夷子大黒の綱引きは若狭の国、敦賀の一月の風物詩です。もうひとつ美浜の水中綱引きがあり、この二つがこの時期の祭りの双璧ですかね。そうそう、この二つはいずれも国の重要無形民俗文化財に指定されてる約500年続く伝統行事。
先日、敦賀にデビューしてきました。旧い街並みの相生町と隣り合わせの西町細い路地裏にぎっしりと集まった人の群れ。えーっ、こんな中で綱引きする?
美浜の水中綱引きは飛び入り出来ないけど、あれって高さ五メートルくらいの橋から海中に飛び込むんですよね、一般参加は無理無理。ここなら町外部外者参加もオッケーとのこと。
やったあー。イクヨー!!
綱の長さは約50メートル、太さ約25センチの大縄です。吊り下げられた縄が一斉にほうり下ろされたら即、戦闘開始。オオーッ!!
気持ちは周りが見えず、阿鼻狂乱、われを忘れて力一杯の自分になります。まるでスポーツしてるみたいな真剣さです。初めは縁起もの行事なのでちょっとだけおさわりね、の軽い不埒な参加意識だったのですがどうしてどうしてさにあらず。自我丸出しの汗かきでした。みなさん、けがしないように軽くのつもりが熱く熱くなるようでしたよ。老いも若きも見知らぬみんなで力あわす、こんなことってものすごく楽しいし、そうあるものじゃあないですよね。
それに私の相方側は若いべっぴんさん。お互い目配せでガンバローねの熱い熱いエールの交換、これって人生そう有ることじゃないですから。決して選んで場所とりしたわけじゃないから、綱が投げ降ろされると同時に突然彼女が横に来たんだからね、ホント。
夷子チームと大黒チームのバトルはこうして繰り広げられました。でもあれってそれぞれの参加人数は関係なくして成り行きで綱にぶら下がってるんですよね。そこがまたゆるくてほほえましくもあり、歴史ある伝統行事に参加してるって充実感が倍増されるんです。
今年は大黒チームの勝ち、われらが夷子チームは彼女と私の目配せ奮闘?むなしく負け。エーツ?なんで夷子チームか?って。それは私があのエビスビールが好きなだけという理由。
大黒は農業農民たち夷子は漁師たちと成り立ちがあるらしいです。その年勝ったほうが豊作、豊漁と言われるそうです。
勝敗はともかく綱引き自体が年頭の多くの人々と祝い合うのにふさわしい、縁起の良い行事ということらしいですよ。
そうだ、そうだ、全くだ!!
落ちがありました
私の友人が綱引きまっ最中にふんばり疲れてこけてました。でもその時助けるより綱を引くことに集中していた私。綱にぶら下がってた人数は二百人くらいだと思うけど、そんなのおそらく彼だけ。指さししてやさしく笑ってあげました。そんな彼の無慈悲な私への非難は帰宅までえんえんと続くのでした。フフフッ、思いだすとビールがうまーい!!
先日、敦賀にデビューしてきました。旧い街並みの相生町と隣り合わせの西町細い路地裏にぎっしりと集まった人の群れ。えーっ、こんな中で綱引きする?
美浜の水中綱引きは飛び入り出来ないけど、あれって高さ五メートルくらいの橋から海中に飛び込むんですよね、一般参加は無理無理。ここなら町外部外者参加もオッケーとのこと。
やったあー。イクヨー!!
綱の長さは約50メートル、太さ約25センチの大縄です。吊り下げられた縄が一斉にほうり下ろされたら即、戦闘開始。オオーッ!!
気持ちは周りが見えず、阿鼻狂乱、われを忘れて力一杯の自分になります。まるでスポーツしてるみたいな真剣さです。初めは縁起もの行事なのでちょっとだけおさわりね、の軽い不埒な参加意識だったのですがどうしてどうしてさにあらず。自我丸出しの汗かきでした。みなさん、けがしないように軽くのつもりが熱く熱くなるようでしたよ。老いも若きも見知らぬみんなで力あわす、こんなことってものすごく楽しいし、そうあるものじゃあないですよね。
それに私の相方側は若いべっぴんさん。お互い目配せでガンバローねの熱い熱いエールの交換、これって人生そう有ることじゃないですから。決して選んで場所とりしたわけじゃないから、綱が投げ降ろされると同時に突然彼女が横に来たんだからね、ホント。
夷子チームと大黒チームのバトルはこうして繰り広げられました。でもあれってそれぞれの参加人数は関係なくして成り行きで綱にぶら下がってるんですよね。そこがまたゆるくてほほえましくもあり、歴史ある伝統行事に参加してるって充実感が倍増されるんです。
今年は大黒チームの勝ち、われらが夷子チームは彼女と私の目配せ奮闘?むなしく負け。エーツ?なんで夷子チームか?って。それは私があのエビスビールが好きなだけという理由。
大黒は農業農民たち夷子は漁師たちと成り立ちがあるらしいです。その年勝ったほうが豊作、豊漁と言われるそうです。
勝敗はともかく綱引き自体が年頭の多くの人々と祝い合うのにふさわしい、縁起の良い行事ということらしいですよ。
そうだ、そうだ、全くだ!!
落ちがありました
私の友人が綱引きまっ最中にふんばり疲れてこけてました。でもその時助けるより綱を引くことに集中していた私。綱にぶら下がってた人数は二百人くらいだと思うけど、そんなのおそらく彼だけ。指さししてやさしく笑ってあげました。そんな彼の無慈悲な私への非難は帰宅までえんえんと続くのでした。フフフッ、思いだすとビールがうまーい!!