そりゃあ安けりゃ嬉しいが

ガソリンをはじめとする石油製品の価格が高騰して久しい昨今。
ここにきて民主党がガソリン値下げを旗印に掲げ、
揮発油税における暫定税率の撤廃を求めています。

ガソリンが高くなると、マイカー通勤の私としては痛いです。
ガソリンが値上がりしても通勤手当は上がりませんから。
また、寒冷地でありますから灯油代もバカになりません。

それだけではありません。
あらゆるものが物流によって賄われているこの時代。
輸送コストの上昇はあらゆるものの価格上昇につながっています。
本当に困りものです。

ところが。
この石油価格の高騰、環境を考えるとそう悪いことばかりではない気が。
私で言えばですね、まず電車を使うようになりました。
さすがに田舎ですから勤務には使えませんが、
実家への帰省では電車をよく使うようになりました。
もし、私と同じような人が多ければ、
それだけマイカー使用が抑制されているということ。
すなわち、車から排出されるCO2が削減されているということ。
不便ではありますが、地球に優しいと考えるとちょっといい気分です。

損得勘定だけで物事を考えると、大事なことを見失うことだってあります。
ガソリンが安くなればそりゃあ嬉しいですが、
CO2大国ニッポンへの戒めだと思って、少し我慢してみることも必要では？