ただいま。 インドから戻って参りました。まだ写真も、スケッチもスキャンしてないので、帰ってきたご報告だけですが。
見渡す限り菜の花畑が続くのどかな風景や、朝もやに包まれて前の車さえ見えない乳白色の世界は予想外でした。しっとりとして柔らかく繊細で美しい。 街中の色彩は私が持っていたインドのイメージそのもの。にぎやかで雑多でエネルギッシュで、ああこれが描きたいと思いましたが、埃と排気ガス、物売りの多さと車やバイクの警笛の音でなかなか立ち止まれません。牛とすれ違ってもびっくりしなくなって、物売りを無視できるようになって、車とバイクをすり抜け道を渡れるようになって、ようやく少しスケッチできるような気がしました。10日やそこらでは難しい。
画像は、体調良好の頃アグラ城にて。右手後方にもやに霞んで見えないタージマハル。