- 吉見町 さくら堤 -
秋の彼岸に合わせたかのように、ヒガンバナが咲き始めています。
ヒガンバナは何もないところに、花茎が出てきたとおもったらすくすくと伸びて、あっという間に花を咲かせます。
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一週間前は何も芽らしいものは見えなかったのに、花茎が出てきていて、花まで咲かせているのもあります。
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さらに一週間後、花がたくさん咲いていました。一週間でこれ程までに咲いてしまったわけです。
ヒガンバナの赤い花。
白い花もありました。この部分の写真は自宅近くの公園で撮影したものですが、人が並べて植えたように咲いていましたので、野生ではなく、公園管理者が植えたものだと思います。
白いのはショウキズイセンとの交雑種ということらしいのですが、実は日本にあるヒガンバナ(三倍体)は極めてまれにしか果実が出来ません。原産地である中国のヒガンバナ(二倍体)との交雑種なのでしょうか。
ヒガンバナはいろいろと不思議な花です。
以下は埼玉県吉見町のさくら堤に咲くヒガンバナです。自宅から自転車で出かけました。
このさくら堤には自転車道路が走っていて、春は桜のトンネルの中を気持ちよく走ることができます。またその時期は土手がナノハナで黄色に染まります。
この季節は、やはり彼岸花です。
お花の咲くまでの様子をゆっくり楽しませていただきました。
白い彼岸花がとても印象的です。優雅な姿を拝見して目が休まりました。
昨季、ヒガンバナの一年を観察したのですが、冬には葉が伸びだし、ちょっと花からは想像できない姿になります。
それから、吉見町のさくら堤は桜の時期が一番魅力的です。
とうとう、長期観察企画いよいよ大詰めですね。
満開のヒガンバナ、本当に素晴らしいです。
先日、京都に帰省した折にも咲いていましたが、
岩手の我家では、まだ何も出てきません。
やっぱり、植え替え失敗かも・・・。
また、白いヒガンバナがあるなんて知りませんでした。
山塔花さんの博識にはいつもいつもオドロキです。
あれだけの花を咲かせるには根にそれなりの養分が蓄えられていないと無理だと思います。植え替えで本当にダメになってしまったのか、まだ養分不足なのかはわからないと思います。
花が咲かなくても、冬に葉を出すことがあるかもしれません。そうでないと、根に養分を蓄えられませんから。
先週、土手には沢山の花穂が出始めていました。
シロバナもキレイですね!
ここは自転車で時々走っていますが、普段は人はほとんどいません。でも、ヒガンバナの時期はカメラを持った人や写生の人が何人かきています。
サクラの時期は人出が多く、自転車もノロノロ運転でないと危険な状況です。
その家の裏の墓地に、沢山のヒガンバナが咲きました。
今でもヒガンバナを見ると、少し寂しかったような?その頃のことを思い出します。
白いのもあるんですね。
色が違うだけで、ずいぶん雰囲気が変わりますね。
確かに、色が朱色から白色になっただけで、花の印象は大分違います。
花が咲き終わった後、冬にどのような姿になるか観察してみると、意外な姿を見ることができると思います。