最近、朝晩の電車に乗ると車内を見回しながら、本日の読書率は…なんて思いながら、何人の人が本を読んでいるのか気にしている。夜はチラホラ、朝は全然というのが実態だ。まあ、多くの人が携帯かスマートフォンを眺めている。つくづく本を電車内で読む人が減ったと思う。働き盛りの人たちはなかなか本を読む余裕も気力もないのかもしれないが、読書人口の減少をなんとなく感じている。
先日、まったく付き合いのない会社だったが、事務所の近所にあった製本屋さんが機械をを搬出していたのに遭遇した。後日、知り合いの製本屋さんに聞くと廃業したとのことだった。何代目になるのか、たしか若いお兄さんがやっていたようだったが、その後、どうしているのだろうか。
ところで今日は突然、ある印刷会社から営業の電話があった。全く知らない会社だった。要は出版印刷の仕事をさせてほしいということだったが、驚いたのはその会社が韓国の会社だったこと。聞くと、韓国で印刷製本して日本に運び込むということで、すでに幾つかの大阪の出版社の仕事もしているそうだ。その営業マンも韓国人だったが、うーん、なんか相当な様変わりが進行しているなあという感じを抱きつつ電話を切ったのだが…。
以上、あまりパッとしない機関紙出版的周辺話でした。