森の時間 SINCE 2002

Le Temps Du Bois

10月31日(水)のつぶやき

2018年11月01日 | 森林・自然・環境教育
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茜空-地球を感じる

2007年12月24日 | 森林・自然・環境教育

「森の時間」に行く予定だった。昨日の天気予報によれば、佐久地方は一日雪。諏訪方面は既にかなり積雪になっているらしい情報があったので、迷わず今週末の「森」行きは中止した。昨夜、「のらくら農場」のHさんに入れたメールに今朝返信があった。15Cm程積雪している。山芋を一列掘り残した状態で雪が降ってしまった。でも、まだ温度は下がっていないので、根雪にならないで解けるだろう。と書いてあった。雪に覆われた「森の時間」はまだ体験していない。行ってみたい気持ちも沸いたが、在宅して机回りの整理と年賀状を作成することにした。

Dsc00007 夕方、休日の日課になっている荒川土手に行った。冬至の日の入りは早い。神社に拍手を打って土手に上がった時には、既に太陽は富士山の肩に沈んでいて、山容が茜空にくっきり浮かんでいた。真っ赤に広がる西の空に、飛行機雲が沈んだ太陽光を受けて閃光のように輝いた。太陽の光が斜めに厚くなった空気を通ると青い色が大気に吸収されるので、赤色が目に入る。だから、夕日、朝日の空は茜色。現在の大気が組成された頃から、地球上の生物は茜色の空を見ていた。

「ビッグバン」で宇宙が発生し、66億年前の爆発で太陽が誕生した。そして46億年前に溶けた岩石の塊りの地球が誕生した。それから10億年。真っ赤な解けた岩石が徐々に冷えて固まりだす。地球大気の主成分は二酸化炭素だった。36億年前、海で原始生命が誕生し海中でアミノ酸等の有機物合成の化学反応を開始する。それから1億年後、光合成を行う生物が出現して酸素を放出し始める。18億年程前までに大気中の酸素濃度(現在21%)が1%に到達し、更に太陽の紫外線を吸収するオゾン(O3 )層が形成されると、生物が地上に上陸し爆発的に進化する。4億年から2.5億年前になると、地球環境、生態系が発達し、哺乳類が出現する。2億年前になると恐竜が出現し、一億年以上の間地上を支配した。この時代の倒木は炭化し石炭になり、生物遺体は石油・天然ガスに変質したと推定されている。6千5百万年前に今のメキシコ地域に大隕石が落下したのをきっかけに、地球気候が大変動し、生物の大絶滅が始まる。6千万年前までには恐竜は絶滅し、哺乳動物が大発展する。その頃、サハラ砂漠は大密林で、温暖だった南極にはハマグリも生息していた。

地球環境の変化に対応できずに絶滅した生物、進化して適合してきた生物。4-5百万年前、乾燥化で減少した森林で暮らせなくなったサルの一群が地上に降りて生活を開始した。2百万年前になると、猿人が二本足歩行を始める。50万年前に原始的人類が出現し、3万年前に我々の祖先になる生物としてのヒト、新人が出現した。新人は道具と火【エネルギー】の利用方法を習得し、ヒトが「人間」になり生物界を支配しながらも、つい数百年前までは自然生態系と共生し、自然からの食料と太陽エネルギーで暮らしてきた。

農業技術が確立されると人口が漸増し、自然資源、木材の大量消費が始まり、再生スピード以上の速さで自然の恵みを搾取し、自然生態系を破壊し、エネルギー・水・食料が枯渇した古代文明、地中海文明、ローマ帝国は滅亡した。中世の社会でも、自然資源、木材資源に恵まれた民族が優位に立ち、より進んだ道具・技術を持って戦いに勝利し、相手側の資源を搾取・略奪する、或いはアニミズムで暮らす農耕民族を征服し、資源・木材エネルギーを手に入れた。増え続ける人間は、生活レベルの向上、より効率的なエネルギーを求め続けた。人間の頭脳は科学技術を発展させ、18世紀後半に始まった産業革命で遂に石炭、更により利用しやすい石油を、地下から採掘して利用し始めた。化石燃料を利用することは、生命を育んだ現在の地球大気の創生期に、地中に固体された炭素を掘り返して、大気中にCO2を戻すことになる。数十億年の時が作り上げた地球の大気と、数億年の時が育んだ自然環境・生態系を、数万年前に登場した人間が地球の支配者となって破壊し始めた。Google_northpole

地球は大きい?世界は広い? 東京-大阪550kmは地球儀で目に見えるくらいの距離。それが新幹線で僅か2時 間半で移動できる。「青梅徒歩き」新宿-青梅42km。7時間ほどで歩ける。飛行機でひと寝入りすれば欧州、豪州、北米。どこにでも行ける。南米でも24時間で大抵のところに行ける。Google Earthで地球を見る。指一本で世界が見える。移動手段が船の時代、地球は広いと感じたかもしれない。それでも、風に乗りヒトの力で一生懸命に漕げば地球を一周できた。地球の表面を覆っている大気の層は10kmから数十km。エベレストの高さは約9km。それより上空では人間が生きてゆける濃い酸素はない。10kmは早歩きで2時間で行ける距離。「不都合な真実」で、ゴア氏が、『大気はこの地球儀に塗ったニスくらいの厚さしかない』と言っている。その大気が、生命が育めるようになるまでに60数億年かかった。人間は、僅か2百年余りで、その大気の組成比率を変えてしまった。CO2、Sox、Noxを好きなように撒き散らし続けている。

By_jaxa_img_071114_02

月を周回する「かぐや」から見た地球。生命にとってかけがえのない青い天体「水の星」。無重力、無酸素の無限の暗黒の宇宙に浮かぶ、小さな小さなGaia。

 

Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Frost Descends - 北風払葉

2007年12月01日 | 森林・自然・環境教育

P1090247 P1090249 P1090251

日の出前に自然に目覚めた。小屋のドアーを空けると寒気が流れ込み、白み出した東空の明かりで霜に覆われた大地が目に入った。車は全面が氷に覆われ、桶の雨水も凍っている。昨夜は日没前に活動を止め、冷え込まぬ内に小屋に閉じこもった。焚き火で焼いたP1090244虹鱒と朝出かけにSが作ってくれたお弁当を肴に、友人に勧められた「黒霧島」をオンザロックで飲んだ。でも、暖かい飲み物が欲しくなり、あとは暖かいお茶で割って飲んだ。外が氷点下の山小屋でオンザロックは似合わない。寒さのせいか、霧島が美味しいからか、お茶割り焼酎を何杯も飲んでしまった。ホットカーペットと電気毛布、更に電気ストーブ、それと焼酎のアルコールでポカポカの一夜を過ごせた。外の寒暖計はマイナス5度。

P1090255物と金が増えれば幸福になれると、戦後の日本人は信じてきた。私もそう思っていたかもしれない。そして、一生懸命に働いた。より多くの物と金を持とうと人々は競争し、心が索漠となり人を思いやる心が薄れていった。工業化の進展は大量生産、消費、廃棄を繰返し生活空間の環境を悪化させ、43億年かけて培われた地球の循環システム、自然生態系を破壊してきた。処理に困るほどの物と過ぎる程の便利さに溢れる社会が豊かなのか。偏向する社会には必ず揺り戻す自然の力が働き、物を廃棄し続けること、金さえあれば豊かに暮らせるという単純な思考は是正されると信じている。P1090291

泊まる予定で来たので、昨日は人里離れた里奥で土と木々を相手にゆったりと過ごすことが出来た。春に芽吹いた木々の葉は、夏の太陽を受けて栄養をつくり木を成長させる。秋になると務めを終P1090279えた葉は枝から切り離されて地上に落ちる。 そして土の中の微生物によってゆっくりと分解され土となり、地上の植物、木々に水分と養分を与える。人間の活動のスピードが増している。近代の人間界では早い者が勝利者でパワーを持った。小さな存在の人間は、悠久の時間が創造した自然P1090317界とのつながりの中で生きてきたが、人間と自然生態系との繋がりは破壊されてしてしまった。

人の身の丈にあった生き方、自然界のペースに合わせた生き方、物とP1090319か量とか、より速くとかではでなく、自然と共生するスローな時間で心と質を充実させる生き方。自然との優しい対話、この地に生きるあらゆる生物の命を尊重し、生態系の一部となって共に生きる。気負うことはない。遊び心で楽しみながら、自らの体を動かして、無駄のない基本的で不便な生活を楽しみ、心豊かに過ごせば良い。それが、私の「森の時間」。 P1090301

Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こぶくろ

2007年09月16日 | 森林・自然・環境教育

「深夜早朝割引」を利用するには、所沢ICに朝6時前までに通過せねばならない。100キロ以内の下仁田ICまでは、通常料金のほぼ半額の1,900円で行ける。前日、久しぶりの荒川土手ジョッギングの疲労感が、早くから眠りに就かせてくれたお陰で、目覚まし時計が鳴る前に自然に目が覚め、4時半に起きることが出来た。余裕で6時に間に合うはずだったが、ブロック氷を買いに行ったり、新聞を読んだりしていたらその余裕が仇となった。家から所沢ICまでは30分と記憶していたのだが、それは記録的な速さで行った時だったと、走り出してから思い出した。それで、所沢ICは諦めて、もう1つの割引が利用できるコースに向かうことにした。

大宮バイパス-富士見有料道路-国道254-東松山IC。これが「森の時間」に行くときの、「通勤割引」を利用する場合の定番コース。東松山から下仁田までは950円。朝であれば6時から9時までの間に100キロ以内のICを通過すれば半額になるという割引。家から東松山ICまでは65分。5時半に家を出たので、ゆっくり走って6時40分には東松山ICを無事通過。急ぐ必要はないのだが、関越に乗ると一人でドライブの時はつい闘争心が煽られてしまう。追い越し車線で130kmが当たり前になってしまった。そんな運転をしてはいけないと思いつつ、12年ほど馴染んできた愛車が私の連続高速走行好きを一緒に楽しんでいると、勝手に思いながらアクセルを踏み続ける。ひとたび高速走行に入ると、深くアクセル踏む必要はない。エンジンは2.5千ccだが、燃費は12km/リッター。

P1080049 「森の時間」には8時過ぎに到着。この日は台風9号の被害を確認しに来た。途中の内山峠の周囲では、斜面が崩れて森が散乱し、倒れたり折れた高木が目に入った。ひょっとしたら、象徴的な赤松が倒れて小屋を潰しているかも知れない。テーブルの上に張った屋根は間違いなく飛ばされているだろうと覚悟していた。近くの佐口湖の周りの白樺も折れていた。「森の時間」を見るのが怖い・・・。ところが、意外にも木々も、屋根も、もちろん2つの小屋は無傷。上ばかり気にしていたら、何かにつまずいた。

P1080198 何と地面が陥没しているではないか! そこら辺りは確かに地面が低くなっていて、常に水が溜まる場所だった。何度か土を盛ったり、砂利を撒いたりしていたが、今思えば少しづつ沈んでいたのかも知れない。10センチ程沈んでいる。自然に任せて沈みきるまで放置しようと思う。沈みきったら、古枕木P1080219 で足場を固めるつもりだ。大勢が来たときの集会の場の真ん中が陥没してしまったので、新たな平地を創造せねばならないと思った。それで、前々から気になっていた車の通り道を水平にすることにした。大雨の日、この何気ない赤土のなだらかな斜面で二度もJAFのお世話になったことがある。枕木を斜面の下方に並べて土留めにした。硬く固まった赤土を削るように掘って、その土を低いほうへ移す。時々雲間から太陽が顔を出すと夏日のような暑さ。慣れない土木作業で汗だく。大変なのは枕木の移動。無茶しないと誓ったので、体ではなく、より頭を使い手抜きして同じ結果を出すことをひたすら考える。この日は、更にPITの足場の石組をやり直したり、夏の作物の整理などをして、大汗かいて目一杯肉体労働をした。

最近は昼メシ時はゆっくり休む事にしている。徳永英明のVocalist-I/II/IIIを聴きながら、早朝に起きて握ってくれた家内のおにぎり、スープと食後のコーヒー。アイスボックスでビールが好い具合に冷えている。帰りの時間次第ではビールは飲まないほうが良いが、我慢できずビールも飲んでしまった。昼寝すれば帰るまでにはアルコールは抜ける。少し良い気分になって、薪を枕にベンチで昼寝。爽やかな高原の風と、虫の声に包まれてスヤスヤ。

三連休の中日。やはりラジオが渋滞を伝えていた。「休日祝日上り線割引」と言うのが最近出来た。遠くのある区間から入って、東京方面のある区間にあるICを午後8時から10時までに通過すれば半額になる。これを利用するときは、下仁田ICから入って所沢ICで出る。一度、この割引を利用して外環美女木平まで一気に走りぬけた事があるが、流石に全て高速道路を使うと早い。間違いなく2時間半で家に着く。

日も落ち、焚き火の火も弱くなってきた。予定より早く6時45分に出発した。眠くなったら、SAで仮眠。朝も早いし、作業もきつかったので、間違いなく運転中に眠くなると思っていた。

「君という名の翼」。これは「こぶくろALL SINGLES BEST」の一番目の曲。こぶくろのCDをガンガン流した。♪「・・・間違いだらけのあの日々に 落した涙と答えを 胸いっぱいにかき集めて もう一度 あの夏空 あの風の向こう側へ 君という名の翼で・・・」 絶叫調デュエットで高速のノロノロ渋滞でも全く眠くなることはなかった。眠気防止に良いものを発見した。いつまでこの目覚まし効果が有効か知れないが、暫くは高速の眠気解消に、『こぶくろ』を聴くことにした。P1080263

日が陰ると、涼しい。秋がやってきた。暑くもなく、寒くもない最高の季節。机に向かい何か良いことを考えたくなる。

P1080205 P1080214 P1080209

Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

林業生産と育林技術-秩父演習林

2007年09月08日 | 森林・自然・環境教育

P1080109 2年振りに秩父演習林に行った。5,800haに広がる演習林は、台風9号の影響で、被害の全容がつかめないほど荒れていた。林道も至る所で土砂崩れや渓流に洗われてしまったそうで、演習林には立入りできなかった。抜けるような青空、珍しく武甲山もくっきりと見える日だったが、秩父の山に入れなP1080108 いのは残念だった。

午前中は演習林本部の部屋で座学。午後は近くの「影森苗畑」に行って、林業生産の現場の道具を体験。

苗木生産→地ごしらえと植え付け→保育→保護(雪害・獣害)→収穫→販売。

P1080142下払機やチェーンソウは、私にとっては、「森の時間」では日常道具。伐木業務用のチェーンソウ取扱いについては、労働局の特別教育も受けている。感心したのは、枝うち用の工夫された新しい木登り道具の数々。それと伝統的な太棕櫚縄と棒2本で登る伝統的木登り方法、「ぶり縄」というらしい。チェーンソウ方式のリモコン操作のエンジン枝打ち機を実際に作動させ、機械の枝打ちも初めて体験できた。

P1080150 山に入れなかったこの日の行事は一時間程早く終わった。久しぶりの秩父の町を満喫したくなり、秩父神社に足を伸ばした。家族の平穏と安全、母親の元気を祈り、娘の合格祈願のお守りを買った。そして、冷えた甘~いコーラを片手に大銀杏の木陰で涼む。この神社も2年ぶり。帰りは西武線の各駅停車でゆったり。駅に着いたらちょうど出発間際の電車があった。駅の仲見世で出来立ての秩父餅が目に入った。それと冷えた秩父の缶酒を買って、電車に飛び乗った。がらんとした電車、快適なエアコンの冷気、本を開いたら前夜の寝不足のお陰で直ぐに眠りに落ちた。気が付いたら飯能駅。池袋行きの電車に乗り換えねば。立ち上がろうとしたら右足大腿部の患部が痛み始めた。実は3日前に右大腿部に20センチ四方程の中度の火傷を負った。大した事はないと思っていたが、今朝見たら何箇所も皮がむけて爛れていた。仕事も休んで自宅で静養すべき程の重い火傷なのだと思う。秩父行きは中止しようかと思ったが、今日の行事は最後のチャンスなので強行してしまった。その上に夏が帰ってきたような暑い一日、茹だるよう秩父の町を歩いた。余計なことをしている。爛れ始めた患部を思い出すと痛みが増し、右足が棒立ちになる。全身がぐったりと疲れた。

今まで夏の疲れなんか気にした事はなかった。この夏は、ほぼ10年振りだろうか、仕事にも情熱を注いでしまった。そのせいもあるのだろう、今年の夏は非常に疲れた。何か事件・事故があるたびに反省している。其れなのに、またやっている。年甲斐もなく無茶しちゃいけない。身の程を知れ。

Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野外料理

2007年08月28日 | 森林・自然・環境教育

P1070972

ある日の「森の時間」。

P1070986   P1070978若者達の炭焼き料理。「のらくら農場」の採れたて野菜、丸ごとキャベツのスープ、葱の丸焼き、玉葱の丸焼き、P1070974かぼちゃ、ズキーニ、トマト、キュウリの丸かじり、etc。

P1070857

P1070860

Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3度目の収穫

2007年08月19日 | 森林・自然・環境教育

P1070845_1  トウモロコシ一本。昨年は鹿にすっかり食べられてしまい、トウモロコシの収穫はなかった。今年も「のらくら農場」の田畑では、鹿が出現しているそうだが、何故か「森の時間」に来た気配はない。狸と雉の家族らしい大小の足跡はあった。トウモロコシの畝は、3年前に撒いたパクチー(香菜)が囲むように自生していた場所なので、鹿を寄せ付けなかったのかもしれない。ナスやキュウリと同じくらいに見えるので小さなトウモロコシのようだが、ナスとキュウリが巨大化してしまったのです。普通の大きさのトマトと比べると、トウモロコシも少し大きめ。P1070576 P1070577

トウモロコシの幹の頂に噴水のように拡がっているのが雄しべ。幹と葉の付け根に出てきて、成長したトウモロコシの実に髭のように絡んでいるのが雌しべ。一本の雌しべの下で一粒のコーンが育つ。だから髭の本数と粒の数は同じ。花粉をキャッチ出来ない髭の根元にはコーンは育たない。時たま数粒実が抜けているトウモロコシがある。初収穫のトウモロコシは実は大きかったが、部分に実がついていなかった。数本しか育てなかったので、花粉量が不十分で、雌しべに行き渡らなかったのかもしれない。

P1070837 この日、「森の時間」に行くのにいつもと違う佐久平通過ルートを選んだ。小海線の線路を渡ろうとしたら、小さな駅があった。駅名が「青海」と書いてある。佐久平に青い海?二人で一杯になりそうな小さな待合室。無人の駅に小さな列車が南から入って来た。遠くから見ると緑の海に浮かぶ白い小船。「人生到るところに青山在り。」。死ぬと人の魂は里奥の山に入り里の人々の生活を見守ってくれると、昔の人は信じた。昔のお墓は大抵里を見下ろす斜面にある。韓国でも、中国でも、農村地帯に行くとお墓は斜面にあった。木々に覆われた山は、紫煙がかって見えることがある。それはフィトンチットの色なのだと思う。青信号というが、実際は緑色。緑色はかつて青色だったという話を聞いたことがある。北方に横たわる浅間山系は、夏の太陽を受けて活発にフィトンチットを放出し、稜線まで青紫色に霞む。二両編成の小さな列車が動き出した。やがて、緑の稲田が続く地平線に吸い込まれるように視界から消えた。すると、遠くの林の蝉の声が一段と騒がしくなり、私の思考一杯に拡がった。ダボダボのランニングシャツに半ズボンの少年が右手に捕虫網、左手に虫かごをもって、稲穂の海を舞う赤とんぼ追う。それは少年時代の自分の姿。P1070847_1

立秋を過ぎたが、厳しい残暑が続く。空の雲は日毎に高くなり、草の陰の虫の音が日毎に増える。コナラには小さなどんぐり実。「森の時間」では、すでに秋が始まっている。学生の時、毎年のようにこの季節の信州を旅した。小田実、高橋克己、倉橋由美子、福永武彦、愛読書をバックに入れ、ぶらりと「信州学生村」に転がり込んだ。あれから数十年経ったが、その頃の思いが蘇える。

山々が色づき、木々の葉が木枯らしに振り落とされると、やがて冬が訪れる。季節は着実に移り行く。あっという間に過ぎた夏。私の心は満喫できなかった短い夏に置き去りになっている。

P1070571 P1070575 P1070579 P1070581

Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一神教の闇

2007年08月15日 | 森林・自然・環境教育

夏の或る夜、或る山中のるスキー場の駐車場に居た。ずっと空を見上げている。車の反対側で同じようにずっと空を見上げていた友人が、「オーッ!」と感動の声を上げる。私はまた見逃した。その瞬間的な現象がなかなかキャッチできない。私たちはペルシウス座流星群が大気圏に衝突し燃え尽きる瞬間をずっと待っていた。

やがて、発生する方角と超スピードの動きの感覚がつかめると、瞬間的に夜空を射る大中小の輝く線を捉えることができるようになった。流れ星に願えば適えられる、というが、瞬時に消える輝き。とても願い事なぞ思えない。あっという間に消える。「地上には何もない砂漠で暮す遊牧民は天上の星を見て、絶対神を創造した。」と友人が呟く。

全く生き物と遭遇しない砂漠を丸一日走り続けてたどり着いた数本のヤシとSand Duneに囲まれたキャンプ。風が止むと聴覚試験の最初の音を待つような無音と漆黒の世界。リビヤの内陸の砂漠のキャンプで何度か夜を過ごした事がある。天上にはキラキラと輝く星が散りばめられ、地上の生命のない暗闇とは対照的に天空に大小無数の命が賑やかに語り合っているように思えた。天上の世界と交信している気持ちになると一人ぼっちではない、安心感を得た。日本では味わえない、超越的な感覚を体験した。

森や山があり、そこに暮す動植物の生命と共生し、豊かな土から雑草や樹木や虫など生命が湧いてくる自然環境に住む人々にとっては、命がざわめき、輝くこの地上、現世こそが楽園であり、その土地の生命と交換し合い、その土地に密着して生きる事ができる。そして、様々な生命に溢れる現世が未来永劫続くようにと願って、あらゆる自然、自然現象を拝む。そのような土地で生まれ、暮らし人々は多神教になる。一方、広漠たる大草原や砂漠地帯を生命、食料、生活品を求めて移動しながら暮す遊牧民は、生命の交換ができない現世、地上から空気の冷涼な夜に天空を見上げ、輝く星達に生命を見出し、空から舞い降りる普遍的な大きな力にすがった。そして、「天」が唯一至高の絶対神になる。

一神教の民は安住の地を求め、天上の神と共に移動する。古代オリエントの畑作牧畜文明は砂漠の牧畜民族と、大河のほとりの天水だけに頼る麦作農業が結合して誕生した。それらの文明は、パンのための小麦を栽培する農地を拡大するために森を破壊し、ミルクを飲み、バター・チーズを作り、肉を食べるために羊・ヤギを放牧した。羊やヤギは森を食べつくした。生命との交換のできるユートピアを求めた畑作牧畜民は、食料のためにユートピア、森林資源を使い尽くしてしまった。小さな都市国家カルタゴが大ローマ帝国と拮抗できたのは、故郷の大木レバノン杉で大きな商船隊を持てたからで、スペイン艦隊が英国艦隊に敗れたのは、スペイン領土の大木を使い果たし艦船補充ができなくなり、まだ森林破壊が進んでいなかった英国の木造戦艦の大きさと数で圧倒されたからだ。森の破壊の歴史が、古代オリエント、地中海文明の滅亡の歴史となり、中世・近代そして現代においても牧畜民・肉食民族の覇権国家の盛衰のドラマを生んでいる。

一神教は幻想や空想の世界で生きる。キリスト教という超越的秩序の布教のために、スペインはアステカ・インカ文明を滅ぼした。神に選ばれたと称する人々によって建国されたアメリカは、ユダヤ・キリスト教及び自由と民主主義という超越的秩序を布教するためにアフガニスタン、イラク戦争を引き起こした。スペインは黄金を、アメリカは石油が欲しいだけだった。大東亜共栄圏も超越的秩序、牧畜民の侵略的文明に心酔した一部の日本人の妄想的行動だった。神の国の実現のために自らの命を投げ出す、無差別に他人の命を奪ってもかまわないと考える。キリスト教、イスラム教、ユダヤ教も一神教の幻想の国を作り上げる。自らの主義主張に相反するものを力で叩き潰す。こうした文明観を根底的に改めないと、世界に平和は来ない。・・・「一神教の闇」(安田善憲氏)より

過去に繰り返された文明の崩壊が、確実に近未来に引き起こされる。巨大一神教同士の衝突。自然環境の破壊、砂漠化、旱魃。我々の生きている間に、「猿の惑星」のラストシーンにあるような破滅後の地球の姿を見届ける事はないだろう。現代文明が滅んでも地球そのものが消滅する事はないだろうが、人類が自滅すれば新たな生物が登場し繁栄することになるのだろう。

愚かな牧畜・肉食の移動の民の文明は征服と略奪で、土地・水、他の生物と共生する多神教の文明を崩壊させ、自滅した。今、地球の秩序、文明がそれらの民に牛耳られんとしている。地球規模で力ずくの文明がぶつかり始めた。歴史は証明する。過去の文明の辿った道。一神教が支配しつつある現代文明も着実に滅びの道を歩んでいる。

Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『森林文化の会』

2007年04月05日 | 森林・自然・環境教育

日本の自然、文化、伝統と生態系に興味のある方は、こちらにアクセスしてみましょう。きっと、新しい世界が拡がる。

自然文化の会 

Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「森林インストラクタ-養成講座」

2007年03月18日 | 森林・自然・環境教育

「自然文化の会」のW氏の肝煎りと淑徳大学の協賛で、4月から池袋で森林インストラクター受験を目的とし講座が始まる。数年前、私自身も「自然文化の会」で『森林インストラクター』と『ビオトープ管理士』を学び受験した。難関と言われる『森林インストラクター』は一発合格。が、『ビオトープ管理士』は一度は失敗、2年めに合格した。3年程、森林と生態系の虜になって学んだ。

森林インストラクター受験講座・淑徳大学   http://homepage2.nifty.com/shizen/shinrin_ikebukuro.html

この講座の一部の講師をして欲しいとW氏から依頼があるので、ぜひお手伝いをしたいと思っている。が、4月から私は仕事が変わり、週末も出張で不在となる可能性が高いので、まだ確約できないでいる。でも、4月7日(土)にある、『お試し講座』には何とか参加してお手伝いをしたい。1人でも多くの中高年が、日本の自然・森・文化の素晴らしさを体験し認識して、周囲の人々や次の世代に伝えて欲しいと願っている。

Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「森の時間」へ

2007年02月24日 | 森林・自然・環境教育

暖冬だったので、今年は早めに「森の時間」に行ってみたいと思っていた。後期試験が終った息子が、友人を連れて泊まりに行きたいので一緒に行って欲しいと都合の良いことを言い出したので、早速今年初めての「森の時間」に行ってみることにした。天気は今一の予報だし、夜はかなりの氷点下だと思うので、泊まるのは止めて、日帰りで焚き火で暖をとりながら焼物を食べてくる事にした。息子の友人と言うのは、結局1人だけ。それも女性。そうなるとどういう女性か限定される。即ち、息子の「恋人」。

途中、内山峠のお馴染みの「八百屋さん」で、おじさんと久しぶりのお話を楽しみながら、野菜・みかん・りんごを三箱ほど購入した。佐口に着いたら、いつものように「のらくら農場」にご挨拶。しばし、薪ストーブの前でお茶を頂きながら談笑。話は尽きず、そのまま居座ってしまいたくなるような快適さ。泊まって行ったら、と声をかけて頂き、気持ちがグラッと傾きかけたが、長居してしまいそうだったので心地よい場を辞して、本来の目的「森の時間」に向う。おみやげに、つきたての「玄米もち」を頂き、大変恐縮。歯ごたえが良く、我が家の大好物。P1030788

例年に比べると霜が少なく、昨年のようにタイヤが沈み込むことなく入口からゲートまで車を進P1030804 めることができた。暖冬とはいえ、そこは信州の高度千メートル。P1030795 日陰に残雪、P1030792 水には厚い氷がP1030787 張っている。薄日が出ていても気温はマイナス3度。今年の冬の間のダメージは、ヨシズの日除け屋根が潰れていた程度だった。昨年倒壊していたゲートは、息子と友達が丈夫に立て直してくれたので、問題なく越冬できたようだ。

崩壊した日除け屋根を整理したり作業していても、体が冷える。焚き火と炭のピットで魚、肉、ソーセージ等をNec_0039_3 焼きながら暖をとる。

ポリタンクの水を使って雑巾を洗ったら、手がちぎれる程の冷たさ。雑巾が直ぐに乾いたと思ったら、凍り始めて固くなっているのだった。小屋の中に入れば少しは暖かい。電気ストーブもあるので、暖は取れるが、小屋そのものが冷え切っているので、夜を過ごすにはちょっと厳しそう。

P1030802_1 木々の芽は春を迎える準備を始めているが、小雪の舞い散る「森の時間」に春の兆しはまだ見えなかった。

Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どこかで『春』が生まれてる~♪

2007年01月28日 | 森林・自然・環境教育

三月中旬の暖かさだ。陽光に誘われて荒川土手に向った。全力疾走で激倒し骨折して以来のお散歩土手行き。だから2ヶ月ぶりになる。20分ほど軽く走った。

四肢の骨折はほぼ全治した、と思うが、昨年4月に患った椎間板軟骨が完全に戻っていないので腰の辺りが時たま重くなる。歩いている時は殆ど違和感はないが、30分以上立ち続けると腰に鈍痛が始まる。だから、川口から川崎への通勤では、立ち続けるのは東京までが限界。東京駅で混雑の京浜東北線から吐き出され、東海道線下り列車の空席にたどり着き、ホッと座り込む。まだそんな体調だから、無理はできない。Nec_0049_1

適度に汗をかいて、土手のポカポカ斜面に横たわる。暖たまった大地。枯れ草と土の匂い。南側の斜面には早くも春の芽吹き。ふと横を見ると、ポカポカ陽気に早咲きしてしまった弱弱しいホトケノザ(シソ科)が自信なさそうに冷たい風に揺れている。「春の七草」のひとつにホトケノザがあるが、それはコオニタビラコ(キク科)のことで、これではない。「田平子」というのは春耕前の田んぼの表面にへばりつくように葉を広げる姿を形容したもの。それが台座となって、その上に輪のような花をつけるところから「仏の座」とよばれるようになったそうだ。鬼田平子より小さいので小鬼田平子。この土手に咲くシソ科のホトケノザも食べられる。茎が角ばっているのは大抵食べられるような気がする。食べられる野草といっても、おなか一杯に食べるものではない。薬膳のように自然の恵み頂くという気持ちで食べる。

Nec_0042スイバ。漢字では「酸葉」。茎が少し酸っぱい。小学校でウサギの飼育係りをした人は知っている。フランスでは野菜として栽培されている。仏語で『Oseille』、英語では『Sorrel』という。冬の間は葉が赤っぽくなって地面に張り付いている。春先の若葉や茎が食用になるが、冬越しの葉も美味らしい。冬越しの赤い葉が新春の陽光を受け、徐々に緑に変わり、立ち上がり始めている。スイバと同じ科に属する「ギシギシ(羊蹄)」というのがいる。両者の区別は、葉の形。スイバは矢じり型で先が丸い。ギシギシは縁が波打ち葉先がとんがっている。スイバは日当たり良い空き地・土手などの乾いた場所、ギシギシは川辺などの湿った場所で群生する。写真の葉はギシギシのように波打っているが、丸い葉だし、乾燥した土手にいるので、スイバだと思う。

久しぶりに農業公園にも足を伸ばした。

コナラの冬芽はパンパンに膨れ、間もなく銀毛に包まれた幼葉が顔を出すだろう。梅は既に咲き乱れ、寒桜も4分咲き。今年は春が早く来そうだ。人は喜ぶ。が、自然界の生き物達には甚大な影響を与え、種の数が減少してゆく。地球に生物が誕生してから、二度の生物滅亡期があったそうだ。人類の活動が生命の滅亡を早めている。打ち寄せる人の欲望は制御できない。

Nec_0044_2Nec_0045Nec_0046 Nec_0047_2

Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「環境問題の根源を学ぶ」

2007年01月23日 | 森林・自然・環境教育
Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「日本の食と農が直面する危機」

2007年01月15日 | 森林・自然・環境教育

今年の活動再開第一弾。

W大学エクステンションスクールに初参加。八丁堀校で月曜日の8時から9時半の講座。日本の食と農が直面する危機を理解し、私達がまず「できること」を実感する。食と農は風土と密接につながっている。日本の伝統的な食と農を理解して、日本の食の在り方を考える。講師は「ヤマケン」こと山本謙治(氏農産物流コンサルタント)と管理栄養士田中千尋氏。

 「食」は、人間の体を構成する要素です。「農」は食を生み出すための手段です。いま、日本の食と農が揺らいでいます。食育基本法がなぜ制定されたのでしょうか? それは、日本の食が危機的状況にあるからです。まず「食」の大切さ、楽しさ実感して見よう。

というテーマで三回の講義。山本氏による第一回の講義。二回目・三回目は田中氏と山本氏による、日本ならではの「出汁」の旨み成分の体感と、日本の気候特性を生かした「発酵食品」の調味料(調身糧)を味わい、伝統的な製造方法と近代的(営利主義的大量生産)の違いや価格差について理解する。Nec_0060_2

山本謙治について言えば、サイトにたまたまアクセスしたことがあったので、少し馴染みがあった。

三回目の講義の異なる醤油5種と酢3種の利き醤油・酢。

醤油:-大手メーカー品・笛木醤油農口・安藤醤油再仕込5年・100円ショップ醤油

酢:大手メーカー品 米酢・りんご酢/飯尾醸造 米酢・りんご酢

値段は手間と時間の結果で決まる。「安かろう良かろう」ではダメ!

Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晩秋の天使達

2006年10月29日 | 森林・自然・環境教育

「森の時間」に都会の天使達が。多分皆さん30代、20代?のお嬢さん達と1人の男性。私と同じ会社で働くY嬢の仲間。

一泊できれば、ネイチャークラフト等にも挑戦したかったが、皆さん商社などで働くバリバリの社会人で一日しか過ごせないとのことなので、焚き火・野外料理を楽しんで、「のらくら農場」を見学させてもらうことにした。北海道からP1030345_1 空輸された秋鮭のチャンちゃん焼き、P1030340 内山峠の八百屋さんで仕入れたキノコや野菜とのらくら農場の新鮮野菜・手作り味噌でつくる滋養満点のスープ、焼きりんごなど。のらくら農場P1030346 の赤カブなどの野菜はそのまま食べたほうが美味。

誠実な面影、配慮深い仕草。生きる作業に手馴れた女性達。食べきれないほどの料理 を、手分けしてあっという間に作り上げた。後片付けも手際よくPict0903_3済ませる女性達。5人の女性は独身らしい。「何故・・・?」と、ひとり思う。

P1030358 P1030367 のらくら農場では、忙しい中ご主人に畑を案内していただいた。高度千メートルの10月末の畑に、たくさんの種類の秋の根菜・葉物が育っている。同じ種類でも長く出荷できるように時間差をつけて植え付けしているそうだ。分かりやすい説明と貴重な体験談が聞けて、一同感動。P1030361

紅葉に囲まれた佐口湖に帳が降り、あっという間に周囲が暗闇に包まれた。

Comment
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする