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224362 「東京地検特捜部、石川知裕衆院議員を逮捕」=また新たな冤罪の可能性

2010年01月16日 | アメリカ→官邸・電通→マスコミの日本支配
224362 「東京地検特捜部、石川知裕衆院議員を逮捕」=また新たな冤罪の可能性
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 10/01/16 AM11


『また新たな冤罪の可能性。「東京地検特捜部、石川知裕衆院議員を逮捕する」』(トニー四角の穴を掘って叫ブログ)リンクより転載します。
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 ~前略~

僕はいくら何でも議員や秘書の逮捕を行うことはなかろうと思っていた。なぜなら、彼らにかけられた疑い(容疑以下である)には、証拠も何もなく、一部元関係者たちの証言を元にした胡散臭いものばかりがあり、有罪に持ち込める可能性は甚だ低いという評価が法曹関係者からも出ていたからである。

ところがつい先ほど、石川議員が逮捕されたという報道を目にして驚いてしまった。しかも理由が政治資金規正法違反(不記載)容疑というのだから、東京地検特捜部の狂気も行き着くところまで来たと思った。不記載の容疑など形式犯もいいところで、これが犯罪となればどのような文章に於ける記載も公式非公式に関係なく何らかの容疑をかけられる原因となりうる。今日僕たちが書いた文章の、ほんの一つの誤字脱字も犯罪として認定されてしまう可能性があることになるのである。これでは東京地検特捜部の行いは正義ではなく粛正であろう。まさか21世紀になったこの国で文化大革命のようなことが起こるとは思わなかった。

どうしてそんなどうでもいい犯罪とは言えないような行為で、多数の有権者の得票を得た国会議員を、国会開催の直前に逮捕したのか。この一点だけ取っても東京地検特捜部にまともな国会運営を望もうとする意志はないことがわかる。スキャンダルを作り出して国会を停滞させてでも彼ら霞ヶ関官僚の既得権益を守りたいだけである。東京地検特捜部は自身の存在そのものを賭けて大勝負に出たのだろう。

また石川議員はあの中川昭一元財務大臣を破って衆議院議員に当選した36歳の前途のある青年であり、その彼を人身御供にするなど人権無視も甚だしい。映像などで見る石川議員は性格が穏やかでちょっと気の弱そうな印象があるのだが、そのあたりをつけ込まれたのだろう。

日本は民主主義国家であり、選挙で選ばれた国会議員が国会で法律を作り、そして彼らの作った内閣がリーダーシップをとって国家を運営する。その国家の下には1億2千万人もの国民の人生そのものがかかっているのである。それを東京地検特捜部のようなエリート官僚は国家は自分たちが運営していると勘違いをし、その特権を削ごうとする政治家がいたら冤罪を作ってでもパージしようとする。これが東京地検特捜部と小沢一郎との間の戦争の実態である。

しかし忘れてはならないのは、国会議員は国民が選挙で選び選挙で落とすことが出来るという、所謂選挙で安全を担保された存在であるのに対し、東京地検特捜部に代表される官僚というものは国家試験を受かっただけの人々であって、国民からの信任や不信任を得なくてもいい立場にあるということである。だから官僚が国家を運営することは民主主義ではない。自民党中心の政権が日本を治めていた約50年間、日本は民主主義の衣を被った社会主義国であると言われてきた理由がここにある。

一部の頭の悪いボンクラどもはこの逮捕を支持するだろうけれど、そのおかげで国会運営が停滞すると既に非常事態に陥っている日本の体制そのものが危機にさらされることになるのだ。

この脅しに屈して、鳩山政権が霞ヶ関側と取引をすること、例えば検察人事への介入や予算の縮小、取調べの可視化法案の提出などを見合わせば、その時はいよいよ鳩山政権は立ち行かなくなるだろう。ここで屈すると政治主導は夢に終わることになり、再び官僚主導の暗黒社会となる。小沢一郎は多分こうなる流れを読んで次の手を考えているのだろうけれど、民主党の各議員までも同じような危機意識を持っているかは疑問符がつく。

鳩山政権には東京地検特捜部の露骨な政治介入に負けず、正々堂々と18日から始まる国会を乗り切って欲しいものである。また石川議員には東京地検特捜部の脅迫尋問に屈せず、堂々と正論を主張していただきたく思う。大変だろうけれど頑張って下さい。

(追記)

東京地検特捜部は政治資金規正法違反容疑で小沢一郎民主党幹事長の元私設秘書池田光智も逮捕したらしい。まだ未確認の情報だけれど、こうなると、1991年にゴルバチョフ書記長(当時)がヤナーエフ等によって監禁された事件を思い出す。革命政府ができると、常に反革命分子がテロを起こすのである。ヤナーエフは3日天下だったけれど、東京地検特捜部はどれくらい持つのだろうか。
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※ソ連8月クーデター

 

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