サラリーマン活力再生

対米追従の政治家・官邸・マスコミ等と闘う「民族派」「国益派」を応援し、「安心して暮らせる社会」を目指すブログ

226790 竹下登が結成した「三宝会」の目的は、自民党利権構造を壊そうとした小沢一郎を潰すこと

2010年02月19日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
226790 竹下登が結成した「三宝会」の目的は、自民党利権構造を壊そうとした小沢一郎を潰すこと
  猛獣王S ( 30代 東京 営業 ) 10/02/19 PM06


『「三宝会/小沢潰しを狙う組織」(EJ第2756号)』(Electronic Journal)http://electronic-journal.seesaa.net/article/141479890.htmlより転載します。
----------------------------------------------------------------
竹下登、金丸信両氏、それに小沢一郎といえば、旧経世会の三羽烏といわれていたのです。竹下、金丸とひとくくりにしていうと、金のノベ棒によって象徴される金権体質の政治家というイメージがあります。そして、小沢はそのDNAを引き継いでいる現代の金権体質の政治家の代表ということになってしまいますが、この見方は完全に間違っています。

日本の政治の世界はそんなにきれいなものではありません。権力をめぐって権謀術数が渦巻き、政官業と大マスコミが癒着し、己の利益のためなら、マスコミを使って世論操作でも何でもするというひどい世界になっています。

ですから、本気でこれを改革しようとする政治家があらわれると、政官業と大マスコミが謀略を仕掛けて追い落とすことなど、当たり前のように行われるのです。それは現在でも続いているのです。現在そのターゲットとされている中心人物が、小沢一郎なのです。彼が本気で改革をやりそうに見えるからです。

それがウソと思われるなら、ぜひ次の本を読んでいただくとわかると思います。
―――――――――――――――――――――――――――――
      平野貞夫著
      『平成政治20年史』/幻冬舎新書
―――――――――――――――――――――――――――――

小沢は田中角栄にかわいがられた政治家であることはよく知られています。田中角栄は小沢に亡くした長男を見ていたのです。しかし、それを快く思わなかった人は少なくないのです。

その中の一人が意外に思われるかもしれないが、竹下登氏なのです。村山首相が政権を投げ出し、橋本龍太郎氏が後継首相になると、竹下氏は「三宝会」という組織を結成します。三宝会の本当の目的は、小沢を潰すことなのです。もっと正確にいうと、自分たちの利権構造を壊そうとする者は、小沢に限らず、誰でもそのターゲットにされるのです。

なぜ、小沢を潰すのでしょうか。それは小沢が竹下元首相の意に反して政治改革を進め、自民党の利権構造を本気で潰そうとしていることにあります。この三宝会について平野貞夫氏は、その表向きの設立の目的を次のように書いています。

―――――――――――――――――――――――――――――
 (三宝会の)設立の目的は「情報を早く正確にキャッチして、
 (中略)、行動の指針とするため、(中略)立場を異にする各
 分野の仲間たちと円滑な人間関係を築き上げていく」というも
 のだった。メンバーは最高顧問に竹下、政界からは竹下の息が
 かかった政治家、財界からは関本忠弘NEC会長ら6人、世話
 人10人の中で5人が大手マスコミ幹部、個人会員の中には現
 ・前の内閣情報調査室長が参加した。要するに新聞、テレビ、
 雑誌などで活躍しているジャーナリストを中心に、政治改革や
 行政改革に反対する政・官・財の関係者が、定期的に情報交換
 する談合組織だ。             ――平野貞夫著
              『わが友・小沢一郎』/幻冬舎刊
―――――――――――――――――――――――――――――

この三宝会によって、小沢は長年にわたってことあるごとに翻弄され、しだいに悪玉のイメージが固定してしまうことになります。「剛腕」、「傲慢」、「コワモテ」、「わがまま」、「生意気」など、政治家としてマイナスのイメージは、三宝会によって作られたものなのです。

なお、三宝会のリストはいくつかネット上に流出しており、見ることができます。その会員名簿のひとつをご紹介します。

―――――――――――――――――――――――――――――
  http://www.rondan.co.jp/html/news/0007/000726.html
―――――――――――――――――――――――――――――

この会は現在も存続しているといわれており、上記の名簿の中には、現在、TBSテレビの「THE NEWS」のキャスターである後藤謙次氏(共同通信)の名前もあるのです。後藤謙次氏のニュース解説は定評がありますが、こと小沢に関してはけっしてよいことをいわないことでも知られています。

もっとも現在のマスコミにおいて、小沢を擁護するキャスターやコメンテーターは皆無でしょう。口を開けば「小沢さんは説明責任を果たせないなら、辞任すべきだ」――もう一年以上こんなことが飽きもせず続いているのです。

  ~後略~
----------------------------------------------------------------



コメントを投稿