goo

権現岳~赤岳(一)

2012年08月02日 | 山歩 - 甲信越



- ギボシ ・ 権現岳 -

7月の下旬、八ヶ岳南部 - 編笠山~権現岳~赤岳~阿弥陀岳を歩きました。

行程は一泊二日で、暑かったですが二日共に好天が続き、夏山の気分を十分に楽しむことができました。

展望にも恵まれ、たくさんの高山植物にも会えましたので、写真の枚数が多くなってしまいました。

その為、記事は数回に分けて掲載します。(似たような写真が何枚か出てくると思いますが ・・・)

今回は権現岳までです。

歩程【 観音平~編笠山~権現岳~キレット小屋(泊)~赤岳~阿弥陀岳~行者小屋~赤岳鉱泉~美濃戸口 】

観音平から歩き始めます。

まず目指すは編笠山です。



緑の木々の中を登って行きます。



順調に雲海まで上がって来ると、木々の隙間から富士山が望めます。



ヤマホタルブクロ



押手川を過ぎ、さらに上がってくると、時折背後に南アルプスや ・・・



富士山を望むことができます。



ゴゼンタチバナ



タカネバラ

山頂が近づくと展望はさらに広がります。



登りの途中から富士山・南アルプスの眺め (クリックで拡大)

着いた編笠山の山頂は大きな岩を無造作にたくさん放り投げたような状態です。

判りやすい説明になるかどうかわかりませんが、蓼科山の山頂を小ぶりにしたような状態です。

しかし、山頂からの展望は文句なく素晴らしいです。



山頂から蓼科山・八ヶ岳の山々の眺め (クリックで拡大)



赤岳/ギボシ・権現岳



阿弥陀岳・赤岳 - その間の奥に横岳



山頂から富士山・南アルプス・中央アルプス・御岳山方面の眺め (クリックで拡大)



山頂から西岳 - その背後に乗鞍岳・北アルプスの山々

編笠山の山頂からは青年小屋に向かって下ります。



青年小屋の前から編笠山

青年小屋からは権現岳への登りとなります。

次第に花の姿が目立つようになります。



ヨツバシオガマ

.

キバナノコマノツメ



振り返って見た青年小屋と編笠山



同じく西岳、奥は中央アルプス

森林地帯を抜けるとさらに花の姿が増えます。



チシマギキョウ



コバノコゴメグサ



イブキジャコウソウ



ミヤマオトコヨモギ



シコタンハコベ



イワベンケイ



チシマギキョウ - 左奥の木に覆われた山は編笠山

花だけではなく、展望も楽しみながら登って行きます。、



ギボシと権現岳



尖った山容のギボシの方が主峰らしい雰囲気があります。



ミヤママンネングサ - 小さくて可愛らしいです。



イワオウギ



イワベンケイ



タカネニガナ



ギボシと権現岳を結ぶ稜線に出ると、阿弥陀岳・赤岳などの連なりが目に入ってきます。



権現岳も目の前です。ちょこんと大きな岩が右側に見えますが、そこが山頂です。



チシマギキョウ



同じくチシマギキョウ - なんとも綺麗でした。

この日はあちこちでこのチシマギキョウを目にしました。

権現小屋の側を通って少し登れば、尾根が交わる三叉路です。

ここを右に少し進めば権現岳山頂です。

意外なことに山頂には誰もいませんでした。



山頂部の岩塔の傍にある石祠のそばで静かに休息です。

「権現」という名が示すようにかつては山岳宗教の場だったのでしょう。

そして、山頂周辺も花が多いです。



コバノコゴメグサ



ミネウスユキソウ



ミヤマダイコンソウ


「権現岳~赤岳(二)」に続く
goo | コメント ( 0 )
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。