森の時間 SINCE 2002

Le Temps Du Bois

観天望気

2017年08月01日 | 日記


「森の時間」は霧雨。標高千メートル。夏山の趣き。静かな朝。
「霧の深い朝は晴れ」の通りに、みるみる青空が広がり、夏の太陽。久しぶりの強い日差し。早速に布団を広げた。
今日は北軽井沢に移動する。週末は森の時間ファンが3名来られ、音楽、柔道、銀行、異なる分野の観点で話しが弾んだ。皆さんは御巣鷹山慰霊登山をされて、十国峠越えで到着。
滞在中はずっと雨。夜の帳と供に焚き火の炎が心を開き、社会の疑問、思い、人生を静かに語る。

この時期、今年生まれた小さめのツバメが沢山飛んでいる。長い渡り旅とエサ獲りの飛行訓練のようだ。かなり低く、近くを飛び回っている。
「ツバメが低く飛ぶと雨」の通りに、俄かに雲が空を覆い、雨が降り出した。急いで布団を取り込んだ。
自然現象や生物の動きの様子から天気を予測し、農作業や行動を決める、昔からの伝承があるが、以前より変化が目まぐるしく、聞き伝えや身についた本能では予測がむずかしくなってきた気がするが、言い伝えはまだ生きている。
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