先日、公開されたばかりの「アリス イン ワンダーランド」を3Dで見てきました。以前に見た「アバター」の教訓として、「前の方は没入感はすごいけど疲れる」「字幕は疲れる」という二点を踏まえ、「やや後ろ寄りで吹き替え」です。うん、まあ確かに立体になる事で臨場感は増すかも知れないけれど、個人的には2Dでも全然かまわないけど・・・というのが正直な所。
ですので、こういう面倒くさいガイドラインが出ると、ますます3Dテレビが時期尚早に思えてきてしまいます。
「映像酔い」防止は適正距離での視聴! 3Dコンソーシアムが3D視聴ガイドライン asahi.com
電子情報技術産業協会(JEITA)と産業技術総合研究所、3Dコンソーシアム(3DC)は、4月20日、視聴者やコンテンツ制作者、製造者など、3D に関わる人を対象に、それぞれの必要最低限の知識やルールをまとめた「人に優しい3D普及のための3Dコンソーシアムガイドライン」をホームページで公開した。
要は、斜めから見ると眼精疲労が激しいとか、映像酔いをしやすくなるので周辺環境に注意というユーザー側の心構えと、効果的な3D映像を作るための制作者サイドへの助言等がまとめられている物です。
・・・まあ、確かに3D映像は没入感を求める物ですから、正面からじっくり見る事が多くなるとは思いますけど・・・メガネをかけなきゃいけない上に、こんなに注意事項があっては、ちょっと「気軽に」とはほど遠い感じです。特に、子供の発達に悪影響がある可能性があるとか、子供が見るときは保護者同伴でというかなり不安げな情報もあり、例え3D対応の映像が増えてきたとしても、実際に3D機能を使う場面というのは大きく限られそうですね。
正直な所、色々と面倒が多い3D対応テレビ。まだコンテンツも揃っていませんし、3D方式も各社によってまちまちです。この状況でむやみに飛びつくよりも、ミドルレンジのテレビにまで3D対応が降りてくるまで待った方が得策でしょう。
3Dで見て迫力のあるコンテンツもまだまだ限られていますし、しばらくは全然困らないと思いますよ。
自分が見たものを3D画像や3D動画で残しておけるは、思っていた以上に新鮮な体験です。
そんなわけで色々と3D撮影して遊んでます。(平行法)
http://hoe.hp.infoseek.co.jp/th/3d.html
・・・すっごいうらやましくなってきました。