キューピーヘアーのたらたら日記

ガンバレ日本!!!TB&コメント大歓迎♪

『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」』 水谷竹秀

2012-03-17 19:48:05 | 
昨年度の開高健ノンフィクション賞受賞作なんだそうだが…。


キューピーは前記事で日本からフィリピーナタレントが

消えてしまったことを書いた。

その結果どーなったかとゆーと、

フィリピーナが来日できないのであれば、

こちらからフィリピンに押しかけようではないか、

という日本人男性が増えたのである。

そして、そのまま帰ってこない人も増えた。

フィリピンでは社会現象にまでなっているそうだ。


外務省の統計によると、2010年に在外公館に駆け込んで

援護を求めた困窮邦人の総数は768人。

そのうちフィリピンが332人とダントツ1位。

この数は氷山の一角に過ぎない。

フィリピンで遊び呆け有り金を全て使い果たし大使館に駆け込むが、

大使館側はそんな人のために血税を使う訳にいかず、

何とか家族、友人に送金してもらうように指導しているそうだ。


だが、彼らの多くが50才代以上。

両親は高齢、あるいは死別し、兄弟、友人とも疎遠で

結局送金してもらえない。

日本での社会的地位は派遣労働者などの、いわゆる負け組!


え?

ええ?

派遣?50才代?フィリピーナ大好き?負け組?

もしかして、キューピーのこと?

そーなんです。

この本にはキューピーの近い将来の姿が書かれていたんです。

危ない。

危ない。

この本で冷水を浴びせかけられて良かった。


実はフィリピン旅行を計画していたんだけど、

高齢の両親の面倒を見なければいけないため

断念。

良かったあ。

異国でホームレスなんてねえ…。



最近僕は、毎日午後4時過ぎにデイサービスから

やけにハイテンションで帰ってくるパパンを落ち着かせるため、

ママンと3人でヨーグルトやお団子を食べる時間がお気に入り。

なんとなーく、しあわせって感じられる愛してやまないひととき。


家族の絆が僕を守ってくれていたんですね、

気付かなかったけど。


日本で往生するぞっ!!!!!!!

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