【日本百名山登山】四十八座目 空木岳

木曽殿山荘の布団は、せんべい布団だったので、背中が痛い、と4:00に目が覚める。

4:45頃、山荘から素晴らしいご来光を眺め、今日も良い天気であることを確認。



5:00から朝食をいただき、5:30に空木岳登頂に向けて出発します。


いきなり急登が続き、あっという間に山荘ははるか下の方に。



登るごとに、北アルプスや南アルプスの全景が姿を現してきます。



山頂付近まで鎖場ありよじ登りあり、飛び越えありと、なかなかハードな岩場の連続。





多少崖から落ちる恐怖と戦いながら、7:00に無事登頂しました。



山荘から1時間半の登頂は、標準タイムですね。


空木岳山頂も他には1人しかいない静かなもの。

しかし360°雲海に囲まれた絶景をゆっくり味わうことが出来ました。






山頂からちょっと下って、駒峰ヒュッテで空木岳バッチと水を購入。

素敵なダイニングテーブルがあります。



駒岩の大きさに戯れたら、あとは池山林道終点まで黙々と下山。





林道終点駐車場まで4時間強かかりました。



池山コースは、斜度は緩やかだけど、その分距離がありますね。


疲れたので、途中のタカウチ場からタクシーを呼び、林道終点からタクシーに乗って駒が池まで戻りました。

昨日の縦走が体にはダメージ与えていたようで、下りでもかなり疲れました。

しかし今回のコースがまともに歩けるのであれば、だいたいの山は大丈夫だろうと、自信につながるコースですね！

【日本百名山登山】四十七座目 木曽駒ヶ岳

今回の山行は、チャリ部長と中央アルプスを狙います。

予定では、昨日のうちに木曽駒ヶ岳は登頂するつもりでしたが、雨のせいで宝剣山荘に入って終了。

ずっと漫画を読んで過ごしていました。

今日は、ご来光が見事で、とてもいい天気なので、昨日の予定を今日の予定に組み込みます。




まずは、5:30に木曽駒ヶ岳へ向けて出発。

途中、中岳山頂を通過、お社があったので、お参りしておきます。



荷物は宝剣山荘に置いてきたので、楽々と木曽駒ヶ岳登頂。



まだ6:00だからか、山頂には全然人がいませんでした。







宝剣山荘には6:30に戻り、体制を整え、今度は宝剣岳にピストンで。

15分弱で登頂できますが、宝剣岳は岩場が激しい構成なので、スリルがありますね。



山頂のスペースは狭いので、標識立てるところ無いのかもしれませんが、名峰なので、是非標識を立てて欲しいところ。





木曽駒とはまた違う景色が拝めます。




7:00過ぎに宝剣山荘に戻り、今度はリュックを背負って出発。

千畳敷を経由して、木曽殿山荘までの縦走に挑みます。

昨日は全く見えなかった浄土乗越からの眺めを堪能して下ります。



始発のロープウェイで上がってきた大量の登山客とすれ違うことになり、なかなか進まない。



お手軽に高地に来れるので、やはり人気ですね。


千畳敷で昼飯と山バッチを調達。

持ち運びできるカツサンドとおにぎりが売られているので、縦走に挑む方は是非活用していただきたいと思います。

山バッチも千畳敷店限定のものが色々ありました。


千畳敷から極楽平までは、宝剣岳を見ながらのまあまあきつい登り。

でも景色がいいので、気分的には楽しい登りです。




極楽平からは、いよいよ縦走路、この時点で8:30です。

個人的には、縦走と聞くととても楽しいイメージなんですが、中央アルプスの縦走は、とてもキツイものでした。

木曽殿山荘までは、大小10弱の山々を越えないといけません。



一つ一つの山は、次の山をつなぐ谷までの標高差が大きく、せっかく登っても、それ以上に下り、またがっつり登る、というのを繰り返します。

途中には鎖場もあり、また鎖も何も無い切り立った岩をよじ登ったりする場所もあります。



縦走の良いところは、美しい山の連なりを見ることができるのが一つですが、今回の縦走では、それが仇となり、疲労感が倍増しました。



空木岳までの道のりが、どこからでも良く見えるので、まだあんなに山を越えないといけないのか！と一山越える度に思い知らされます。



縦走中に越えた標識のある山は、檜尾岳・熊沢岳・東川岳の三山。





今日は、たくさん山を登頂したぜ。


極楽平から木曽殿山荘までの縦走は、休憩含め7時間かかり、15:30に山荘入り。



17:00の夕食まで荷物の整理と体を拭いたりしてましたが、足の臭さが尋常じゃなかった！


木曽殿山荘の夕食は、山小屋の食事では珍しいおでんでした。

ご飯は炊き込みご飯で、どちらも美味い！

炊き込みご飯は、しっかりお代わりしました。


あまり早く寝ると起きるのも早いからと、寝るのは我慢してましたが、19:00には耐えきれず就寝。