Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

洗えるキーボード

2005-06-30 23:20:07 | PC
 私は、入力デバイスにかなりの魅力を感じる人です。
 マウス、タブレット、トラックボール・・・そしてキーボード。なんだかんだ言っても、いつも使っているものだから、こだわりたいと思ってしまいます。

 そして、そう言うデバイスの”変わり種”も大好きです。ほとんど買うことはないですけど、そう言うニュースを見ているだけでも楽しいものです。

 で、今回見つけたのはこんなニュース。

 “丸ごと洗える”キーボード登場

組み込みシステム開発技術展・キーテックブースで、水没しても使えるという防水キーボードが展示されている。しかしその形は、ごく普通。

 記事を見てもらうと分かるのですが、本当に普通の、悪く言えば個性のない109キーボードがジャブジャブ水につかっています。何というかちょっと新鮮な光景です。
 私の記憶にある、今までの”洗えるキーボード”というとこんな形のものが多かったのですが、今回のは本当に普通の業務用109キーボードです。オフィスに置いてあっても全く違和感はないですよ。
 そんな普通のキーボードが文字通り”水没”するというのだから驚きです。

 今までにも良くあった”全面コーティング型”は、防水とのトレードオフで操作性を犠牲にしていました。しかし、この製品のエポックなところは”見た目通り操作性は確保”してあるところでしょう。これは、暴風雨の中で原稿を書かなきゃいけなかったり、風呂の中で小説を書きたい人にとっては待望のキーボードだと思いますよ。
 ちなみにメーカーの提案する使用用途としては、

「一時的な水没状態で使用する場合」「消毒・洗浄が必要な病院や実験室で使用する場合」「調理場厨房など、水溶物がかかったり、ぬれた状態で操作する可能性のある環境で使用する場合」「マンホール内・高湿気密室など、湿度が100%に近い環境で使用する場合」

と、至極まっとうな事が書いてあります。当然ですが。・・・それにしても、「一時的な水没状態」ってどんなシチュエーションなんでしょうね?やっぱり風呂場でしょうか。

 さて、実際にそう言う環境で使おうとした場合、いくらキーボードは大丈夫でも、端子部分やPC本体が対策をしていなければ意味がありません。風呂場に対策をしていないデスクトップを持ち込んだら大変なことになりますものね。つか、死ぬかも知れません。漏電で。

 なんで風呂場にこだわるかというと・・・自分が一回やってみたいからです。湯船につかりながらネットサーフィン・・・冬場とかきっと最高ですよ。夏場は水風呂につかりながらなんていいですねえ。

 もっとも、「用意と後が大変そうだから絶対やらない」ですけどね。

 今、水冷式のPCが結構増えてきてます。空冷だとエアフローの関係で絶対無理ですけど、水冷なら全部ラバーコーティングのPCとかもできるかも知れませんね。そうしたらお風呂でPCライフがマジで実現しそうです。

 ・・・え、タフブックを使えばいい?
 嫌だなあ、キーボードとPCはセパレートで使いたいじゃないですか。



 
 個人的にはこのキーボード、実はちょっと欲しいです。デザインいいですよね。値段も手頃ですし。

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