遊んだらいいじゃない!

平凡なサラリーマンの週末日記や映画鑑賞日記です。自分の活動の備忘録として記事を書いていきます。

ぶらり京都 - 都をどり

2011年04月29日 | 旅行
久々に京都にやって参りました。

少し肌寒い。

まずは、東本願寺へとある屏風を拝見すべく参拝。

スラムダンクやバガボンドの作者である井上雄彦が、親鸞聖人750回忌を記念して描いた屏風。

4月中旬までの期間限定公開だったのが、ラッキーなことに今日から二次公開開始なのです。

屏風は二枚。

親鸞が民衆を率いて川を渡る右隻と、親鸞が一人カラスを見つめる左隻。

右隻は、必死ながらも様々な表情を見せながら親鸞について行こうとする民衆の迫力と、無心でその民衆を引っ張る親鸞が描かれた一枚。

左隻は、凛と佇みカラスと何かを問いかけん、もしくは聞いてもらおうと、しているように見える一枚。

どちらも一人一人の表情をじっくり見るべし、な見応えある作品です。


夕方からは、祇園甲部歌舞練場で都をどりの鑑賞。

数年前にNHK朝ドラ「だんだん」で都をどりのシーンを見て、その時から都をどりを生で見たかったのですわ。

開演前に芸妓さんが淹れた抹茶とお菓子をいただいて、開演。

演目は全8景で四季を通して、春に始まり春に終わる。

恋ばなや田植えなど、ストーリーも様々。

衣装も普通の着物だけでなく、意外に男装ものがあったりする。

舞自体は初めて見たが、やはり美しく、またここが日本なんだな~って思わせてくれる、日本の伝統文化。

ストーリーは、見てる最中に理解するのは難しいかも。

それでも舞・衣装・セットが織りなす舞台の美しさには目を奪われる。

また脇を固める長唄や囃子の人たちも見逃せない。

さすが、な惚れ惚れとするようようとした歌声や囃子が随所に出てきます。

京を味わうに最適なとても楽しめる催し物です。

来年は、鴨川か北野おどりに行きたいねぇ。


夕食は、高倉通にある亀甲屋さんで。

食べログでも日本トップ500に入る人気店。

生麩やさわらの味噌焼、京だし巻きなど、どれもさすがにうまい。

が、それ以上に掬い出し湯葉とにがりを入れて作る豆腐がうまい。

店主さんが、何もつけずにどうぞ、と言うのでそのままいただくと、豆の甘味がしっかりして、ほんとに美味い!

豆腐がオススメです。

お勘定を済ませたら、店主さんと女将さんが見送ってくれたんだが、こちらが角を曲がるまでずっと見送ってくれるのです。

人気店の理由がここにもある、とても気持ちのいいお店でした。

リピート必至のいいお店です。

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