩くこと15分、やっと建物が見えてくる。このときは、「ラテンアメリカの民衆芸術」という企画展示がされていた。

 

 まずは、企画展示から。

 

 

  

ペルーの2世紀ごろの土器とか、、、

 

14世紀ごろのアステカの石彫

 

  

メキシコの「死者の日」祭壇/ボリビアのカーニバル衣装

 

 

 

 

企画展のポスターにもあったオアハカの木彫/右は「悪魔」だそう

 

生命の木

 

細部を見ると面白い、、、

 

  

いろんな仮面とか

 

2014年にメキシコで起きた軍と警察による学生43人拉致事件(未解決)の真相究明を求めた「アヨツィナパ文書」

 

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 お次は、常設展示へ、、、。

 

「エクソシスト」を思い出してしまった、、、が、こちらはポリネシアのティキ像(割と新しい物みたい)/メキシコの骸骨人形(ミニチュアで欲しい!(^^)!)

 

アステカの暦石(レプリカ)

 

 

 

楽器コーナー、面白過ぎる、、、

 

チャルメラの分布って、、、(^^♪

 

 

 台湾(左)とモンゴル(右)の民族衣装

 

 画像はキリがないのでこれくらいで。

 世界各地をヨーロッパ、アフリカ、、、等々と地域を分けて民族的コレクションを多数展示していて、面白いのだが、あまりの数の多さに時間が足りない、、、。いやこれ、マジで3日くらい連続で通いたい。


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 今回は、絶対に乗り遅れることが出来ない新幹線の時間があるので仕方なく切り上げることに。博物館の中では感じなかった疲れがドッと出る中、再び駅まで延々歩く、、、。あー、しんど、、、。

 

 ショップで、ゲットしたのはこちら。置物と図録、欲しかったエコバッグ。

  

 

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 この後、新大阪駅まで戻り、551で肉まんを買い、東京で私の行動範囲に全くないミスドでドーナツをゲットし、売店でお約束の赤福を買い、無事に新幹線に乗って東京まで戻って来ましたとさ、、、。

 

 

 

 この2日、約14,000歩・約10キロ/日歩いていました。まあまあ歩きましたね。

 メモみたいな旅行記、これにて終わりです。最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント (13)
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“絵金さん”に会いに行く ~大阪目的地のみピンポイントの旅~ ②

2023-08-06 | 旅行記(国内)

につづき

 

 絵金については、ネットにいろいろ情報があるのでここで書くまでもないのだが、私が絵金さんを初めて知ったTV番組では、確か“狩野派の絵師で、土佐藩の御用絵師として活躍していたが、贋作事件に関わったとして藩を追放され、街絵師となった”というような紹介をされていた。本名も「弘瀬金蔵」とwikiなどではされているが、何度も改名しているという話もあり、いろいろ謎多き人物である。

 絵金さんの絵は、歌舞伎や浄瑠璃のシーンを描いたものが多いのだが、美術的な価値が認められておらず、保存状態も良くないらしい。現在は、その多くは絵金蔵で保管されているようだが、民家や神社等に保管されている作品もあるらしく、その劣化が危惧されているとのこと。

 絵金祭りでは、民家の軒先に、絵金さんの屏風絵が陳列されて、蠟燭の灯で照らされる、、、ということも、前述のTV番組で紹介されていた。ほの暗い灯に浮かぶ血みどろ絵の映像が、実に幻想的で、俄然、興味を惹かれたのである。

 この展覧会でも、その絵金祭りの様子を再現した展示がされており、それを楽しみに見に行ったというわけ。

 

祭りでは参道に櫓を組んで絵を展示するのだそう(左の画像の裏が右の画像)

 

 参道をまたぐようにこの櫓が組まれていて、祭り客はこの櫓の下をくぐって歩いて行くのだって。

 

高知県香美市土佐山田町の八王子宮の夏祭りで飾られる「手長足長絵馬台」

 

 

 TVで印象に残ったのは、絵金さんの絵の“赤”。血みどろ絵と言われることもあるらしいけれど、赤は血の赤だけではない。どの絵にも必ずといっていいくらい“赤”が効果的に使われていて、その番組でも、“絵金の赤”と紹介していたような。

 屏風絵のほとんどは二曲一隻のようで、お祭りの櫓にはそれを二隻並べて飾っている。TVで見たときは、一隻を、軒先の地べたや土間に置いて、通行人が気の向くままに鑑賞する、、、みたいな光景があったように記憶しているが、会場内でさすがにそれを再現するのはムリだったのかな。

 

こちらは絵馬提灯「釜淵双級巴」

 

 絵馬提灯は、神社の参道を飾る。石川五右衛門が生まれてから、釜茹でにされた後までを26枚の絵で描いたもの。

釜茹でにされる五右衛門/釜茹でされた後の五右衛門、、、

 

 このほか、弟子たちが描いた作品も展示されていたけど、私は屏風絵の前を何度も行ったり来たりしながら見入ってしまって、気が付いたら、あっという間に2時間半以上過ぎていて、次の予定のこともあるので、慌ててグッズ売り場へ。

 掲示されていたポスターが欲しかったのだけど、「これは売っていないんですよ~」と店員さん。……残念。

ゲットしたお菓子とか、、、(あと絵葉書数枚買いました)


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 美術館を出ると、正面に展望台があったので、高所恐怖症だけど一応見学してみた。

 

 あんまし素敵な眺めとも思えず、さっさと通り過ぎて下に降りる。早く宿に行かねば、、、。


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 再び御堂筋線に乗って、今度は梅田駅で降りる。

なんか、東京の地下鉄の駅よりレトロ感や開放感があってステキ

 

 宿は、梅田駅から歩いて10分弱の所にあるのだが、事前に調べても、かなり行き方がややこしそう。宿のHPにはご丁寧に駅から地下街を抜ける動画まであるのだが、何しろ工事中で様子が変わっていてゼンゼン参考にならない。

 絵金展で予定時間をオーバーしてしまっていたので、ちょっと急ぎ気味にホームから改札へ上がる。大丸を目指して地下街を歩き出す、、、けど、全然方角が分からない。
 
 とりあえず、スマホの地図アプリでどっちの方角に向かって自分が進んでいるのかを見ながら、当てにならん表示は無視して進む。……と、その前に、阪神デパートの地下でスイーツをゲットする。大丸はもうええわ。

 で、再び地下街へ出て、一応、方向が間違っていないかだけをアプリで確認しながらひたすら歩いていると、宿の案内表示が見えて、もうすぐだと分かってホッとする。

 フロントまで上がるエレベーターで、大きなスーツケースを持った若い女性2人組と一緒になる。どうやら、韓国から旅行に来たみたいで、一緒にフロントへ行く。

レトロなエレベーター

 

 私は数分でチェックインが済んだのだが、彼女たちは何やらトラブっている様子、、、。大丈夫?と聞くと、ホテルの人が「ここは梅田で、お客様の予約されたのはなんばです」と言っている。同じホテルチェーンの別のホテルに来てしまったらしい。

 彼女たちとはそこでバイバイし、部屋へと向かう。とにかく、なんだかんだと結構疲れていたので一息つきたい、、、。

 

 買ってきたスイーツでコーヒー飲みながら休憩しよう!と、お湯を沸かそうとしたのだが、ポットが作動しない、、、。がーん。あんまし時間ないんだよぉ。でも、スイーツにコーヒーなしじゃつまんないので、フロントに電話すると「すぐ別のものをお持ちします!」と。が、なかなか来ないんだ、これが。

 仕方がないので、先にスイーツを食べ始めたところで、ピンポーン! と。作動するか確認します、と言ってくれたけど、もう時間ないから結構ですとお断りし、急いで電源を繋いで水を入れたら、ちゃんと作動した。良かった。

 結局、コーヒーもあまり落ち着いて飲めず、荷物の整理をして、再び外へ。

 

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 向かう先は、ザ・シンフォニーホール。たまたま、この日、在阪オケ、日本センチュリー交響楽団の定演があるということで、聴いてみることに。地方オケの演奏をライブで聴く機会はあんましないので。

梅田スカイビルが見える

 

 宿からは、歩いて10分ほど。てくてく地図どおりに歩いてすぐに着く。

 

ザ・シンフォニーホール

 中へ入ると、ロビーでアンサンブル演奏が、、、。

 

 人だかりが嫌いなのでスルー。ホール内へ直行。2階後方の3000円の席。

 

天井もステキ

 

 ホールの印象は、、、ちょっと小さい? 割と海外オケとかもよくここで演奏しているみたいだけど、後から調べたら座席数1704とのことで、なるほど、あまり大きくはないのだな。でもまあ、管弦楽のホールとしては、本当はこれくらいがちょうど良いと思う。サントリーは2000席以上あるけど、ちょっと大きいかなと思うこともある。

 指揮者の出口大地という人は、名前も初めて聞くし、キャリアもゼンゼン知らない人。1回聴いただけじゃ何とも言えないけど、指揮っぷりはオーバーアクション気味ながらグッとはこなかった、、、というのが正直な感想。イベールは良かったけど、指揮のおかげというよりは、そもそも良い曲だしね。ドボ6は曲想のせいもあるけど、やや単調でちょっと退屈だった。

 でも、私のこの日のお目当ては、ソリストの務川慧悟。21年のエリザベートで入賞して話題になっていたのだが、動画でちょっとだけ演奏しているのを見て、ライブで聴いてみたいなー、と思ったので。プロコのコンチェルトはピアノもヴァイオリンも面白い曲ばかりなので楽しみにしていた。

 で、実際聞いてみて、良かったです。正直、世界で活躍するにはちょっと地味かな、という感じはした。いや、技術的なことは私は分からないが、少なくとも弾けていないなんて感じた箇所はなかったし。ただ、素晴らしい演奏家は、上手く弾けるのは当たり前なので、結局、聴く人の心を動かせるかどうかが肝心になる。あとは運とか縁とか……、プロとして生き残るには、上手いだけじゃ難しいのよね。まだ若いし伸びしろはあるだろうから、今後の注目株ですな。

 あ、ホールの音は良かったです。サントリーより良かったかも。


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 終わって、宿まで戻る途中で買い物して、夕食はコンビニ飯。お腹の調子もイマイチだったし、今回の旅では食べ物は二の次三の次。

 グッタリ疲れて、さっさと寝ました。
 

 

③につづく


 

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“絵金さん”に会いに行く ~大阪目的地のみピンポイントの旅~ ①

2023-07-30 | 旅行記(国内)


 台湾から戻った数日後、1泊2日で大阪へ行ってまいりました。主目的は「絵金展」。何十年も前から、赤岡の絵金祭りに一度行ってみたいと思いつつ、なかなか実現しないまま月日は過ぎ、、、。

 絵金祭りは、毎年7月の第3土日に開催されるのだけど、1年でたったの2日間で、そこを目掛けて万障繰り合わせるのはなかなか難しいのが現実。おまけに、絵金さんの絵は、滅多に県外に出ないという、、、。今回の展覧会は、半世紀以上ぶりに県外で行われる大規模なもの。しかも、東京への巡回はナシ。これを逃したら、この目で、直に絵金さんの屏風絵を見ることは一生かなわないかも、、、と強迫観念にかられて、タイトなスケジュールと睨めっこ。

 でも、いざ行く計画を立てようとしてみると、他に大阪で行きたいところがあるわけでもなし、大阪に親しい人がいるでもなし、日帰りか?とも思ったけど、せっかく交通費かけて行くのだから、そうだ、前から一度行ってみたかった民博に行ってみよう!と思い立ったのでありました。

 目的が2か所に定まったのは良いが、折角泊まるのだったら、その夜にコンサートでもないものか、、、と思って探したら、ありました。在阪オケのコンサートが。

 というわけで、飽くまでもメモ的な旅記録です。

 
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 今回は、新幹線と宿がセットになっているJR東海のずらし旅とやらで行ってみることに。往復の新幹線代と宿泊費込みで 34,900円は、普通に新幹線代を払えば片道14,720円であることを思うと、確かにまぁお安い。

 でも、これかなりリスキーなセット券であることが分かる。出発1か月前に乗車新幹線が確定すると、切符が送られてくるのだけど、それに注意書きが一杯書かれた紙も同封されていて、読むと、この新幹線切符は、気象条件で大幅に遅れたり運行中止になったりした場合、特急料金の払い戻しがないだけでなく、特急券の振り替えもできない、と書いてある。また、利用者の都合で乗り遅れた場合は、特急券の振り替えはおろか、乗車券も無効になるという。

 ……そりゃ格安切符だから、いろいろ仕方がないとは思うが、乗車券が全額パーになるってのはどーなのかね。例えば、半額負担とかさ、、、。だって、何があるか分からないじゃんね、旅行中なんて。

 とにかく、何が何でも新幹線だけは乗り遅れてはならず、天候も荒れないことを祈るばかり。結果的には、問題なかったのだけど、この1週間後、台風の影響で東海道新幹線は結構大変なことになっていたので、1週間ズレていたらヤバかったのだなぁ、、、と、他人事じゃない感いっぱいであった。まさに、運次第。

 で、行きの新幹線は、11:00ジャスト発新大阪行きのぞみ225号。

ビビッてかなり早く東京駅に、、、。こうしてみると、新幹線はもの凄い過密ダイヤ

 

 少し時間があるので、お弁当を求めて売店に。平日だというのに、かなり混んでいたのだが、お腹の調子もイマイチなので、あれこれ迷った挙句にようやく買ってホームへ上がる。

 幸い、2人がけの窓側で、隣は新大阪まで空いていた。

 富士山もきれいに見えて、、、

 そろそろお昼にするか、、、と、東京駅でゲットしたお弁当を広げる。

 

これで1,450円、、、

 

 お腹の調子がイマイチなので量的にはちょうど良かったし美味しかったけど、これでこの値段は、さすが新幹線プライス。


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 お弁当を食べて、ちょっとウトウトしてたら、あっという間に新大阪。

 

 ここから御堂筋線に乗り換える。何年振りかの新大阪駅でキョロキョロしつつ、御堂筋線ホームへ。PASMOが使えて便利。

 

天王寺まで乗ります

 

 20分ちょっとで天王寺駅に到着~。

 

 で、あべのハルカスには改札から直結しているエレベーター口があるということなんだが、、、。最初に上がった階段は違っていたらしく、ホームに戻って別の階段から上がって、あった~。

  

美術館は16階

 

 エレベーターを降りるが、美術館入口はちょっと分かりにくい。この階は、上階の展望台行きエレベーターの乗口にもなっているので、結構観光客がたくさんいる。で、ロビーの先に、見つけました、絵金展の入口!

 荷物をロッカーに入れて、ワクワクしながら入口をくぐると、そこには、、、!!

 

②につづく

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愛する映画の舞台を巡る旅Ⅴ ~函館から八甲田へ~ ④

2023-04-08 | 旅行記(国内)

関連映画:『八甲田山』(1977)
 

につづき


 三内丸山遺跡でプチ雪山体験をして、お次は、本来の予定に戻って弘前津軽藩ねぷた村へ。三内丸山遺跡を出たのが既にお昼近くでかなりの空腹、、、。

 小一時間バスに揺られて、弘前津軽藩ねぷた村に到着。こちらの2階で昼食。

一番左は「陸奥湾産ホタテの貝焼き味噌」。真ん中の丸い器の黒い物体は清水森ナンバ(とうがらし)で美味しかった!

 

 お味は、まあ普通でした。ご飯は店内の竈で炊いた「つがるロマン」だそうで、清水森ナンバと一緒にいただいて美味しい。

 食事の後は、津軽三味線の生演奏があるというので聴きに行く。 

 

 本日の演奏者は福士千加子さん。こんなに間近で三味線の音色をじっくり聴くのは多分初めてなので、興味深かった。すごい迫力でびっくり。

 その後は、展示を見て回り、、、

 金魚と干支のねぷたがズラリ

 

 

 こちらのねぷたは、青森のワラッセのとは形状が異なり扇型。間近で見るとかなり大きくて、裏と表で絵柄も異なり面白い。ちなみに、右の写真の青いねぷたの裏側が左側の画像。

 扇型のねぷたは、リサイクルできるしエコで経済的だとのこと。へぇ~。

棟方志功画のねぷたはワラッセにもあった

 

 

 かつてのねぷた祭りでは、山車ごとに派手なケンカもあったらしく、負傷者や死者まで出たんだとか。喧嘩が当たり前みたいな時期もあったそうで、相手を威嚇するために、こんな物騒な生首ねぷたも作られていたとのこと。まあ、あんまし怖くはないけど、良い気もしない。

 この後、実演販売所で、ねぷた制作を見学したのだが、ツアーで一緒の女性が「どうして金魚のねぷたが多いんですか?」と質問したところ、実演のお姉さんが説明してくれたところによると、昔は金魚が高くて庶民は到底飼えないので、ねぷたで代用したのだ、、、、とか。へぇ~~。

 お土産屋さんでイロイロ物色した後、外に出ると、、、

雪景色、、、

 
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 この後、新青森駅まで移動し、新幹線に乗るまでに時間があるので、再び買い物。新幹線の中で夕食をとろうと海鮮丼をゲット。

  

 肝心の海鮮丼は撮影し忘れ、、、。⑥のまぐろとねぎとろ丼にしました

 

 駅の売店はかなりの人込みで、当然、新幹線のホームもまた混雑。

進入して来たはやぶさ

 これに乗って無事帰京いたしました~。


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 この旅でゲットした物。

 

とりあえず限定物

 

 北海道限定スープセットは、“毛ガニとホタテチャウダー”以外は、あんまし東京のスーパーで買う粉末スープとの違いが分からず。アポロとキットカットはばらまき用。ホワイトチョコが苦手な私は、食しておりません。はちみつカフェオレは濃厚な甘みで、意外に美味しかった!

 

 善知鳥神社で、健康祈願のお守り。コロナにもう感染しませんように!

 

 

 弘前津軽藩ねぷた村ではこちら。清水森ナンバは、昼食で美味しかったので。スープとして食しても美味しいけど、料理の味付けにちょうど良い。炒め物とか。

 りんごの羊羹は、りんご物のちょっと変わったのを、と思いゲット。甘みもさっぱりしていて美味しかったです。

お約束の金魚ねぷたも

 

 

 新青森駅では、わけありのサンふじを。葉付きの方が、糖分が多くて甘いのだって。ちょっと傷んでいたけど、確かに酸味より甘味を感じたような。

 シャイニーアップルジュース「金のねぶた」「銀のねぶた」は、バスガイドさん曰く、金はふじを、銀はサンふじをメインに使っている、、、と言っていたような(でもネットの説明だとちょっと違うんだよな、、、)。ふじとサンふじの違いは、袋を掛けずに育てた方が「サンふじ」、袋を掛けた方が「ふじ」。飲み比べてみたけど、どっちも美味しくて、あんまし違いは分からなったかなぁ、、、。箱買いすればよかった。まあ、ネット通販でも買えるみたいだけど。

 以上で、八甲田(行ってないけど)旅行記は終了です。あー、もっとサクサク書くつもりだったのに、3か月も掛かってしまった、、、。長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。

 

 

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愛する映画の舞台を巡る旅Ⅴ ~函館から八甲田へ~ ③

2023-02-26 | 旅行記(国内)

関連映画:『八甲田山』(1977)
 

につづき


《3日目の当初の予定》 善知鳥(うとう)神社 → 八甲田(ロープウェイ) → 弘前津軽藩ねぷた村 → 新青森駅(帰京) 


 6時50分に朝食。八甲田には行けない可能性が高い朝はイマイチ気分も下がり気味、、、。でも、まあ天気には勝てないし、正直なところ、天気予報を見ていて、旅に出る前から“これはヤバいかも……”と思ってはいた。けれど、私はかなりの強力晴れ女なので、今回も神通力が……っ!!とか思っていたのだが。

 朝食会場に行ったら、早々に添乗員さんに「やはり八甲田ロープウェイは運行中止です、道路も4日まで通行止めになりました」といきなりのカウンター。

 ……うっ、、、哀しい。覚悟していたとはいえ、このためにこのツアーを選んだようなもの。がーん、、、がーん、、、、、、、。どこが晴れ女や。

朝食(ほぼ味の記憶がない、、、)

 

 ショック大で、あんまし朝食のこと覚えていない。コーヒーを部屋まで持って行けたので、コーヒーを持ってとぼとぼ部屋へ戻る。

 同じツアーで、「八甲田に今回4回目だけど、3回ダメだった、、、、」と言っている人もいらしたので、頭では仕方がないと理解できても、何か月も前から楽しみにしていたので、、、、。まあ、仕方ないよなぁ。

 これは、旅行後に聞いた話だけど、青森在住の知人曰く、冬の八甲田は天候が変わりやすいから「今日は行けそう!」という日に地元民は行くのだそうな。旅行者はなかなか難しいらしい。やはり、確率4分の1なのか、、、。

部屋から陸奥湾を臨む。まあこれじゃあ仕方ないか、、、

 

 しょんぼり荷造りをして、8時ちょうどに宿を出発。

 バスの中で、添乗員さんが変更後の予定を発表する。善知鳥神社の後、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」と「三内丸山遺跡」へ行くとのこと。ふーん、、、と、まだこのときは若干不貞腐れていた感じ。


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 バスで10分ちょっとで、善知鳥神社に到着。雪は降っていないけど、やはりかなり寒い。

巫女さんたち、、、寒そう。

 

 
社務所の前には池ならぬ“沼”

 
 で、ここでハプニングがあり、ツアーに参加していた高齢男性が凍結した石畳の参道上で足を滑らせて後ろ向きに転び、まともに頭を打って仰向けに倒れてしまった。私は偶然、その瞬間を目撃したのだが、ホントに手をつく余裕もなく仰向けにひっくり返ってしまった感じで、倒れた後、まったく動かない。周囲の数人が慌てて近づいて声を掛けたんだが無反応。添乗員さんを急いで呼びに行き、神社の方も119にすぐに電話してくれた。

 幸い数分後には男性の意識も戻って、最終的には自力で立ち上がれたので大事にならなかったんだけど、救急車を呼ぶべく電話をしてくれていた巫女さんは、かなり執拗に「コロナ感染の可能性」を消防から聞かれていた様で、「熱は? 咳は? ワクチンは?」と、そんなんもしも一人旅の通りすがりの人だったら知る由もないことを、恐らくマニュアルなんだろうけどあれこれ聞くのもどうなのかね? もし、一刻を争う状況だったら、そんなことしていたら最悪な事態にだってなりかねないのでは。……まあ、救急も感染症対策をしなきゃいけないので、仕方がないとは思うが、こういうところもコロナ対策のお粗末さを感じざるを得ないよね。

 

これが“うとう”なのかしらん?(肝心の説明書きと思しき石碑に雪、、、)

 

 後で調べてみたら、うとうは架空の鳥、神の使い、、、というものらしい。家内安全とか、交通安全とかのご利益があるとのこと。 

 その後、社務所でお守りなどを買って、バスに戻る。バスガイドさんに、今日の八甲田の天候がいかにひどいかをアナウンスされながら、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」に到着。

 

 

ワラッセに到着、、、

 

 来館、先着100名(だったかな?)に、(なぜか)どら焼きをプレゼントでいただく。併せて、鈴としおりとどちらか好きな方をと言われ、しおりは一杯持っているので鈴をいただく。

 

 ねぶた祭を実際に見たことはないのだけど、TVなどで見るたびに、あのねぶたの構造は一体どーなっているの??とかなり疑問だったので、今回、間近に内部もじっくり観察出来て面白かった!

 

 

 

すごい迫力

 

 

 

 

 近づいて見ると、愛嬌があったり、芸が細かかったり、、、。

 それにしても、昔は電球ではなくろうそくでねぶたを照らしていたっていうんだけど、燃えちゃわないのか、、、?とかなり心配になる。実際、燃えたこともあったらしいけど、提灯同様、一応燃えにくくはしていたみたい。

 

こんなねぶたが片隅に。秋田犬かな? 


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 お次は、三内丸山遺跡へと向かう。その途中、自衛隊の青森駐屯地前を通る。

 そう、あの第五連隊は、ここから出発したのだ、、、。今回、八甲田には行けなかったけれど、いかにあの雪中行軍が無謀だったか、数日の旅でもよく分かった。一体、当時の軍は何を考えていたのか、、、。ますます分からなくなる。

 バスで20分ほどで三内丸山遺跡に到着~。もうこの頃には私のナナメだったご機嫌もすっかり元に戻っていた、、、かな。

 

 で、遺跡を見たい人は、ツアーに参加してくれと言われる。なぜなら吹雪いてホワイトアウトになると迷子になって、最悪、遭難するからなんだそうである。そんな大げさな、、、と、この時は思ったけど、後からそれは結構リアルなことだと分かる。

 正直、この近くにある県立美術館にもちょっとそそられて、係の人に歩いてどれくらいかかるか聞いてみると、「15分くらい」だけど、やはり「この後吹雪くかもしれないから、慣れていない人は止めた方が良い」と言われる、、、。そりゃそうか、と納得し、遺跡見学ツアーに迷わず参加することに。

 ツアー出発時刻まで少し時間があったのでミュージアムを見学することに。これが、思いのほか充実した展示で、楽しい。再現された生活の様子が良くできていて、当時の様子がリアルに感じられる。

 

 

 

土偶、、、たくさん。1コずつ見ると可愛い


 で、ツアー出発前に、ゴム長に履き替えさせられる。普通のブーツに滑り止めではダメだと。

 

 いざ、出発、、、と、その前に、館内のジオラマを見ながら説明を受ける。

 

 今度こそ。いざ、出発。……外へ、、、

  

さぶ~~~っ

 

ガイドさんの眼鏡が……。右の画像は、の真ん中にある大型掘立柱建物(復元)の跡

 

 建物内に入って説明を受けている間も、吹雪いたり晴れたり、目まぐるしく天気は変わっていた。ものすごい風で、ビュービュー音がしていて、ガイドさんの声も聞こえづらいほど。

ホワイトアウトになるのが想像できる、、、


 強風で遺跡全体を回れなかったものの、どうにか無事に帰還。寒かった、、、けど、なかなか面白かった、三内丸山遺跡。


④につづく

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愛する映画の舞台を巡る旅Ⅴ ~函館から八甲田へ~ ②

2023-01-29 | 旅行記(国内)

関連映画:『八甲田山』(1977)
 

につづき


《2日目の予定》 五稜郭タワー → 函館朝市 → 函館港 → 津軽海峡フェリー → 青森港 → 宿 


 8時50分に集合なので、6時頃に起きてダラダラしながら身支度して、7時前に朝食会場へ。

 考えてみれば、この日は元日で、朝食ビュッフェにはお雑煮とかおせちとか、お正月メニューコーナーもあったけれど、お雑煮もおせちも苦手な私はスルーして、フツーに洋食系のメニューとなる。

まるでお正月感のない朝食

 

 余談ですが、私は子供の頃からあんまし正月が好きではないのです(理由は一応ありますが、書くほどのことでもないのでやめときます)。正月の社会的な雰囲気が嫌いなんですよね。今は知らないけど、昔はテレビもバカ騒ぎ系ばっかしだったし。正月嫌いは今も継続中で、親の家に帰らなくなってからは、正月といって特に何もしないようにしています。ちょっと和なお花を飾るくらい。年賀状も、年一の消息確認の方々以外は毎年やめたいと思いながら、なかなかきっかけがない、、、。

 話戻って、朝食会場を出ると、コーヒーサービスがあり、その隣に部屋に自由に持ち帰ってよいと新聞が積んであったので、コーヒーと元日の読売新聞(てか、読売しかなかった)をもらって部屋に戻る。

 荷物の整理をして、天気が気になる。何しろ、翌日は八甲田ロープウェイに乗る予定なのだ。

 

ホテルの部屋から。曇り空、、、

 

 この後、吹雪いたかと思うと、晴れ間が出たりと、とにかく、天気がコロコロ変わる。嗚呼、明日はどーなる、、、と気になるが、まあこればっかりは運に任せるしかない。

 時間までコーヒーを飲みつつ読売に目を通す。が、元日からこんなもん読もうとしたのが間違っていた。3面の社説を読んで、気分が悪くなる。あまりに酷い内容だったので画像に撮って来たが(もちろんここには載せないが)、大体、読売が「民主主義の劣化」とかよくまあ恥ずかしげもなく書くもんだわ。劣化を体現していた張本人をサンケイと一緒に盛大にヨイショして「劣化」を積極的に助長してきた自覚ゼロってのが、実に読売らしい恥知らずっぷり。社説としての文章の格調高さも全くなく、唖然とした。高校生でももう少しマシな文章書く人大勢いるんじゃないか? もはや、新聞ではなく、新聞紙(by『クライマーズ・ハイ』)。

 ……いや、これは旅行記だった。脱線はこのくらいにしておかないとね。


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 集合時間少し前にロビーに降り、荷物をホテルに預けて、五稜郭タワーへ徒歩で向かう。ホテルから歩いて5分ほど。歩きながら五稜郭タワーの写真を撮ったはずなのに、なぜか無い、、、。消しちゃったのかなぁ。まあ、良いのだが。

 エレベーターで展望台へ上がる。

おなじみの光景。雪景色が美しい

 

 

 昔はお濠が完全に凍ったらしく、氷の切り出しが行われていた、、、というのを、ジオラマで再現していた。ほかにもジオラマがいっぱいあって見て楽しかった。

 

人気の土方さん(逆光で上手く撮れなかった)

 

青森方面。雲行きが、、、

 
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 宿に戻ると、タクシーが何台か迎えに来てくれて、函館朝市へと移動。

 運転手さんから、これから行く朝市についての情報提供。「あそこは、観光者用の市で、モノは高い上に良くない。地元民は誰も行かない。昔は行っていたけど、テレビなんかで取り上げられるようになってダメになった」みたいな話をされる。元日だから、開いているお店もあまりないだろうと思っていたので、ふーん、、という感じ。私のこの旅の目的は、一にも二にも八甲田なので、朝市がどうでも、まあ別に構わない。

 

やはり締まっているお店が多く閑散とした印象、、、

 

すぐ近くにJR函館駅

 

 そもそも、あまり見て回る時間もなくて、40分くらいだったかなぁ、、、。フェリーに乗ったら、中でまともな食事は売っていないと言われていたので、朝市か、近くにあるJR函館駅構内で昼食を調達しなければならなかったのだ。

 

 でも、朝市では画像のような似た感じのお店ばかりでそそられなかった(市という割にお高い)ので、函館駅でパンをゲットし、集合時間と相成る。 

 

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 再びタクシーに乗って、フェリー乗り場へ。

 

 で、乗船して、船室へ向かう。私は事前にHPでフェリー内の画像をチェックしていたので、船室の様子は分かっていたのだが、ほとんどの方はご存じなかったらしく、このような船室を見てネガティブな反応が、、、。

 

左:船室/右:共用スペース(画像はHPからお借りしました)

 

 一応、男性陣と女性陣で別々に部屋を確保してくれていて、しかもツアーで貸し切りであったので、まあ許容範囲だと私は思ったのだが、中には「こんなのイヤだわ」「椅子のあるところはないの?」「窓がないなんて!!」とおっしゃるおばさまも何人か、、、。今回のツアー、結構、文句言う方がいて、、、、ああいうのはあんまし聞いていて良い気分じゃないですね。今度から、ちょっとここのツアーは考えようと思った次第。

 まあ、でも多数の方々は、ごろ寝したりおしゃべりしたり気ままに過ごしておられましたけどね。

 とりあえずサクッと船内探検をしつつ、外が吹雪いているのを見て、ますます八甲田が遠のく気がしてどよーんとなる。

 

 

 

 船室に戻って、私もイヤホンで音楽聞きながら、いつの間にか爆睡しておりました。多分、1時間くらい寝て、起きてから函館駅でゲットしたパンを頬張り、その後、共用のフリースペースへ移動して、コーヒー飲みながら音楽聞きながら『八甲田山死の彷徨』を読む。


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 そうこうするうちに、青森港に到着。

 

函館港と見分けが付かない、、、

 

 降りた瞬間、函館よりもかなり寒いと感じる。寒さの質が違うというか。底冷えする感じ。

 ここからタクシーで宿まで移動。タクシーを待つ間に、喉が渇いたので売店でジュースをゲット。宿について、早速一気飲み。フェリーに乗っただけの日だったけれど、まあまあ疲れていたので、このジュースは五臓六腑に沁みた、、、。

 

 

左:前日の部屋より広くてキレイ♪/右:部屋から(やっぱり天気が気になる)

 

 その後、6時から夕食。ここで、運悪く、お隣に文句の多いおばさまが、、、。

 やれ、ツアーの人数が多いだの、添乗員が要領悪いだの、どこそこのツアーで飲んだ酒が美味しかっただの、安いツアーはダメだの、、、。私は反対隣りの方と話すようにしてほとんど無視していたが、嫌でも声が聞こえるし、ほとんど食事の内容を覚えていない。やはり正月ということで、おせちの皿もあったのは覚えている。味も良かった(と思う)。

 持って帰って来たメニューを見ると、鍋は「八戸せんべい汁仕立て」とあって、そうだった、この八戸せんべい汁は美味しかったのを思い出した。蓋を開けた画像を撮るのも忘れるくらい、お隣のおばさまが「この鍋の火、どーなってんの??」と騒いでいたので、メニューを見直すまで忘れてたよ、、、まったく。

 で、食事が終わるころに、添乗員さんからバッドニュースが、、、。

「八甲田ロープウェイ、本日、運行中止でした。明日はどうなるか分かりませんが、天気予報は悪い予想なので、今、代替案を検討中です」

 ………………がーん、、、。何のためにこの旅に来たのか、私。

 失意のまま、部屋に戻って、グッタリ眠りにつきました。

 

 

③につづく

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愛する映画の舞台を巡る旅Ⅴ ~函館から八甲田へ~ ①

2023-01-15 | 旅行記(国内)

関連映画:『八甲田山』(1977)
 

 以前、『八甲田山』(1977)の感想でも書いたのですが、この映画を見た後に読んだ、伊藤薫著「八甲田山 消された真実」(山と渓谷社)の内容に衝撃を受け、夏は絶好のトレッキングコースでありながら、冬には一転して白の地獄と化す八甲田を、一度この目で見ておきたい、と思うようになりました。

 で、この度、函館から八甲田へとまわるツアーを見付けて、昨夏予約。この年末年始に行ってまいりました。昨年の後半は、この旅を心の支えに過ごしたと言っても良いくらい(言い過ぎ?)楽しみにしていた旅行でした。 

 大晦日から2泊3日。新年を旅先で迎えるのは、もしかすると、生まれて初めてかも知れません、、、(幼少期に親戚の家で、ってのはありますけど)。


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《1日目の予定》  東京駅12:20発はやぶさ23号 → 新函館北斗駅16:30着 → 夕食 → 函館山ロープウェイ → 宿


 北海道まで飛行機でなく新幹線! 一度乗ってみたかった北海道新幹線。本当は、札幌までつながるはずが、いまだに新函館北斗駅までしか開通していないという、、、。札幌までの開業予定は2030年だそう。

 東京駅集合は11:40で、お昼は前回の奈良ツアーで駅弁を吟味できなかった経験から、今回もムリだろうと想定して、家を出る前にしっかりめに食べた。というのも、夕食が18:00前になりそうだ、と事前に添乗員さんに言われていたから。新幹線の中で食べたら、夕食までに消化しきれないかも、、、と思ったので。そして、案の定、集合して全員でホームへとなったので、まあ良かったかな。

 

めっちゃ混んでいた東京駅


 今回もおひとりさまツアーだったのだが、ツアー参加者は計23人とかなり多い。男女半々くらいで、男性はお若い方も何人か、、、。新幹線の座席は、旅行会社の方で割り振ってくれているのだが、男女で分けてくれているのは、正直言ってありがたい。

 今回も(奈良に引き続き)行きは、3人掛けの真ん中席だった。東北新幹線はトンネルが多いし、あんまし見知らぬ人と話すのも得意じゃないので、早々にイヤホンで自分の世界に入ってしばし爆睡していた模様。気が付いたら、すでに盛岡、、、。驚いて外を見ると、やはり雪景色だったのだが、車内は暑くて、また(奈良に引き続き)アイスを買ってしまった。

 

 カチカチのアイスを20分くらいかけて食べ、ふと外を見ると、雪がない。八戸辺り。えー、青森なのに??と思ったら、後日、青森のバスガイドさんが「八戸は雪は少ない」とおっしゃっていた。でも、新青森を過ぎたところで外を見れば、、、、


 青函トンネルを通っているところを見たい!と思っていたのに、寝てしまったらしく、気が付けば「木古内」。がーん、、、。まあ、仕方ない。で、定刻通り、16:30に新函館北斗駅に到着する。

 


 あんまし人気のない駅で、もちろん駅舎はキレイだし、天井もちょっとイイ感じだったのだが、立地としては新幹線の駅にありがちなポツンと孤立した状態っぽかった。暗くて周囲がゼンゼン分からなかったけど、、、。

 

 ものすごく寒いのを想像していたけど、スマホで確認したら2度、感覚的にも思ったほどの寒さではなかった。

 

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 まずは夕食会場へ。函館山のロープウェイ乗り場の近くとのこと。バスで30分ほどで到着。「沙羅の月」というツアー向けのお店ですな。ほっけとかホタテとか、、、一応、海の幸が並ぶが、味は普通。もう、このツアーではあまり食事は期待していない。

 


 で、18:20にはロープウェイ乗場に行きます、と言われて、あわただしく店を出る。お店からロープウェイ乗場までは歩いてすぐ。ロープウェイは10分間隔で動いていて、あまり待つことなく乗れ、山頂までは2分くらいだったかな、、、。

 

結構人がたくさん、、、。

 

おなじみの夜景(下手っぴですみません)


 さすがに外の展望台は風が肌に刺さって寒かったけれど、なるほど、夜景は美しかった。……とはいえ、やはり寒さが身に染みるので、屋内展望台へと移って夜景を目に焼き付けたら、階下のお土産売り場で北海道限定菓子など(お土産用)をゲット。そうこうするうちに集合時間。
 
 この後、この展望台でカウントダウンが行われるとガイドさんは言っていたけど、私たちは早々に宿へと向かう。

 宿は、あまりにもフツー過ぎるビジネスホテルで、部屋も狭すぎたため写真は撮らなかった(撮るまでもないというか、、、)。ただ、このホテルには温泉大浴場があって、これはなかなか良かった!

画像お借りしました(ホテル公式HPより)

 

 残念ながら、夜景はゼンゼン見えなかった(そもそも窓に目隠しがしてあった)けれど、久しぶりに温泉にのんびり浸かって、疲れが取れた気分。

 部屋へ戻って、紅白もゆく年くる年も見ず、本(新田次郎の『八甲田山死の彷徨』)を読みながら寝落ち、、、


②につづく

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厩戸沼にハマって奈良へ~「日出処の天子」の舞台を巡る旅~ ⑥

2022-11-19 | 旅行記(国内)


につづき


 お次は、最後の見学場所、四天王寺。

 四天王寺は、聖徳太子が建立したとされ、マンガでも四天王が出てくる名シーンがありましたね、、、。ここへ来るのは初めて。そもそも大阪にはあんまし来たことないので、、、。

 意外にも、かなり街中にあるのでした。この立地で、しかも、これだけ広大な敷地となると、維持費も大変だろうなぁ、、、などと下世話なことを考える。

中門の金剛力士像
 

創建当時の伽藍配置が忠実に再現されているという、、、

 

 

フリマ(?)開催中だった

 

もう、暑くて朦朧状態でした、、、


 しつこいようですが、殺人的な暑さで、厩戸を想像してニヤニヤする余裕など全くありませんでした。日干しにならぬよう、水を飲み、日陰を選んで歩き、義務感から画像を撮る、、、という。四天王寺=暑い、というのが私の中での四天王寺のイメージになってしまいました。

 ツアー参加の皆さんも、やっぱし暑かったせいで、バスに早く戻る人が多かったですね。そらそーでしょう、あれでは、、、。

 そんなわけで、ようやく全行程を終え、いざ帰路へ。


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 40分ほどバスに揺られて、新大阪駅に到着。ふと見上げると、、、

 がーん、、、、。体温より高い。

 駅のキオスクで買い物して、15:33発のぞみ400号は定刻通りに無事発車。私は即爆睡したらしい、、、。

 ふと気付くと、車内販売が、、、。その音で目が覚めたみたい。

 隣席の同じツアー参加のおばさまが「よく寝てたわね。コーヒーごちそうするわ!!」とおっしゃる。いや、ごちそうしていただく理由がないので「いえいえ、お気持ちだけありがとうございます。アイス食べたいので、自分で買います!」と、3往復ぐらいやりとりし、どうにかおばさまに納得していただきました。

 


新幹線名物かちかちアイス

 

 めいらくのアイスなのか、、、。あ、めいらくはスジャータの会社です。……聞いてはいたけど、ホントにかちかちで、10分以上放置してから食べました。ちなみに1個300円。別に味は悪くないけど、ハーゲンダッツより高いってのは、車内販売とはいえ、どうなのか。コーヒーとセットで50円引きとなり、計580円。

 で、このおばさまとしばらくお話する。「私、もうリタイアしたから毎日日曜日なのよ。あなたはお仕事お休みしたの?」とか「おひとりさまツアーよく参加するの?」とか「この後、どこかまた行く予定あるの?」とか質問攻めに遭う、、、。

 私がつい「コロナ直前にロシアに、、、」と言ったばかりに、おばさま「まー、ソ連!? ソ連行ったなんてすごいわね、その頃、もうプーチンは戦争しようと思ってたんだわね、きっと」「ソ連、どーだった?」……と、やたら「ソ連」「ソ連」と連呼なさる。いや、だからロシアなんだけど、、、と思ったけど、まあ、メンドクサイし、実態はソ連と変わらんかも知れんのでそこはスルーで、モスクワもペテルブルクも良かった~というような話をしたら、「他にはどこに行ったの?」と聞かれたので「ベトナムとか、インドとか、、、」と答えると、「そういう社会主義の国がお好きなのねえ?」と。

 いや、、、別に、そういう基準で行く所を選んでいるわけではもちろんない(インドは社会主義じゃないやろ)ので、「いえそういうわけでは、、、」と言い掛けたら、「あ、立ち入ったこと聞いちゃったかしら(笑)」と、自己完結なさっていらしたので、それ以上説明はしませんでした。

 会話が一段落すると、おばさまは他の方々と通路を挟んでおしゃべりに花を咲かせていらっしゃいました。体力あるなぁ、、、と感心してしまった。私なんか、その後もぐったり、ウトウト、、、だったのに。

富士山が(まあまあ)キレイに見えました

 

 18:03に無事に東京駅に着きました。改札を出たところでそのまま解散となり、ヘロヘロになりながら自宅に辿り着きましたとさ。


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 で、記事内で書かなかったこの旅の戦利品。

 

 左は、初日の薬師寺南門を出てちょっと行ったところにあった奈良漬専門店「寿吉屋」の奈良漬。648円(税込み)。ひと口大の奈良漬をさらに酒粕に漬け込んで熟成させたもの。美味しかった。もう何年も夕食でご飯食べていないけど、久しぶりに夜にご飯炊きました。

 右は、2日目、飛鳥寺の前の売店で買った葛湯の素。さすが本場の葛だけあって、すごく美味しい。540円(税込み)。しょうががかなり効いていて、これからの寒い季節にはぴったり。

 

 新大阪のキオスクでどうしても買いたかったのは、今回も赤福(800円・税込み)。で、神戸プリン(1,880円・税込み)も懐かしくて買ってしまいました。

 赤福は相変わらず美味しい。最近、白い赤福があるらしいのだが、、、。食べてみたい。神戸プリン、カラメルをかけるようになっていたんだけど、前からこうだったっけ?? 私の記憶より大分やわらかめで、自身の記憶のいい加減さをまた思い知る。味はgooなんだが、私はかためのプリンが好きなのだ。


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 ……というわけで、一体どんな大旅行したの??というぐらい、完結まで時間がかかってしまいましたが、これで今回の旅行記は完結です。終盤は、厩戸どころではなくなった、当初の趣旨とはかけ離れた旅となりましたが、最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

 

 

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厩戸沼にハマって奈良へ~「日出処の天子」の舞台を巡る旅~ ⑤

2022-11-06 | 旅行記(国内)


につづき


《3日目の予定》  法隆寺 → 叡福寺 → 昼食 → 四天王寺(大阪) → 新大阪15:33発のぞみ400号


 3日目、最終日。

食事の部屋へと向かう廊下

 

 7:30から朝食。昨夜の夕食と同じ部屋、同じ席。茶粥の朝食と聞いていたけど、普通の白いご飯も出て来てオドロキ。奈良漬けもあり、ここは奈良だった!と思ったのでした。薄めの味付で美味しかったです。

 

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 出発は8:50。法隆寺の目の前の宿なので、歩いて法隆寺へ向かう。既に暑くて、先が思いやられる。宿からガイドの方が案内してくださるのだが、正直言って、暑くて話が頭に入ってこない、、、。

 法隆寺、高校の修学旅行で来たかどうか、、、記憶が定かではないのだけど、いずれにしてもウン十年ぶり。

 

西院伽藍に向かい歩く(日陰を選んで、、、)/ 中 門

 

五重塔と金堂

 

 金堂の壁画は、修復中の模写作業の際に火災で黒焦げになったと、ガイドさん。火災に遭ったのは知っていたけど、模写作業中だったなんて、随分と皮肉な話だ、、、。黒焦げになる前のモノクロ状態の画像があったけど、ホントに文化財の火災は取り返しがつかないから怖ろしい。

 

回 廊 / 柿くへば~の碑が建っていたらしい鏡池(この辺は意識朦朧だった気がする)

 

 で、この西院伽藍から、夢殿がある東院伽藍まで、参道を結構歩くのだ。炎天下、もうヘロヘロ。もちろん、水も飲んでいるし、日よけ対策もバッチリしているけど、何しろ気温は朝から30度越えで、湿度も高いし、汗は出るけど乾かないので気持ち悪いしで、なかなかの苦行でありました。

 
炎天下の参道を延々歩く、、、/ 東大門(西院伽藍と東院伽藍の中間にある)

 

夢 殿

 

 でも、ガイドさんも滝のような汗を滴らせながら一生懸命、丁寧に説明してくださるので、何とか頑張って説明を聞いたが、ほぼ覚えていない、、、がーん。ここまで来ると、皆さん、無口だったなぁ、、、。

 この夢殿、マンガでは結構重要なシーンの舞台になっているんだけど、この建物はもっと時代が下って平安時代建立。それに、マンガの夢殿はもっとこじんまりとしていたので、この建物と同じという設定で山岸さんは描いていないだろう。まあ、でも、厩戸と毛人のゾクッとするシーンなのよねぇ。実写版で見たいわ~。

 

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 何とか宿に戻って冷房の効いた部屋でようやく生き返る。荷物をピックアップしてバスに乗り込み、お次の叡福寺へ。

 叡福寺は、聖徳太子が、母の穴穂部間人皇女、奥さんの膳部大郎女と合葬されているという。3人がなぜ合葬されているのかとか、よく分かっていないらしい。

 
南大門の左右の金剛力士像

 

聖徳太子御廟


 こちらには、源頼朝のお墓もあるらしいが、非公開。弘法大師の像もあって、「太子信仰の象徴となり、この御廟には太子を敬う空海や親鸞、叡尊、良忍、一遍、證空、日蓮など諸賢聖のほか、名僧が参籠し、日本の大乗仏教の聖地として栄えました」と案内にあるが、まあ、この廟に本当に太子が葬られているのかは異論もあるらしいので、亡くなってイロイロと利用されるのは、偉いお方の宿命なのだなぁ、と感じた次第。

 で、ここで時刻は既にお昼前になっており、これからバスで小一時間、昼食に向かう。


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 お昼は、道頓堀の大和屋本店でふぐランチ。

 

 もう、疲れてぐったりしていて、あんまり食事を堪能できる状態じゃなかったのよね。でも、から揚げ(写真撮り忘れました)は美味しかったし、鍋もついて、お腹いっぱいになりました。

 一息ついて、ちょっと元気になった、、、かな。


につづく

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厩戸沼にハマって奈良へ~「日出処の天子」の舞台を巡る旅~ ④

2022-10-22 | 旅行記(国内)


につづき


 2日目のお昼は、飛鳥から橿原まで来て、“明日香古代米の昼食”とのこと。

 ツアーは移動が楽で良いのだが、食事が自由にならないのがちょっとね。折角だから自分の食べたいものを食べたい、、、というのはわがままと分かっているけど、食事がハズレだと気分も下がるのよ。

 橿原のダイワロイヤルホテル内にある和食レストランで、このランチは、ハズレでもないけど、アタリでもなかった。

 

(店内の画像はお借りしました)

 

 “うなぎ”あんまし得意じゃない(食べられますが)ってのも大きいのだが。なんと、とろろをこのうな重(と敢えて言おう)にかけて食べろと。うなぎにとろろをかけろ、というよりは、古代米ゴハンにかけろってことだと思うけど、それにしても、うなぎととろろって組み合わせが驚きだった。

 食べてみれば、特にどうというこもなく、普通に“うなぎ と とろろゴハン”であった。しかも、沢庵と一緒に梅干しが。まあ、迷信ですけどね、うなぎと梅干は食べ合わせが悪いってのは。それより、ちょっとなぁ、と思ったのは赤だし。赤だしの本場で育った人間としては、うぅむ、これはイマイチであった。赤だしは香りよりコクというか旨味なのだが、味がしない、、、ごーん。いや、赤みその、豆味噌の味はするんだが、あのコクがないのだよな。

 デザートの冷たいぜんざいは、甘さ控えめでまあまあ美味しかった。

 ……まあ、こんなもんか、と。食べ物にあんまり文句をつけるのは主義じゃないし。

 食べ終わって、ロビーにある売店を物色し、職場へのばらまき系土産をゲットする。別に旅行に来ると言ってこなかったから、買う必要もないのだが、なぜか後ろめたさを感じて、ほぼ毎度買ってしまう。大したものじゃないから、むしろ買わない方が良いのか、、、といつも思うが、買ってしまう。嗚呼、、、。 


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 お次は、蘇我馬子が埋葬されたと言われる石舞台古墳。

 

デカい、、、

 ここは、修学旅行では来ていないが、もっと以前、幼稚園か小学生くらいの頃に来ている(色褪せた写真があった)。父親の実家が関西なので、まあ、奈良の主要観光地は大抵子供の頃に巡っているのだ。ただ、子供過ぎて、その場所の意味とかゼンゼン理解していなかった、、、。

 

  

中に入れるようになったのは、割と最近らしい、、、

 この巨石は、封土で覆われていたはずで、どうやってこの石が露出することになったのだろう。ちなみに、この古墳の形は全体では方墳。覆う花崗岩の重さは、64トンと77トンで、総重量は、2,300トン。

 あの馬子(って、マンガに出て来たのを思い浮かべています)がここに葬られたのかぁ、、、ってことは、毛人(も、もちろんマンガ内の美青年)も埋葬の儀式とかでこの地に立ったのかも知れぬ、、、とか思うとロマンだわ~、などと勝手にニヤニヤする。飽くまでもマンガの世界を漂っている私の脳内、、、。まあ、マンガの中では馬子は最後まで生きてますけど。

 

こちらは復元(石棺)

 

 拝観券に、「石舞台の名の由来」として、「昔狐が女性に化けて石の上で舞を見せた」とか「この地にやって来た旅芸人が舞台がなかったので仕方なくこの大石を舞台に演じた」とか書いてある。それはいいけど、最後に「今は石の上に登ることは禁止されています。お弁当などの飲食もご遠慮願います」とあって、ぷぷぷ、、。

遠目からでも十分おっきぃ、、、

 

 もう、とにかく、暑くて暑くてヘロヘロだった。熱中症になりそうだったよ、、、。


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 2日目のスケジュールは終わり、法隆寺近くの宿へ。バスで40分ほどで、本日の宿「和空法隆寺」へ到着。

こちらは私たちが泊まった東方館。正面玄関は西方館

 

 このツアーは、この宿がウリの1つだったみたい。こちら、和空シリーズとして古刹の近くで展開している様子。関東では、成田山新勝寺近くにあるみたい。

 

 

 

 部屋は広くてとってもキレイ。部屋に着いて、10分くらいしたら、猛烈な大雨と雷の夕立。ひゃ~、ギリギリで間に合って良かった。

 で、夕食前にトークショーなるものが行われ、これは自由参加で、法隆寺にまつわる歴史のレクチャーがあった。ホテルのスタッフさんがパワポで作った資料を見せながらお話してくれた。

 特に、初耳!!的な情報はあまりなく、でもそれは、現段階で史実であるとされている説を基にした講和であるともいえ、良心的だと思った。その中では、乙巳の変の主役、“中大兄皇子と中臣鎌足は飛鳥寺の蹴鞠会で出会った”ってのが、へぇなエピソードだった。

 このトークショーも、このホテルのセールスポイントらしい

 

 で、夕食は、大広間でツアーの皆さんと一緒に。座席が指定されていた。

 

 


 なんと、この夕食のメインである、国産牛リブロースしゃぶしゃぶの画像を撮り忘れました。がーん、、、。一番、“映え”な画像だったのになぁ。お肉も美味しそうだったし、実際美味しかったし。なんとマヌケな、、、。ホテルの公式HPに画像があったので、お借りして貼っちゃいます。まさに、こんな感じでござんした。

 

 

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 お腹も一杯になったところでお風呂、、、は、こちらの大浴場は温泉ではなくサウナ併設の“浴堂”だそうなので、(サウナはあんまし好きじゃない)疲れ果てていたのもあり、私は部屋のシャワーで済ませて、とっとと寝ました。

 

につづく

 

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厩戸沼にハマって奈良へ~「日出処の天子」の舞台を巡る旅~ ③

2022-10-10 | 旅行記(国内)


につづき


《2日目の予定》 橘寺 → 飛鳥寺 → 昼食 → 興福寺 → 石舞台古墳 → 宿 


 2日目の出発は10時とゆっくり目なので、その前にちょっとお散歩に行くことに。というのも、宿の場所が平城宮跡歴史公園の近くだったので、復原された朱雀門でも見に行こうと思った次第。

 宿の人は歩いて15分くらいと言っていたけど、前日、宿へ来るまでにバスで前を通っていて、そのときの実感で、徒歩15分では無理だろうと思ったので一応、地図アプリで検索してみた。すると、少なくとも最短で徒歩20分、慣れない身では30分はかかるだろうと思われ、この日も猛暑の予想で、いくら朝早いとはいえ、朝っぱらから大汗かくのもイヤだなぁ、、、と思ったけど、せっかく来たのだし、日頃運動不足だし、たまにはいっぱい歩いた方がいいか、とかイロイロ自分で理由を考えて、朝6時半頃に宿を出て、いざ朱雀門へ。

 そうして実際歩いてみたら、ちょっと遠回りしてしまったのもあるけど、35分くらいかかってしまった、、、。それでも途中まではそれほど暑さも感じず気持ちよく歩いていたのだけど、25分くらいを過ぎた辺りから日差しは強くなってきて汗が噴き出してくる、、、。

 で、ようやく着いたのでした。

復原遣唐使船

 これは、朱雀大路脇にある観光施設の広場にある復原された遣唐使船。9時30分~18時の間は、自由に中を見学できるらしい。復原と言っても、大きさなどは推定だそうだが。


朱雀門(大宮通りの日陰から撮影)

 歩いて来た大宮通りから朱雀門へ辿り着くには、朱雀大路を歩いて行かなきゃいけないのだけど、これが表示で260メートルもあり(単純に計算して3分以上かかる)、ここまでで既にヘロヘロになっていたのでとても間近まで行く気力は残っておらず、遠目で眺めるのみ。


 この地図を見ると、さもいろんな施設が立ち並んでいる充実した復元施設と思われるのだが、残念ながら広大な敷地に復原施設と資料館が点在し、イマイチ見て楽しめる施設とは言い難い。大体、朱雀門から大極門(この地図でいうと茶色い「中央区朝堂院」ピンクの「第一次大極殿(復原工事中)」の境界にある門。2022年3月に完成したそう)まで歩いて12分かかるんだからね。宿でもらった公園のパンフを見ると、おすすめ見学ルートが載っているんだが、この何もない復原された建物が点在しているだけの公園で、所要時間の目安が「1時間~2時間」って、どんだけ物好きな人たち向けのルートなのよ、、、。

 とにかくだたっぴろいだけで「公園」と名はついているけど、まあ、まだ整備途中みたいだし、これから充実されていくんですかねぇ。昼間はガイドさんもいるみたいだけど、よく分からん。

 ……と、徒労感に襲われつつも、宿に戻らなければならない。ので、また来た道を歩く。来る時よりは早かったけど、延々20分。やっぱり大汗かきました。あー、疲れた。

 部屋に戻ったのが7時40分。1時間以上も歩いていたのか~。汗を流しに温泉に入りに行きたかったけど、10時までに、朝食も食べて、身づくろいして、荷物もまとめなきゃいけないので、諦めて部屋のシャワーで汗を流し、朝食へ。

 あんましきれいな画像じゃなくてすみません。……まあ、普通のバイキングでした。卵の横の葉っぱは、奈良ならではの柿の葉寿司。朝から歩いたしお腹が空いていたのでペロリ。

 どうにか集合時間に間に合って、10時出発。

 

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 まずは、聖徳太子が生まれた場所とされる橘寺。

 
中腹に見えるのが橘寺

 良い天気なのはありがたいが、日差しを遮るものもなく、炎天下、てくてく歩くのはなかなかの苦行。

 まずは、本堂に上がって、講和を聴く。暑くてイマイチ内容を覚えていないが、お寺の由緒とご本尊についての説明だった、、、と思う。メモを見直しても、記憶が喚起できない、、、

 覚えているのは、この場所にあった欽明天皇(太子のおじいさん)の別宮で聖徳太子は生まれ、生まれた後に不思議な出来事が起きて、寺が建立されたと。聖徳太子建立七寺に数えられている。

 この橘寺には春秋だけ公開される日羅(百済の高僧)と伝えられる像もあるとのこと。日羅は厩戸に「死んでもらいましょう」と言われていたお方ですね。

 
黒駒(聖徳太子の愛馬、マンガでも出てきましたね、、、)と本堂

 

 

鐘楼・五重塔跡

 

二面石(飛鳥時代の石造物だそう)

 

本堂から境内を一望

 

 

寺から来た道を眺める

 

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 お次は飛鳥寺へ。

 ここも修学旅行で来たのはよく覚えている。

 

 こちらでも、まず講和を聴く。ここではメモもとっていないので、ほとんど内容は覚えていない。ただ、歴史の授業で、大仏のお顔が“アルカイックスマイル”と習ったけれど、アルカイックスマイルとはちょっと違う、、、みたいなことを話されていた気がする。へぇー、、、と思ったのが記憶にあるくらい。

有名な飛鳥大仏

 日本最古の大仏は、マンガでも出てくる“とり”こと鞍作鳥の作。けれど、火災で大部分を焼失しているとかで、お顔も当時の部分がどれくらい残っているのかがハッキリしていないそうだから、そういうこともあってアルカイックスマイル云々というのはちょっと、、、ということなのかな。

 

  

 回廊部分に建立当時の伽藍復元図があったけれど、当時は壮大なお寺だったのだろう。境内を出て、西側には、蘇我入鹿の首塚がある。

蘇我入鹿の首塚

 乙巳の変で暗殺された入鹿の首が、ここまで飛んで来たと。けれど、乙巳の変の現場となった飛鳥板蓋宮は、ここから600メートルも離れているというから、将門の首が飛んできたってのと同類のオハナシですかね。将門の首はもっと長距離飛んでますが、、、。まあ、こういう伝説がイロイロあるのも歴史の面白いところです。

 一通り見学し終わったら、既にお昼を回っている。お腹もすいたし、昼食へ!

につづく

 

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厩戸沼にハマって奈良へ~「日出処の天子」の舞台を巡る旅~ ②

2022-09-30 | 旅行記(国内)


につづき


 春日大社を後にして、興福寺にやってまいりました。こちらも修学旅行生が大勢いらっしゃいました。東京から? あんましちゃんと見なかったけど。興福寺は、高校の修学旅行以来かな。

 余談ですが、、、。この修学旅行ってのが、メニュー式で、確か、長野にスキーとか北陸に海水浴?とかいくつかコースがあったけど、奈良・京都が一番マシだったような記憶が、、、。4~5人でグループになって、グループごとに好きな寺社を巡る、、、というのだった。京都では、確か南禅寺の宿坊に泊まったのではなかったかしらん?? 巡ると言っても高校生だから、レンタサイクルですよ、ママチャリの。真夏の炎天下に! しかも制服着て!! よく行ったわ、、、と今さらながら呆れる次第。暑かった記憶はあるけど、でも今回の旅行の方が暑さが堪えた、、、のは歳のせいか。……ま、どうでも良いが。

 興福寺は、藤原氏の氏寺で、先ほど訪れた春日大社と同じ8世紀の建立。で、当時は仏教が重視されていたことから(……て、これは聖徳太子以来の流れですかね)、この興福寺が春日大社を“支配下に置く形で一体化”して、藤原氏と共に“共存共栄”した、とのこと。一体化していたのか、、、と、これは実は旅行後に知った話(週刊朝日MOOK「歴史道」Vol.23 朝日新聞社刊)。

五重塔(なんだか画像がイマイチ過ぎたので、多少明るさとかを修正しましたが、、、)

 五重塔は、10月から大規模修繕に入るとかで、足場が一部組まれていた。HPを見ると、この後、塔の一般公開がされたみたいで、現在も公開中みたい。公開終了後に、修繕に入ると。

 

東金堂(国宝) 

 こちら、国宝の東金堂。薬師如来が安置されており、中に入ってお参り、、、。

 

中金堂

 何度も焼失・再建を繰り返し、老朽化したため、発掘調査を経て、平成30年(2018)に“再建落慶”。こちらは、外から眺めるだけ。

 

北円堂(国宝)

 こちらも国宝、で、こちらも遠くから眺めるだけ、、、。

 

国宝館

 東金堂の隣にあって、こちらは中に入って見学。修学旅行の時も見学したのかなぁ、、、。有名な仏頭は見た記憶がある様な気もするが、あの阿修羅像は見た記憶がない。

 けど、今回は、じっくりと眺めさせていただきました。もちろん、内部は撮影禁止なので画像はないですが。

 何年か前に東博に来ていたと思うけど、激混みの噂を聞いて行く気もしなかったのだが、今回、人も多くない所で、実に間近に堪能させていただき幸せでした。本当に美しい。全体のバランスの素晴らしさ。思ったよりも小さくて、153.4cmとか。八部衆立像の他の像も勢ぞろいで並んでいると壮観。

 ほかにも、旧食堂の本尊千手観音菩薩、旧山田寺の仏頭等々、教科書やら資料集やらで見たあれこれが配されていて、眼福。仏像好きなわけではないけど、たまに拝むと何とも言えない幸福感を味わえる。仏像好きな人の気持ちがちょっと分かる気がする。

 この内部は冷房もガンガン利いていて、ホッとする。展示室の出口にはショップがあって、小さいけど意外に面白かった。……とか言いながら、大して買ったわけではないけど、ゲットしたのはこの2つ。

  

 黒い箱はお香です。このお香、焚いてみたけど、割と普通な線香という感じ。百均のお香より格調高い香り、、、、と言いたいところだけど、まあ1000円だからお値段相応ですかね。

 エコトートは、大きさも小さめで、何よりデザインが可愛らしくて、しかも200円! 即買い。シルバーの模様と阿修羅とKOHFUKUJIの文字がツボ。

 ツアーなので心行くまで堪能、、、とは行かないのは仕方ない。急ぎ足での見学・買い物を終えて、バスへ戻る。


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 お次は、薬師寺。こちらも、確か、修学旅行で来たはず。で、多分それ以来の拝観。

 

南門(重文)

 

 

中門の二天王像(1991年(平成3年)造立)

 中門の二天王像に迎えられ(?)、眼前に現れる金堂。そして、左右に西塔・東塔を臨む、、、。 

 

金堂(1976年(昭和51年)再建)

 こちらに、本尊で国宝の薬師三尊像が祀られている。この薬師如来が、修学旅行で一番記憶に残ったような。美しいなぁ、、、と単純に感動した覚えがある。

 ぐるりと裏に回ると、薬師如来台座(国宝)が間近で見られるようになっている。ギリシャ由来の葡萄唐草文様、ペルシャの蓮華文様が描かれるなどエキゾチック感あふれる。

東塔(国宝)

 薬師寺の中で、東塔だけが創建当時の建物。六重に見えるけど、三重塔。

 

 

西塔(1981年(昭和56年)再建)/ 大講堂(2003年(平成15年)再建)

 

大講堂側から金堂・東塔を臨む

 

東院堂(国宝)

 鎌倉時代の建物で、聖観世音菩薩像(国宝)が安置されている。こちらも中に入ってお参り。ちょっと金堂からは離れていてガイドさんに案内してもらわないと分からなかったかも。多分、修学旅行の時はこちらは見ていないのではないか、、、。


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 時間切れで疲れ果ててバスに戻り、宿へ。

 

 狭いけど、一人で寝るだけなら十分。地下には温泉もあったし。

 夕食は、全員一緒で、皆で同じ方を向いて(教室みたいに)距離をとって座り、黙々と食べる。一応、フレンチのコースということで

 

  

 メインのお肉は食べる前に撮り忘れ、食べ掛けですみません。パイ包みは、中は確か魚介だった様な。最初のサラダとスープは美味しかったけど、後はまぁ普通。お肉は皆さんには評判良くなかったみたい。ちょっと固かったか? デザートも、、、うぅむ、という感じ。

 私の隣に座っていた女性は、お肉ダメみたいで、事前にツアー会社に申請するの忘れてたとかで丸ごと残していたら、ボーイさんが来て「お口に合いませんか?」と聞いて来た。女性が「ごめんなさい、私お肉ダメで……」と言うと、「じゃあ、何か別のお出しできるか聞いて来ます」と。しばらく待ったけど、白身魚のソテーみたいの、持ってきてくれたのだ。ツアーで決められたメニューだったのに、対応してくれるなんて良心的や、、、と私は結構感動したのだけど、当の女性は、お魚を一口食べてボソッと「これ、美味しくないわ、いらない」と。嗚呼、、、私に出された訳じゃないから仕方ないけど、それこのシチュエーションで言っちゃうのか、、、と少し哀しくなってしまった。まあ、いいんですけどね。最善を尽くそうとしてくれた気持ちに対して、それはちょっと、、、と思っちゃう私は、庶民で小心者。

 なにはともあれ、正直、ヘロヘロに疲れていたので、上げ膳据え膳で有難い限り。

 この後、温泉に浸かって、早々と寝ましたとさ。


につづく

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厩戸沼にハマって奈良へ ~「日出処の天子」の舞台を巡る旅~ ①

2022-09-19 | 旅行記(国内)

 

 少女マンガの名作、山岸凉子作「日出処の天子」を、今年の春先に何十年かぶりに読みました。昔、リアルタイムで読んだときは、面白いとは思ったものの、読んでおしまい、、、、になっておりました。山岸凉子のマンガは“短編の方が好き”という思い込みもあり、長らく再読していなかったのですが、なぜか分からないけどまた読みたいと思ったのか、図書館で予約していたらしいです(らしいというのは、予約してから手元に届くまでかなりタイムラグがあったので、予約したことさえ忘れていたのでした、、、ごーん)。

 そうして全10巻を読み終えてみれば、すっかり厩戸沼に嵌っておりました。いやー、こんなに面白かったっけ??というのが正直なところでして。厩戸のキャラが、ツボ過ぎました。まあ、もちろんだからって歴史上の聖徳太子を好きになったわけじゃ、もちろんないのだけど。

「日出処の天子」の厩戸皇子(厩戸のキャラを端的に物語る。画像お借りしました)

 そんなわけで、脳内の9割くらいを厩戸が占拠していた頃に、ネットで、“聖徳太子の足跡をたどる”みたいなキャッチフレーズのツアーを目にしてしまい、ついポチってしまったのです。

 ポチった頃は、コロナがこんなに激増しているとは想像しておらず、9月に入れば多少は暑さもマシになるかも、、、という期待があったのですが、コロナは今さら言うまでもなく、暑さもトンデモで熱中症になるんじゃないかと思ったくらいで、厩戸に浸る気分では全くなかったけれど、せっかく行ったので、一応、旅の記録をつけておくことにしました。


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《1日目の予定》  東京駅9:39発のぞみ217号 → 京都駅11:51着 → 春日大社 → 興福寺 → 薬師寺 → 宿 

 今回の旅は2泊3日で、往復は新幹線。新幹線乗るのなんて何年振りかしらん、、、と考えたが、多分、6or7年前に大阪出張行って以来。正直、親のいる方角へは足が向かず、名古屋を通る新幹線には必然的に乗る気がしないのでこれだけ間が開いたのですね、多分。昔はしょっちゅう乗っていたのだけど。

乗ったのは最後尾の16号車

 

 東京駅には9:10集合で、昼食はついていないので、新幹線内で何か食べる必要がある。……というわけで、私は構内で駅弁をあれこれ物色しようと思っていたのだけど、集合場所から新幹線ホームにそのまま全員一緒に上がらなければならないと言われ、がーん、、、となったけど、一応駅のホームでも何種類か駅弁を売っていた。

 新幹線弁当とかなり迷った挙句、「江戸味噌」という文字が気になり、からあげ弁当を選ぶ。添乗員のL子さんに「駅弁買えましたか?」などと確認されてしまった

 とはいえ、出発したのは9時半過ぎなので、お弁当まではまだ時間もある。今回はおひとりさまツアーだったんだけど、席が3人掛けの真ん中だったので車窓から外を眺めることもイマイチしづらいし、私は早々にヘッドホンで自分の世界に籠ることに。すぐ寝てしまったらしい 

 しばらくして周囲もお弁当を食べ始めたのか気配で目が覚める。豊橋を過ぎた辺りで私もからあげ弁当を食べることに。


からあげ弁当(味は普通、、、かな)

 そうこうしているうちに、京都駅に着き、皆わらわらと降りる。いやー、京都駅降りたの、何年ぶりじゃ! もしかして、、、25年ぶりくらいか?? ひょえーー。


久々の京都駅(修学旅行生がいっぱいいました。修学旅行行けるようになって良かったよね)

 

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 駅前からバスに乗り、春日大社へ。1時間くらいで到着。春日大社は、多分、子供の頃に連れて来られていると思うのだが、感覚的には初めて来たのと同じ。

 というか、聖徳太子がテーマのツアーで、なぜに春日大社??とツアーメニューを見たときから思っていたのだけど、それについての説明は特になかった。まぁ、それを言うなら、1日目のメニューは特に聖徳太子、、、という感じではないのだ。とりあえず初日はメジャーどころ巡り、、、ってとこだったのかな。

 南門から本殿に入るのだが、門の前に「出現石」なる神聖な石があった。神様が降臨した石だとか。地上に出ているのはこれだけだけど、地下に埋もれている大きさは分からないのだって。

 

 南門から本殿に入って、解散。各自参拝することに。参拝順路があって、その通りに進む。

 

 春日大社に限らず、奈良・京都の神社仏閣には、桂昌院の寄進した灯篭などが多いのだそう。京都生まれで、信心深かったから、、、ということらしい。ドラマなどで描かれる桂昌院は、あんまし良い感じのキャラではないのが多い気がしますが。実際はどうだったんですかねぇ。

 

 

売店前でおくつろぎの神の使者たち

 

とにかく暑かった、、、


 ヘロヘロになってバスに戻り、次の興福寺へ向かいます。

につづく

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島へ!!~八丈島を巡る遠足旅行~ ⑤

2022-08-28 | 旅行記(国内)


につづき 


 遅々として進まない旅行記もようやくの最終回。もう帰ってから2か月近く経っているんですが、、、。

《3日目》

 本日最終日。やはり、昨日の天気予報は当たっていたらしく、外を見たら曇天。

 7時半頃朝食へ。前日と同じく友人曰くのイケメン兄さんが案内してくれる。

 ちなみに、右上の椀に入っている茶色いのは、ジャージー牛乳入りカレー。まろやかで美味しかった。プレートの右上のは、これまたジャージー牛肉とジャガイモの煮込み。あれもこれもと欲張ったけど完食。


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 9時20分出発。まずは八丈植物公園へ。


八丈植物公園(手前の石積みは八丈島を模しているのだって)

 

 

 こちらの植物園では、熱帯・亜熱帯の植物を中心に展示されている。左はタコノキ(蛸の木)、右はタビビトノキ(旅人の木)。タビビトノキ、大きい、、、。

 

 

 ちっちゃいパイナップルもありました、、、。右の画像の、路が赤いのは、火山砂利が敷き詰められているから。赤い火山砂利は、八丈富士ができる過程で噴火した際の火山礫だとか。赤いのは高温で酸化したのだそう。

 で、この公園の一角にはキョンが飼育されている。キョンについては、いつだったかのNHKの番組で、千葉で大繁殖して問題になっていると言っているのを見ていたのだが、外来種のキョン、勝手に人間に持ち込まれ、本能のままに生きているだけで増え過ぎだの食害だのと迷惑がられて駆除されるという、気の毒なことこの上ない。まあ、そういう動物はキョンだけじゃないけれど、、、。

  

 可愛らしいキョン。人馴れしていて、呼べばやって来る。鳴き声は聞けなかったけど、あんまし鳴かないのかな?

 この後、園内にある八丈ビジターセンターというところで、八丈島の自然に関する15分くらいのビデオを見せられた。

 遠足と思しき幼稚園くらいの子どもたちの集団がいたけれど、おおむね私たちのツアーくらいしか人がおらず、園内は閑散としていた。


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 植物園を後にして、昨日行くはずだったお土産屋さんへ。


どうやら島で一番大きいお土産屋さんみたい(民芸あき)

 

 こちらでは、職場とか友人とかへのお土産を買い(ウチの人へのはすっかり忘れていた)、その他、民芸品等々見て楽しむ。

地味な戦利品、、、

 あしたばラーメンは、まあ、かろうじて明日葉の香りのする麺で、味は普通。塩ラーメンは想像していたよりしょっぱかった。ラーメン1袋280円だったのだが、ちょっと高いよなぁ。

 買い物が済んだら、少し早めの昼食ということで、郷土料理の島寿司のお店「厨(くりや)」さんへ。アクリルパーテーションが立てられ、各テーブル2人ずつが斜向かいに座る様にセッティングされていた。

 

  島寿司は、甘めの寿司飯とタレで漬け込んだタネの握り寿司で、パッと見はまあ、普通の握りなんだけど、ビックリなのは、ワサビの代わりにカラシが使われていること。これが、違和感なくて美味しいのだった。醤油をつけなくてもいいくらい。

 太巻きにはもちろん、明日葉。おひたしももちろん明日葉! 美味しゅうございました。

 この後、近くのスーパーに行きたい人は買い物へ行き、私と友人は、ちょっと店の周辺をうろうろ。

 

懐かしのポスト発見!

 

 で、この後、空港へ。13:50発というので、12時半頃空港へ着いたんだが、羽田からの便の到着が遅れて、結局20分くらい出発が遅れる。

 八丈空港はこじんまりとしていたけど、搭乗待合室は広くて(写真撮り忘れました)なかなか快適でした。待っている間に、A320が到着して、ようやく乗り込み、、、

 

ここ(滑走路上)でまさしく“回れ右”をして離陸へ


 友人は、帰りは爆睡。私はあんまし機内で熟睡できないタチで……。行きのB737とちがって、イヤホンを配られエンタメも楽しめたけど、1時間弱であまりイロイロ物色する気にもなれず、ず~~っと窓から外を眺めておりました。羽田に近づいてきたら、遠くに並行している飛行機がちっちゃく見えた。

 

到着~


 ……というわけで、ホントに遠足みたいな旅行でありましたが、楽しかったです。

 友人は「また行きたい♪」と言っていて、私は、まぁ同じ時間とお金をかけるなら別の所に行くかな、、、。いえ、もう一回行ってもゼンゼンいいんですけど、昨今のご時世を思うと、行けるときにあちこち行っておきたい、と思うのです。

 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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島へ!!~八丈島を巡る遠足旅行~ ④

2022-08-20 | 旅行記(国内)


につづき 


 とりあえず汗も引いたところで、バスに乗り、お次の大坂トンネル展望台へ。

大坂トンネル展望台からの眺め。左の島は八丈小島、右は八丈富士(ふもとに見える直線状の丘が滑走路)


 良いお天気で、視界良好で良かったです。の陣屋敷の石垣に積まれいていた石は、こちらの海岸からこの展望台のある山を越えて運んだというのだから、考えられん、、、。写真撮り忘れましたが、この展望台の反対側の山側にはけもの道のような道があって、そこがかつて流人が石を運んだ道だったとか。それで握り飯1個って、あんまりだろ、、、。

 10分くらい眺めを堪能した後、本来の予定ならばお土産屋さんで買い物タイムだったのだが、明日訪れる予定の八丈富士にある「ふれあい牧場」に行くことに。

 というのも、明日は八丈富士は霧に覆われる予報が出ているとかで、今日のうちに行ってしまいましょう、ということでした。

八丈牛、、、という品種はないそうで(こちらから出荷され、出荷先のブランド名がつくということ)

 こちらの牧場では完全放牧で、嵐が来ようが雪が降ろうが、このままだそうです。牛たちは、お天気が悪いと木の下などに集まって避難しているそうです。ここにこうしてのんびりしているこの子たちも、いずれは、、、

牧場からの眺め。眼下には滑走路(中央右の岬に見える白い橋が、大坂トンネル)

 羽田から飛んでくる飛行機は、通常は上の画像でいうと右側から進入して来ます。滑走路が2,000メートルと短い上に、風が強いので、離着陸にはかなりの技量を要するのだとか。着陸時に衝撃があるのは、まあ当然ということなんですね。

 こちらでは、牧場ならではの牛乳とか乳製品とか賞味できるのかしらん、と思っていたら、まるでそういうのはありませんでした。確かに、旅程表にもそんなことは書いてなかったんだけどね、、、。

 というわけで、ここも眺めを堪能して宿へ戻ります。

 宿へ戻ると、友人はアベ銃撃事件が気になるらしくTVに釘付け。でもまあ、TVが言っていることは同じことの繰り返しで、ただただイヤな気持ちになるばかり。で、友人も同じだったらしく、早々にTVは消して、互いの戦利品を確認したり、ムダ話をしたり。

 ……このツアー、実は、参加者の平均年齢がお高くて、多分、私たちが一番若いという、、、。何度か同じ会社のツアーを利用しているけど、こんなことは初めてで、ちょっとビックリでした。ご夫婦と思しき2人組が多かったかなぁ(といっても、総勢18人でしたが)。夫婦で旅行かぁ、、、と何となく感慨深かったですね。私は、旅行は一人か女同士の方が良いクチなので、、、。

 で、18時から夕食。朝食時のイケメン兄さんは見当たらず、、、。

食堂からの眺め。怪しい雲行き、、、

 

 

 今夜は、くさやはなく、友人ともどもホッとする。八丈ジャージー牛乳の焦がし醤油フォンデュ(右画像の左上の茶色い塊)がすごく美味しくて、ビックリ。このフォンデュのソースは販売していないの? と係の人に聞いたら、牛乳を使用していて日持ちしないので、、、とのこと。商品化すればよいのに!と思いました。レトルトとかで売っていれば絶対買って帰ったなぁ。

 

 

 

 デザートのパッションフルーツのムースも、見栄えは普通だけど、すごく美味しくて、、、。もっと食べたかったわぁ。

 で、この日も8時半からの星空観賞会はないだろう、、、と思っていたら、8時に掲示板を見に行くと、なんと「開催」とのこと。なので、友人と屋上まで行ってみるが、雲が多く、星なんてほとんど見えない、、、。ホントにやるの??と訝しんでいると、添乗員さんもやってきて「ホントにやるんですかねぇ?」

 結局、雲はどんどん広がるいっぽう。お天気が良いと、本当に満天の星!!!らしい。けど、私は中国で、それこそ、星の雨が降ってきそうな星空を見たことがあるので、まあ、あまり星空に未練はなく(友人も割と未練なさそうだった)早々に諦めてお風呂へ行くことに。

 昨日より、露天風呂の湯温がちょっと高め??な感じではあったけど、気持ちよくなって、早々にその後ベッドに、、、。明日は最終日。

 

へつづく

 

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