話の聴き方(傾聴)教室 傾聴ハピネス

傾聴ハピネスは「聴くこと」(傾聴)の大切さ・素晴しさを皆様に発信していきます。聴き方が変われば生き方が変わります。

言葉の印象

2017-09-26 | 日記
私の永遠のテーマともいえる「ダイエット」

「5キロ痩せる」がなかなか実行できずにかれこれ1年。
いや、ずっとずっと前からなのですが・・・。

会えば「痩せた?」「痩せない」が合言葉の高校時代からの親友が意を決してダイエットをしています。
炭水化物と油物を控え、あっという間に6キロ痩せたと言っていました。
30年以上ずーっと痩せなかったのに、なぜに今ダイエットの効果が出たのか・・・。
不思議ですが、ごもっともの話です。
痩せ始めたら、日々体重が減っていくことが楽しくってしょうがないと語っていました。

私も一念発起して!と思ってはみたものの、本気度が足りない自分に気づいています。
だから痩せません。
でも日に日に痩せなくっちゃという思いが高まり、でも、まったく減らない体重に焦りとあきらめの気持ちが交錯します。

とりあえず、腹7分目から始めることにしました。

焦る気持ちも、「痩せなくっちゃ」から「痩せられる」に発する言葉を変えただけでなんだかほんとに痩せられそうな気になるから不思議ですね。

ダイエットも楽しくイメトレするのがいいのかも!

こうご期待!ってだれも期待してないですよね

頑張ります宣言です

話のくい違いを検証してみる

2017-09-25 | 日記
今日は仕事がお休みで、少しゆっくり目の朝食になりました。

最近の食事時の話題は、料理や食に関することが多いです。
途中まではいい感じで美味しく食べているのですが、どこからか話は脱線して話ではなく「議論」になってしまいます。

夫も料理を得意とするようになったので、女子のそれも主婦の料理についてあれこれ意見を言います。

料理は、まず美味しく作ろうという意識が大事でそれがなければ美味しく作れるはずがない。
意識ができたら、どういうふうになると美味しくなるのかを科学する。
きちんと計る、下ごしらえをちゃんとする、調理中の変化を見ているなどなど。

そうですね、その通りですと言いたいけれど、仕事を持ち子育てしながら家のことも頑張ってきた私には素直になれない気持ちが心の中に広がります。
つい反論。引っかかってしまいました
「そうはいっても主婦には時間がない。あれもこれもやるには、料理はおいしく作ることは大事だとわかってるけど、まずは早く食べさせなくっちゃって思うとなかなか理想通りにはできないんだよね」

そしたら・・・。
「手伝おうと思ってもいいって言うし、時間がないって言いながらパソコンしたりテレビ見てたりしてるでしょ。それで手間を掛けられないって。最初からおいしく作る気なんてないのと同じだよね。」
と応酬されました。

ここで言葉を返すと最悪なので沈黙し、その場を離れ最悪な事態はひとまず回避。

どうしてこういう流れになるのだろうか。
どうしてあの時の大変な状況を理解してもらえないのだろう・・・としばし考えていたところ、ふと気づきました。

夫は今の日々の状況の中で話をしています。
私は、過去の中の自分の置かれてきた状況を話しています。

話題は料理の話ではあるものの、自分の頭の中に描いている状況は全く違う時間でした。
でも、そのことに気づかず、もしくは時間のすり合わせや修正確認をしないまま流れていくので、すっきりしない顛末になってしまいました。

そっか、そうだったのか。
私は子育て時代のことを振り返り「美味しく作りたいが時間が足りなかった。どうしてそれをわかってくれないのか」と思いながら話していました。
でも、夫はどうも今の日常で「美味しく作れない言い訳をされた」と思ったようで、気になったんでしょうね。

話のくい違いが起きた時には、検証は大切ですね。
どちらが正しい、どちらが良い悪いを決めるのではなく、もしかしたら・・・という相手への理解を持つことで腑に落ち、自分の心の波を鎮めることができるかもしれません。

主語もなければ、確認もなく、お互いが自分のワールドでコミュニケーションをとってしまうこの習慣を修正しなければと思った出来事でした。

自分に言い訳

2017-09-24 | 日記
久しぶりにセミナーを受けに東京に行ってきました。

朝6時半に家を出て東京の中心まで電車を乗り継いで出かけ、一日セミナーを受けて、また電車を乗り継いで家につくのが8時です。
東京は人が多いし、電車も複雑で何度行っても慣れません。

それでも、以前はひとつでも多くのことを知りたい自分に力を付けたいと、疲れを知らずに、ただただモチベーションに突き動かされでセミナーや講演会に出かけました。

しかし、さすがに最近はちょっと辛いです。

今更これを勉強して何をしようというの?
勉強はしても、継続して何かをやる熱意も出ないでしょ?
もう若くないんだから無理しなくてもねえ・・・。
行き詰ったらそれが自分の実力だって受け入れればいいんじゃないの?

心の中に浮かんでくるのは自分への言い訳ばかりです。

言い訳せずに素直に楽しめばいいだけなのに。
わかっているのになぜか卑屈になってしまいます。

何でもかんでも年のせいにしようとしたりします。
それではいけないと思いながらも、他の人と比べるのも嫌いです。
「年上の方がもっと頑張っているんだから」と言われると、なおさら「自分はそんなに頑張らなくてもいいんだ」などと後ろ向きになります。

いつからなんだろう・・・、こんなふうに思うようになったのは。

まったく今を楽しんでないですね。
今のこのチャンスや奇跡のようないろいろな方との出会いを楽しめばいいのに、なぜか自分に言い訳しちゃいます。

言い訳しないことは私の美学の1つなのですが、こんなに自分に言い訳してるとなんだか土台が揺らいでしまいます。
自己肯定感が下がっているのを実感します。

今回受けたセミナーは「自己肯定感を育む」がテーマでした。
今の私にはタイムリーな研修でした。

まずは、研修に無事いけて有意義なセミナーを受けてこられた自分を褒めてあげたいと思います。

自己の回復

2017-09-19 | 日記
元気が出ない時や、自分に自信が無くなったとき、自分が嫌いになったとき・・・。

自分自身の気持ちを元気な方向に回復させるために、私は好きなお菓子作りと草むしりをやります。
どちらも、始めると時間を忘れて向き合うことができます。

このところ仕事の疲れや、講座のレジュメのアイディアがうまく出なくて、気持が低迷期でした。

なので、この連休は思い切って仕事に手を付けず、手間のかかるお菓子作りをしました。
自慢できるほどの不器用ですから、丸めたり塗ったりは無理ですが、混ぜたりこねたりは結構いけます。

今回は3品作りました。

一つ目はシフォンケーキです。
アルミ型を使うようになって失敗の連続。毎日毎日作っては反省すること3か月、やっとじょうずに焼けるようになったので楽しくなりました。
失敗の大きな原因はメレンゲの強度不足だと分かったので、もう私失敗しないので

二つ目は栗の渋皮煮です。
那珂湊に行った帰りにいつも立ち寄る城里町の山桜物産センターで、とても大きくて美味しそうな栗を買ってきていたのですが、作りそびれていました。
満を持して調理開始です。
重曹を使ってゆでこぼし、栗の汚れを丁寧に洗いという作業を何度も繰り返します。
手をかけた分だけ、おいしい渋皮煮ができます。
自分でこんなおいしいスイーツが作れるなんて感動です。

三つめは、練羊羹です。
あずきから餡を作り、練羊羹を作ります。
これまた時間と手間がかかります。
でも、その分だけ市販品とは違う小豆の香りがする練羊羹ができます。
手先を使うお菓子はほとんどできませんが、羊羹はなんとかいけます。

時間もかかるし、手間もかかる。
でも、没頭している間にいろいろな雑念が消えていくのがわかります。

そして、作り終えた達成感が私を元気にしてくれるのです。
自己の回復を実感します。

淡々とこなしていくけれど結果が見える作業は、自分を元気にしてくれます。

こだわりを捨てたら気持ちが軽くなる

2017-09-03 | 日記
習慣とは、感情を動かさずにすることだと以前学びました。
無意識にできてしまう・できること・することだそうです。

今日は天気もさわやかで、朝から家の中の片付けや掃除をしました。

台所の流し台の周辺の黒カビが気になっていたので漂白湿布をしました。
黒カビが生えるのは、いつもそこに台フキンを置いておくからなのです。
定期的に漂白はするのですが、何とかならないものかと思っていました。

で、今日、漂白をしながらふと考えました。
なぜここに台フキンを置くのだろうと
ここじゃないとダメな理由って何だっけ?

・・・・・

特に理由はないのでした。
手元にあればすぐに水回りを拭けるので置いておいたのだと思いますが、シンクの周りのステンレスのところに置けばカビも生えないし、使い勝手もそう悪くはないのです。
でも、長年の習慣で無意識に置いてしまうので、違うところに置くという発想が出てきませんでした。
それと、いつもあるところに置いてあるというのは、一つの「安定」だったのだと思います。
いつもあるものがない、違うところにあるというのは、慣れないので落ち着かないんです。

他の人から見たら変でもなんでも、人は自分の中に安定を求めてしまう気がします。
髪型、化粧、服装、そして習慣などなど・・・。

でも、「それじゃなきゃダメな理由ってなに?」と考えてみると特に無かったりします。
理由もないことにこだわっていることって多いのかもしれないと思いました。

というわけで、台フキンの位置を変えたら、何となく気持ちが軽くなりました。
黒カビもきれいになり、見た目も気持ちがよいです。
これからは黒カビさんともさよならです。

なんでいままで気づかなかったのかなあ
きっと他にももっとあるんじゃないかと考えたら、柔軟に変化できる自分がまだいることにきづきワクワクしています。
これからは、自分でもよくわからない「訳の分からないこだわり」から、自分を解放して楽しもうと思いました。