森の時間 SINCE 2002

Le Temps Du Bois

スケッチライフ⑦-小さな展示会開催中

2018年04月27日 | スケッチ

 

東武カルチャースクール池袋のロビーに、関本紀美子カラースケッチクラス受講者の作品が展示されている。出点数は多くないが、どれもカラフルでビビッとな力作だ。私の作品は、お気に入りタッチのM女史の並び。

彩色の仕上げで色バランスを強調する指導があったので、一様に一段とカラフルに仕上がっている。作品はこれで完成でなく、気づきがあれば追加着彩して更に内容を高めるのが良いそうだ。但し、多重の着彩は注意深くしないとせっかくの作品がオジャンになってしまう。

  

30余年続いたらしい東武カルチャースクールは、今秋で閉校になるそうだ。受講者の多い人気クラスは別の場所を探すことになったが、現在14名が受講しているこのクラスは西武カルチャースクールの受け入れが決まった。関本先生のお力と人気。

 

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2018年「森の時間」始まる

2018年04月20日 | 佐口の山小屋

佐口湖畔に、待望の春が到来。

小屋開きは、一泊二日で越冬後の異常の確認。二度目は三泊四日で傷んだ箇所の整理と修復作業して、「終わりのない」今年の作業計画を練ってきた。   

第一・第二小屋とデッキやベンチ等風雨に晒された構造物のペイントがかなり劣化して限界超しているので、今年こそペンキ塗り! 佐口湖からのアプローチも、厳冬で霜柱がきつかった上に侵入車があったようで轍で荒れている。下草と苔のある自然のままの回廊も良かったのだが、一度簡易の路盤工事をしてみることにした。早速、二年前に奥の山を崩して駐車スペースと路盤整備をお願いした地元の工務店に調査・見積りを依頼。

風呂桶の檜板がカスカスになりすぎて、箍の絞まる限界を超して全く効かなくなってしまったので、檜板を膨らませる水が貯められない。底板の腐れも気になるので、修復してもらうために風呂と薪釜を設置していただいた「ふじやま工芸」に連絡をとった。お風呂大好きの本沢社長さん、7年前の購入者の悩みを即答で解決、底板の腐れについても丁寧に修復方法を説明してくださった。持ち込んで修復する覚悟だったので、大助かり。大変親切な風呂桶屋さん、檜風呂を買うならお薦めのふじやま工芸さんです。

池脇の入り口や進入路沿いに桜の木を植えた。川越や佐久で買いためておいた苗木も運び込んで陽当たり良い箇所を選んで植樹した。まずは11本。奥や南斜面に更に植え続けるつもりだ。開発初期に植樹した安行で手に入れた吉野桜2本や桜桃の幼樹が4-5メートルの高さに成長し、毎年人知れず花を咲かせる。地元で手に入れた花桃も杏も毎年開花する。山林の自然斜面にも山桜がちらほらある。春は花咲ジイサンになって、「桜の時間」。

  

昨年来訪された方が、軽井沢のルバーブの話をされたので4本植えてみることにした。二年目から利用した方が良いらしいので、今年はじっと観察。生育条件は水はけと半日陰らしい。そのように土を作って場所を選んだつもりだが、上手く育つだろうか。

今年の野外作業のメインテーマは、奥の小高い土地のガーデン化と、ハンモックが吊れるガゼボの建設。夜でも、寒くなっても利用できるトイレとシャワー小屋をメイン小屋に併設したいが、水回りと排水工事が難題。それと場所選定。これが大切。今までの構造物は難民キャンプのようにひたすら増設してしまって、何かと使い勝手が良くない。適切な場所は既存の第一小屋にアタッチさせた資材置き場のある空間。となるとその小屋を解体せねばならない。解体は簡単だが、なんとなく勿体な~い。それと、南斜面の再整備。灌木と雑草を取り除いて、利用できるようにしたい。2戸分の分譲地になり得た南斜面の土地なので、今後の活用を熟考して着手。まずは、手始めに簡単な作業、焚き火場と小屋前の足場の張り直し。自然石や破棄する鉄平石を調達したいが、手に入らねばホームセンター。連休前にひと作業!

    

 

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スケッチライフ⑥ - 小さな展示会

2018年04月18日 | スケッチ

   

関本紀美子さん「カラフルスケッチ」のクラスの展示会が来週から始まる。

私の作品からは、これら二点が展示されることになった。 タイトルは「Le Ciel de Ginmitu - L'hiver 2018」と「Bonbons」。

私なりには大作だった東京芸術劇場前広場の秋の風景は対象から外れた。おそらくカラフルさが出せないモチーフになってしまったからだと思う。

作品を仕上げるのは楽しい。小さな手帳スケッチでも、物体・人物・風景がイメージ通りに描けた時の、達成感と充実感。

が、何かと野暮用があってなかなかスケッチに集中できる時間が持てないのが目下の悩み事。意外にも、セミリタイヤーはバリバリ現役よりも多忙だ。

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川越ガーデン

2018年04月14日 | ガーデン

川越郊外の庭が春爛漫。厳しかった今年の寒い冬に耐えた草花が、急な春の訪れに競うように咲き乱れている。

マンション暮らしから郊外の戸建てに移り住んで二度目の春。南斜面の段差のある庭が大分安定してきたので、自然任せで季節感あふれるガーデンになってきた。 

佐久穂の里奥に行かずとも、庭先で小さな畑や土いじりができて、木々、草花、小動物が愛でて季節を教えてくれるから、「森の時間」の存在が希薄になってしまうのが拙い。

 

       

   

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スケッチライフ⑤ - 手帖スケッチ

2018年04月08日 | スケッチ

稀な場所に行く際は、手帖スケッチを心がけている。が、うっかりスケッチ手帖を忘れたり、描くつもりで勇んで出かけても、盛んな好奇心が一所にじっと留まらせてくれずにスケッチとは縁遠い行動になってしまうことが多い。そして、スケッチ手帖を一度も開くことなく帰宅する。今年になってからスケッチペースが落ちている。手帖スケッチは、二冊目が半分埋まったままで久しかったが、最近2度スケッチ帖を開いた。

2月から3月に聖路加に行く機会があった。昨年の人間ドッグで来た際には勝ち鬨橋を描いた。往年の不摂生からの自分の身体の問題点を認識しているので、再検査と言われると沈鬱な気持ちになる。検査結果では悪化している点はなかったが、定期検査は続けましょうというアドバイス。60代になると、蓄積した疲労と劣化で様々な肉体と神経的な病が現われる。それをきちんと受け止めて、過食・過飲、深夜PC仕事をするとかの悪しき生活習慣を改め、体質改善し、自律神経を意識して養生し、日頃の幸せの期待値を下げる等、生活パターンを原点に戻す努力をする。病を修復する60代を乗り越えた人はエクスタシーの70代が過ごせるとか某作家の言葉がある。身体のモヤモヤが晴れない時はスケッチに集中すると気分は晴れる。聖路加前の川縁の散策路から勝ち鬨橋を渡って対岸の下流まで歩いて、陽光を受けた勝ち鬨橋と聖路加タワーを昨年と真反対のアングルでスケッチした。

 9年間愛用したレガシーを買い換えた。昭和30年代のスバル360以来のスバリストと思っていて、レガシーの性能にも惹かれたので、やはり選択肢はスバル。NISSANとMitsubishiのEVも考えたが、付帯設備の費用、利便性、バッテリーの劣化、等々。ネガティブ要素が多々あるのでその気になれない。小回り効く荷物運びの軽トラSambarもあるので、1stカーは小型化してXVにダウングレードするか、更に軽乗用車にしてしまうか、SambarもなくしてForesterにするかとか迷っていたが、試乗したり内容・金額を比較すると、やはりスバル旗艦モデルのレガシーに魅せられてしまい、思い切ってコスパの良い安心のOutbackにしてしまった。巷でも目立っているらしいトリコロール飾りのローズ色ハイルーフSambarとタングステンメタリック塗装のOutback。川越の庭先がちょっと落ち着かない贅沢な風景になっている。

贔屓にしてもらっているスバル高島平店で契約を決めた穏やかな春の日、住み慣れた川口の荒川に足を伸ばした。新荒川大橋から足立農業公園経由し五色桜大橋までの左岸の土手道は私の「思索の道」だった。春色の土手南斜面、心地よい春風、遠望できる風景、懐かしい空気を思い切り吸って思い出の土手を歩く。期待していた農業公園のレストランは生憎の定休日。満開の桜周辺には沢山の人。食べ物にありつけないまま、家から持参したボトルの残りコーヒーをチビチビ飲みながら居場所を定めてスケッチ。集中していると、満足感でいつの間にか空腹感は消えていた。

 

Comments (2)
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