-アラジンストーブ メンテナンスと販売- 暮しの道具とストーヴ『KEM-G』

芯上下式石油ストーブのメンテナンスと在庫ストーブのご紹介などなど
(石油機器技術管理士の資格を取得しています)

#0103 シリーズ15の芯はどうして上下するの?の巻

2017年01月19日 | 日記
シリーズ15はそれはそれは、古いストーブ。


ご存知の方も多いと思いますが、

このタイプは、芯を上げ下げするために、

タンクから垂直に生えたツマミを時計回り、反時計回りに回します。



なんで、時計回りの動きが上下の動きになるのか?

ずっと不思議でした。

見えないんですよ、タンクの中がどうなっているか。



だから、分解しました!



壊れて使えない15のタンクを金切りバサミでバッサリと。





百聞は一見に・・・・なるほど、そういうことか!






簡単に言うと、シーソーです。


写真はちょうどバランスの取れた状態。

芯を装着させていないので、ちょっと分かりにくいですか?



芯は、シーソーでいうと右側に付けます。


ツマミと繋がっている左側が下がれば、芯のある右側は上がります。





そして、左側が上がれば右側は下がります。





仕組みはいたって簡単です。



でも、このシーソー。

こうやってタンクを切断しなければ、見えない、触れない、直せない。



芯上下機構が壊れたら、ほとんど諦めです。



壊れる原因はいろいろあるのでしようが、

真ん中の支点を支える留め具、ツマミと直結している部分の留め具、

この留め具が何らかの原因で外れてしまった為の故障であれば、

見えないながらも、手探りで留め具の外れを元通りにできそうな気が。





お医者さんの使う鉗子のような道具で、腹腔鏡手術のように、

カチャカチャやる感じ。


現実的じゃないなぁ と苦笑いする方の顔が浮かびます。


でもねぇ、このカットモデル(タンク)を使って練習すれば、

なんかできそうな気がするんですよ。

作業用のファイバースコープを使いながら。



いかがでしたか、石川さん。

何か参考になることはありましたか?


お持ちのストーブの症状には、空回りするともありましたので、

もしかしたら、ツマミの下の方にあるネジ状になっている部品のどこかに

原因があるのかもしれません。


直ればラッキー、ぐらいにお考えいただけるようであれば、

ご連絡ください。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
15型の芯の上下 (石川裕二)
2017-01-21 10:42:36
いろいろご面倒をおかけしたようですが、芯の上げ下げの様子がよくわかりました。うちのは、あげる方は芯を止める部分を押さえていてやると、どこかでひっかかって、上がってきますが、下げ始めると突然すとんと落ちてしまいます。つまみの立てねじがどこかでらせんが切れているのかもしれません。どちらにしてももちろん治れば超ラッキーです。視ていただきたいと思っています。
石川裕二
Unknown (Unknown)
2017-01-21 17:03:06
石川さん、了解いたしました。
ここから先のやり取りは、住所などプライバシーに関わることに
なってくると思いますので、
stovekemg@ezweb.ne.jp までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
連絡 (石川裕二)
2017-01-22 09:00:44
連絡差し上げましたが、PCメール戻ってきました。
携帯キャリアのアカウントを使っていません。
ちなみに私のアドレスは○○○@mac.comです。
連絡出来ません (石川裕二)
2017-01-24 12:23:33
そちら様のアドレスが違っているという返信が戻って来て、メールが届けられませんでした。ご確認をお願いします。
石川裕二
Re:連絡出来ません (kem-g)
2017-01-26 11:28:52
自分のアドレスなのに間違えてました。
本当にごめんなさい。

stovekemg@gmail.com

にてもう一度お願いします。
Unknown (ponjafr)
2019-11-18 08:28:27
正に見たかった画像です!今の私にはどストライクです。明日早速修理してみようと思います。

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