KIMBERLY巴西日記

ブラジルサンパウロでの平凡な日々を綴る日記

水島でございます。

2016-10-07 13:42:36 | サンパウロ日々の出来事
そっとテンプレートを変えてみました。

椅子に座っている女性は私ではありません、という事もこの機会に併せて報告しておきたいと思います。


今日は金曜日、フェイラ(朝市)の日です。

”魚屋さんでお刺身や切り身魚を買いますDAY”でございます。

”やっほぉ!今日の晩御飯はお刺身だね?DAY”なのでございます。

やったぜ、母さん!明日はホームランだ!、な、お刺身DAYでございます。

、、、が、しかし、子よ、、、

冷凍庫には”タコ、えび、シャケ”が控えていることを知っている母さんでございます(注:我家には子はいないと思われます)

夫は来週の月曜日は食事会、そして週の半ばから出張、そして私もしばらく家を空ける。

、、、という事は今日はこの”タコ、えび、シャケ”を何とかしないといけないんじゃあないか?母さんよ、新しい魚を買って来てはいけないんじゃあないか?という思いがフツフツと沸きあがってきます。

でも、毎週金曜日の”やっほぉ!お刺身DAY"を楽しみにしている夫がいます。

の喜ぶ顔が見たい。

やはり、”やっほぉ!お刺身DAY"にしてあげるべきでしょうか?

、、、となると、冷凍庫の”タコ、えび、シャケ”はどうなってしまうのでしょう?

冷凍庫でずぅぅぅっと放置されてカッピカピのシッワシワのガッサガサの、ゴッリゴリの、ざっらざらの、、、、になっちゃうでしょうか?


タコ達がそんな結果になったら、母さんは”さかなクン”に半殺しにされたりしないでしょうか?

やはり、今日はフェイラは諦めるべきかもしれない。さかなクンに半殺しにされたくない。。。

でも、そうすると夫はどうなってしまうのでしょう?

夫の悲しそうな顔が目に浮かびます。

フェイラに行くべきか、諦めるべきか、水島、一人悶々と悩みます。

お天気だってこんな感じだしさ、

、、、と曇り空のせいにしてやろうという水島の魂胆がうかがえます。

外を見ると、フェイラに向かって行くであろう人々が道を行き交っています


みんな、今晩はお刺身なのかい?お刺身ガッツリ食べちゃうのかい?

水島の心は揺れ動きます。

外を眺めながら苦悶の表情の私は”水島”そのものです。


申し遅れました。水島です。”ビルマの竪琴”の水島でございます。




水島ー!

一緒に日本に帰ろう!フェイラに行こう!


仲間たちの声が胸に突き刺さります、水島です。


みなさん、さようなら。

やはり今日はフェイラには行けません。冷凍庫の”タコ、えび、シャケ”を何とかします。

涙をこらえて水島、今日はフェイラに行かない事にしました。

お別れの言葉に代えて一曲奏でます。

ポローン、ポローン

あおーげばー、尊し


”ビルマの竪琴”、良い映画です。

若い中井貴一さん、シュッとしてて素敵です。ぽっ。