とても話題になっていましたが、予告のときから
感じていましたがあんまり人にオススメできる
映画ではありません。
いや、映画の出来が悪いとかではなく、
好き嫌いがはっきり別れそうな映画だったので
そういう感想を持ったんですけどね。
見たらすっきりする映画とか観たら幸せな
気分になれる映画とはまったく違う次元に
映画の面白さを持ってきた映画だったなあ。
役者の演技を見る映画、監督の芸術性が
如実に現れた映画という表現がしっくりくる。
私がこの映画をみて感じたのは
「コミュニケーション」の難しさをうまく
表現しているなあ、ということ。
私たちの日々の生活でもやはりコミュニケーションてとても大事でこれがうまくいくのと
うまくいかないのとでは生活のしやすさに雲泥の差が生まれると思うわけです。
この映画はコミュニケーションがうまくいかないことの不幸を的確にこれでもか、と描いています。
そしてそれとは別に人間の背負った業の重さを
随所で見せてくれます。
姉の着替えを覗く弟や、パンツ脱いで
誘う女子高生とか。
「ああ、なんて人間ってこんな業が深い生き物」
って感じてしまいました。
同じ地球に生まれた同じ人間のはずが
住む場所でまったく違う境遇に置かれて
まったく違う文化に生きて、
同じ空の下に生きている同じ人間とは
お互い思えない。
日本とアメリカとメキシコとモロッコ。
同じ地球の違う生き物の生活を
時系列を前後させながら、
断片的に羅列してエンディングへと向かう
この見せ方はもはや確信犯的です。
それにしても日本の若い世代の微妙な
心の動きを日本人以外の監督がここまで
見事に描いたというのは本当に驚き。
そして、日本人にこそ見てほしい映画だなあ、
とつくづく感じてしまいました。
ラストにしっくりこなければ、それはそれで
いいんじゃないかなあ、と久々に思った。
そういう映画です。
感じていましたがあんまり人にオススメできる
映画ではありません。
いや、映画の出来が悪いとかではなく、
好き嫌いがはっきり別れそうな映画だったので
そういう感想を持ったんですけどね。
見たらすっきりする映画とか観たら幸せな
気分になれる映画とはまったく違う次元に
映画の面白さを持ってきた映画だったなあ。
役者の演技を見る映画、監督の芸術性が
如実に現れた映画という表現がしっくりくる。
私がこの映画をみて感じたのは
「コミュニケーション」の難しさをうまく
表現しているなあ、ということ。
私たちの日々の生活でもやはりコミュニケーションてとても大事でこれがうまくいくのと
うまくいかないのとでは生活のしやすさに雲泥の差が生まれると思うわけです。
この映画はコミュニケーションがうまくいかないことの不幸を的確にこれでもか、と描いています。
そしてそれとは別に人間の背負った業の重さを
随所で見せてくれます。
姉の着替えを覗く弟や、パンツ脱いで
誘う女子高生とか。
「ああ、なんて人間ってこんな業が深い生き物」
って感じてしまいました。
同じ地球に生まれた同じ人間のはずが
住む場所でまったく違う境遇に置かれて
まったく違う文化に生きて、
同じ空の下に生きている同じ人間とは
お互い思えない。
日本とアメリカとメキシコとモロッコ。
同じ地球の違う生き物の生活を
時系列を前後させながら、
断片的に羅列してエンディングへと向かう
この見せ方はもはや確信犯的です。
それにしても日本の若い世代の微妙な
心の動きを日本人以外の監督がここまで
見事に描いたというのは本当に驚き。
そして、日本人にこそ見てほしい映画だなあ、
とつくづく感じてしまいました。
ラストにしっくりこなければ、それはそれで
いいんじゃないかなあ、と久々に思った。
そういう映画です。