159395 連邦準備制度理事会(FRB)は昔も今も単なる一民間企業①~私的な集団が公的な機関を装い、紙幣を刷り、金利を設定し、市場を操作
猛獣王S ( 30代 東京 営業 ) 07/08/21 AM07
『暴かれた「闇の支配者」の正体』(ベンジャミン・フルフォード著)151018より、「FRBの正体」についての記載部を抜粋します。
(*ベンジャミン・フルフォード氏は、同書で“闇の権力”を、「アメリカの世界支配を狙う石油産業、軍事産業、国際金融資本と、それと利害関係を持つ政治家、官僚、学者、メディア人の秘密結社」と定義しています。)
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●FRBはただの民間企業にすぎない
“闇の権力”はアメリカのドル発行の権利すら握っている。これまでもたびたび出てきたアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)を掌握しているからだ。
FRBはよく、“アメリカ中央銀行”と紹介され、日本銀行と同じ公的な性格を持つ組織のように思われている。しかし、事実はまったく違う。FRBは、昔も今も単なる一民間企業にすぎない。
日本銀行は株式上場しているとはいえ、総裁は内閣が任命し、政府の厳しい監督を受けている。しかし、FRBはJPモルガン・チェース銀行やシティ・バンクなどの大資本が半数以上の株を所有する私的な法人である。つまり、アメリカの通貨政策は民意とまったく関係のない巨大資本の代表者たちの私的会合で決められているのである。
彼らはカネを勝手に作る権限を持っている。あまり刷りすぎるとインフレになるから簡単にはできないが、その気になれば今すぐボタンを押して1兆ドルを作れる連中である。私的な集団が公的な機関を装って自分たちの利益になるように紙幣を刷り、金利を設定し、市場を操作している。このことを知らない人が意外と多い。
このシステムは、ウィルソン政権下の1913年に成立した連邦準備法によってでき上がった。連邦準備法は、12月下旬のクリスマスを狙ってこっそり準備、可決されたことで知られている。クリスマスは日本における正月のようなもので、この期間に議会で重要法案を審議し、成立させるなどというのはアメリカ政治の常識ではありえない。この点からも歴史家から厳しい批判を浴びている。
これを主導したのはスタンダード・オイルのロックフェラー、モルガン、ワーバーグ兄弟、ハリマン、ロスチャイルドの代理人ヤコブ・シフといった財界トップたちである。彼らは、1907年の金融恐慌を見て、アメリカにも金融政策を統制する中央銀行が必要だと考えた。それを自分たちで経営できる法律を作ろうというのだから、大胆といえば大胆である。
この瞬間、アメリカの民主主義は終わったといっていい。海賊たちに乗っ取られてしまったのだ。ロックフェラー1世は法案成立後、「このお金の出る蛇口があったら、大統領の席も議会もいらない」と言い放ったという。それはそうだろう。一国の通貨発行、金融政策がすべて自分たちによって決められるのだから。そして、ドル紙幣という紙を刷るだけで世界中の資源をタダで奪うことができるのだから。
事態の深刻さに気づいた政府は、それから何度も中央銀行を公的な機関に作り替えようと働きかけてきた。しかし、その試みは、“闇の権力”の妨害に遭ってことごとく挫折した。例えば、ケネディ大統領は連邦準備制度を廃止し、政府に通貨発行権を取り戻そうとしたために暗殺されたといわれている。暗殺の半年前、ケネディは財務省に銀行証券を発行する行政命令を出しているが、これはFRBの“通貨の番人”としての立場を奪うものであった。結局、この銀行証券は暗殺によって頓挫、発行した42億ドル分は市場から回収されてしまった。大統領といえども、カネが出る蛇口を持っている連中に勝つことはできなかったのだ。
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続く
猛獣王S ( 30代 東京 営業 ) 07/08/21 AM07
『暴かれた「闇の支配者」の正体』(ベンジャミン・フルフォード著)151018より、「FRBの正体」についての記載部を抜粋します。
(*ベンジャミン・フルフォード氏は、同書で“闇の権力”を、「アメリカの世界支配を狙う石油産業、軍事産業、国際金融資本と、それと利害関係を持つ政治家、官僚、学者、メディア人の秘密結社」と定義しています。)
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●FRBはただの民間企業にすぎない
“闇の権力”はアメリカのドル発行の権利すら握っている。これまでもたびたび出てきたアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)を掌握しているからだ。
FRBはよく、“アメリカ中央銀行”と紹介され、日本銀行と同じ公的な性格を持つ組織のように思われている。しかし、事実はまったく違う。FRBは、昔も今も単なる一民間企業にすぎない。
日本銀行は株式上場しているとはいえ、総裁は内閣が任命し、政府の厳しい監督を受けている。しかし、FRBはJPモルガン・チェース銀行やシティ・バンクなどの大資本が半数以上の株を所有する私的な法人である。つまり、アメリカの通貨政策は民意とまったく関係のない巨大資本の代表者たちの私的会合で決められているのである。
彼らはカネを勝手に作る権限を持っている。あまり刷りすぎるとインフレになるから簡単にはできないが、その気になれば今すぐボタンを押して1兆ドルを作れる連中である。私的な集団が公的な機関を装って自分たちの利益になるように紙幣を刷り、金利を設定し、市場を操作している。このことを知らない人が意外と多い。
このシステムは、ウィルソン政権下の1913年に成立した連邦準備法によってでき上がった。連邦準備法は、12月下旬のクリスマスを狙ってこっそり準備、可決されたことで知られている。クリスマスは日本における正月のようなもので、この期間に議会で重要法案を審議し、成立させるなどというのはアメリカ政治の常識ではありえない。この点からも歴史家から厳しい批判を浴びている。
これを主導したのはスタンダード・オイルのロックフェラー、モルガン、ワーバーグ兄弟、ハリマン、ロスチャイルドの代理人ヤコブ・シフといった財界トップたちである。彼らは、1907年の金融恐慌を見て、アメリカにも金融政策を統制する中央銀行が必要だと考えた。それを自分たちで経営できる法律を作ろうというのだから、大胆といえば大胆である。
この瞬間、アメリカの民主主義は終わったといっていい。海賊たちに乗っ取られてしまったのだ。ロックフェラー1世は法案成立後、「このお金の出る蛇口があったら、大統領の席も議会もいらない」と言い放ったという。それはそうだろう。一国の通貨発行、金融政策がすべて自分たちによって決められるのだから。そして、ドル紙幣という紙を刷るだけで世界中の資源をタダで奪うことができるのだから。
事態の深刻さに気づいた政府は、それから何度も中央銀行を公的な機関に作り替えようと働きかけてきた。しかし、その試みは、“闇の権力”の妨害に遭ってことごとく挫折した。例えば、ケネディ大統領は連邦準備制度を廃止し、政府に通貨発行権を取り戻そうとしたために暗殺されたといわれている。暗殺の半年前、ケネディは財務省に銀行証券を発行する行政命令を出しているが、これはFRBの“通貨の番人”としての立場を奪うものであった。結局、この銀行証券は暗殺によって頓挫、発行した42億ドル分は市場から回収されてしまった。大統領といえども、カネが出る蛇口を持っている連中に勝つことはできなかったのだ。
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続く