話の聴き方(傾聴)教室 傾聴ハピネス

傾聴ハピネスは「聴くこと」(傾聴)の大切さ・素晴しさを皆様に発信していきます。聴き方が変われば生き方が変わります。

本年度もありがとうございました。

2013-03-26 | 日記
3月19日に、さくら市公民館傾聴講座が無事終了しました。

3月24日には産業カウンセラーの皆さんの自主勉強会に呼んでいただき、私のつたない経験などをお話しさせていただきました。

そして今日は、傾聴ボランティアで出会いあっという間にいい関係になれた素敵なお姉さま2人と食事会をしました。

本年度は、傾聴ハピネスの活動は本日を持って終了です。
皆様のおかげで、今年もたくさんの講座をやらせていただき、何とか穴をあけることもなくやることができました。
本当に感謝です。

5カ年計画と銘打って描いた目標は、嬉しいことにちょっと早く達成しながら進んでいます。

3つの資格を取るという目標も、最後の一つであった2級キャリア・コンサルティング技能士試験に先日合格することができ、ぎりぎりで達成できました。
精神対話士・グリーフケア1級とともに私の自信につながっています。

そして、来年度からは新たな動きがあります。
夫が間もなく定年退職となるのですが、定年後の活動の足掛かりにと産業カウンセラーの資格をとりまして、傾聴ハピネスに参画してくれる予定です。
やっとこれで「代表」という私の肩書きにも真実味が出ますね

まだまだ傾聴については学ぶことも多く、皆様の前でお話しさせていただく内容も洗練されたものになっていないことが自分の中で足りない部分だと自覚しています。
今後も精進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

1年間ありがとうございました。
そしてまたよろしくお願いいたします。


傾聴のおせっかい三姉妹

2013-03-19 | 日記
先日書いた、「話の横取り御三家」覚えていますか?
私の時は・・・とのたまう「時は御前」
私の○○では・・・とうなる「ではの守(かみ)」
○○だったら・・・とつぶやく「だったら星人」

自分の今までの会話を振り返って、この御三家が登場していつの間にか相手の話があなたのストーリーに代わってしまう場面、思い当たることありませんか?
「傾聴」するならこの御三家の皆様の出演はほぼないと思ってください。

さて、今日は傾聴をするうえでついやってしまうことをお伝えしたいと思います。
今日の登場人物は「おせっかい三姉妹」の皆さんです。
長女・・・聞出子
次女・・・口出子
三女・・・手出子
さんです。

長女の聞出子(ききだしこ)ちゃんは、相手の気持ちを考えず、自分の興味や押し付けでいろいろ聞き出してしまう性格があります。まだ開いていない心の扉をこじ開けてしまうほどパワフルです。

次女の口出子(くちだしこ)ちゃんは、相手から求められてもいないのに一生懸命アドバイスしたり自分の経験を話します。それも、相手の話を最後まで聴かないうちに話してしまいます。自分の気持ちが相手とひとつになってしまうときにこの力が出てしまうのです。

三女の手出子(てだしこ)ちゃんは、長女と次女の二人の特徴を取り入れた行動派です。相手の気持ちも考えず、相手から頼まれてもいないのに、自分が良かれと思い自己満足で勝手に手を出してしまいます。うまくいくときもありますが、そうでないときの自分に返ってくるものがとても大きいことに気づきません。

この三姉妹は、そうです、おせっかいな人たちなのです。

頼まれてもいないのに出てきます。ということは、相手が頼んでいるのかそうでないのかがわからない≒相手の話をよく聴いていないということなのだと思います。

だれでもこの三姉妹は心の中に座っていると思います。
その存在はとても大切にして良いと思います。相手を思いやる心であふれていると思うのです。
でも、頼まれてもいないのにひとたび外に出してしまうと、思いやる心からおせっかいへとかたちを変えてしまうのです。

親切とおっせかいは紙一重だと言われますね。
親切をしたいと思っても、頼まれたのかどうかちょっと考える余裕を持ってみるといいのではと思います。

心を静める

2013-03-18 | 日記
毎日栃木は強風で、本当にどうなっちゃったのかなと思うくらいざわざわしています。

風が強くてざわざわしていると、なんだか心までざわざわしてしまいます。

そんな中歯医者に出かけたのですが、待合室でWBC(ワールドベースボールクラシック)の日本対プエルトリコ戦の開会式を見ていました。
試合が始まる前にそれぞれの国家が流れました。
プエルトリコの国家の次に君が代です。

ぼんやり聞いていたのですが、君が代って心が静まる何とも言えないすがすがしさを覚えました、
ちょうど夏の早朝とか、京都のお寺の庭園の朝とか、そんな感じです。
静けさの中にもすがすがしさと希望があるような。
君が代に合わせて深呼吸をすると心も整います。

試合の前にじっと目をつぶりこの曲を聞いていると、心の中の邪念も消えてまっさらな気持ちになれるように思います。

君が代のあとがアメリカの国家だったので、外国の国家に挟まれてよりそんな感じを受けました。

日本代表の皆さんにも、心を冷静に保ち、熱いプレーを期待したいです。


パーソンセンタードケア

2013-03-16 | 日記
かなり前から申し込んで楽しみにしていた、日本メンタルヘルス協会のパーソンセンタードケアのセミナーに行ってきました。
認知症の方への関わり方として、とても注目されているものです。

講師は寺田真理子先生。とってもおしゃれで美人で穏やかな素敵な先生でした。
参加者も会場一杯で50名くらいでしたでしょうか。
お話とワークで4時間があっという間に過ぎていきました。

同じグループになった介護士の皆さんとも交流ができたし、やはり講座に出ていかないといただけない出会いでしたね。
とてもわかりやすくて、勉強になりました。

全くの初対面でもパッと話したり行動ができるのは、自分から学びに来るモチベーションの高い人たちの講座だからこそできるものです。
お互いが否定せず、さえぎらず、卑屈にならず、参加していてもとても気持ちのいい時間が流れていきました。

今年は資格取得よりも自分の勉強に少し力を入れていこうと思っているので、とても良いスタートになりました。

セミナー会場が銀座だったのですが、温かかったですね。シャツ1枚で充分なくらいでした。
東京の春の風を感じながら歩いてきました。




こだわり

2013-03-15 | 日記
今日の下野新聞に、さくら市公民館講座の記事が載っていました。
傾聴について関心を持っていただき、広めていくチャンスをいただいて本当に感謝です。

しかし。。。
ちょっとだけ気になる点が。。。
きくが全部「聞く」になっていまして、とても残念に思いました。
間違いではないのですが、名刺にも「聴く」となっていますので、そちらを使っていただけたら嬉しかったです。
私としては、「聴く」と「聞く」にはとてもこだわりを持って使い分けているつもりなので。
でも、もしかしたらまだまだ「聞く」なのかもしれないなあと反省もします。

こだわりと言えば、名字の渡邊ですが、渡邊の「邊」の字は普段使われない文字ですからほかの方にとっては難解だと思います。
「辺」ではだめですか?と言われる事もありますし、せっかく難しい字に変換してくださっても「邉」になっていたりすることも多いです。

昔は渡辺と書いていましたが、子供たちが学校に入る時に「戸籍と同じ名前で書く」と何度も言われるようになり、統一した方が面倒が少ないとそれからこの難しい字を書くようになりました。しかし、慣れない方には本当に大変ですよね。なので、私しか署名しないものには難しい方で書き、相手の方がいる場合などは簡単な方も使ったりと使い分けています。
名字にこだわりがあるんだろうな。。。と思われているだろうなと感じるときがあります。

傾聴では、相手のこの「こだわり」はとても大事にします。相手の方にはそれなりの思いや考え方、理由があり、そこをとても大切にしているからだです。だから、聴く側はその大切な思いを軽々しく扱うのではなく、「相手の方にとっては大切なものなんだ」として、その思いを一緒に大切にしながら聴くことが必要だと思います。

私の「聞く」と「聴く」にもそういう思いが詰まっています。