- 子ノ権現への道 -
冬場の「走りこみ」ならぬ「歩きこみ」が目的で、なるべく出かけるようにしているのですが、どうしても行く場所が限定されてしまいます。
またまた秩父で、今回は伊豆ケ岳から子ノ権現を歩きました。
人気の山なのでもう少し人出があるかと思っていたのですが、予想よりも静かでした。
歩程 【 正丸駅~馬頭観音~伊豆ケ岳~高畑山~天目指峠~子ノ権現~吾野駅 】
西武鉄道秩父線の正丸駅から歩き始めます。
私の場合、正丸駅には(東京方面からの人とは反対に)西武秩父駅から向かいますので、正丸駅で降りたのは私一人だけでした。
安産地蔵尊の前を通り、舗装道路を上がっていきます。
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道端のフクジュソウとオオイヌノフグリが春を感じさせます。
大きな岩の脇の馬頭観音 - ここで舗装道路から左の山道に入り、伊豆ケ岳に向かいます。
直進すれば正丸峠です。
一週間前には秩父の里山には雪は見られなかったのですが、数日前に降った雪が伊豆ケ岳の北面の登りでは少し残っていました。
でも、伊豆ケ岳の山頂を過ぎてからは雪の中を歩くことはありませんでした。
山頂の北側直下にある男坂の岩場にも少し雪がついています。
もちろん、ここは登らずに女坂で山頂に向かいます。
着いた山頂は意外にも静かでした。
伊豆ケ岳山頂からの眺め - 大持山・小持山/武川岳/武甲山
伊豆ケ岳山頂南側直下から山頂部
まず、隣の古御岳に向かい、そこから高畑山、子ノ権現へと歩を進めます。
途中、アシビのトンネルの中を歩く箇所もあります。もちろん、花はまだです。
伊豆ケ岳から子ノ権現の間は以下の三つの区間に分けられます。
(1)伊豆ケ岳~高畑山 - 1.5km 、累積標高(+) = 130m 、 累積標高(-) = 280m
(2)高畑山~天目指峠 - 1.6km 、累積標高(+) = 20m 、 累積標高(-) = 210m
(3)天目指峠~子ノ権現 - 1.4km 、累積標高(+) = 200m 、 累積標高(-) = 50m
距離はあまり変わらず、どの区間も小さな登り下りがあるのですが、、(1)・(2)の区間が基本的に下りなのに対して、(3)の区間は基本的に登りになります。
この(3)の区間で数組の人達を追い抜いたのですが、皆さん結構きつそうな感じでした。最後の区間が登りというのがきつく感じられる原因なのでしょう。
でも、この祠まで来れば、子ノ権現はすぐです。
子ノ権現は由緒のある古いお寺です。
参考 : 子ノ権現 (過去の記事)
子ノ権現 釈迦堂
吾野駅への下り口付近の地蔵尊
山道を少し下ると舗装道路になります。吾野駅までのこの道路歩きは結構長く感じられます。
途中の滝不動の石碑
西武鉄道の線路を眺めるように歩く所もあります。(首を傾けて見て下さい)
吾野駅に到着して、歩き終わりです。
池袋(東京)方面の電車はそれなりに座席が埋まっていましたが、私が乗った西武秩父行きの電車はガラガラでした。