Kei's Page

 
 世の中のニュースへの意見や、サムライの仕事はどういうものかなど、自分の興味あるものについて書いてるよん。

 行政のムダ、

2021-03-13 | Weblog

 国やら役所やら組織ってのは、「ムダ」の塊のようにも思う。

 まあ、組織そのものも、作らんでいい団体やら天下り用の組織やらでムダなもんもある。

 エコだのなんだの、レジ袋までカネとるようにしてるわりには、資料やら備品やらで膨大な量の「ムダなもの」を浪費してるのも国や役所ではよくある。
 分厚い手引きが必要になることとか、職員それぞれがそういうのを持ってるとか、わけのわからん、「誰が読むねん」みたいな資料をこれまた分厚い、紙を大量に使ったものとか、そういうムダが好きでもある。

 で、どーせそういうのもすぐ変わったりまさしくムダになったり。
 そういうのを考えたり作る連中は、自分の仕事ややってることに価値やら意義やらが見いだせてるのか(笑)、そこまで彼らのやってることに滑稽に、ムダの典型だとも感じる。
 そこまで資源を浪費して何を得るのか、国や国民の生活にどんなメリットがあったのか。

 資源をムダにしてる、ってことは、そこにはその費用、つまりは税金が使われてもいるわけで。
 そんな税金のムダな使い方も、ずっと「そうなってますから」でまかり通ってきてるんだろう。
 彼ら自身のカネではないから、それでまかり通ってくるわな。

 そして、そんな浪費される資源とかもそうだけど、なにより「その労力」もムダになることが多い。
 国の閣僚や官僚のお粗末な対応はもとより、役所や組織でも職員ががんばってはいるけど空回りしてるような、「民間じゃ明らかに使えないし、怒られるだろうな」と働きやら感覚で効率も考えずにムダにやってることもよくある。
 自分たちで説明できんことに時間を割いたり、上が決めたことで従うだけの職員連中、それを決める上の国やら組織の連中、そして、実際はそこまで庶民や事業者に浸透せず効果や意味もない政策や対応・・、なんにせよ、「ムダ」だ。

 総理大臣の会見でさ、記者からの質問に詰まった総理に、メモを走りながら渡す職員(?)だかなんだかの人もさ、そういう役割なのはわかるけど、「なんで俺が走って情けない仕事をせなあかんねん、テレビにも映って恥ずかしいのに」なんてバカバカしくならないんだろうか(笑)。
 それが仕事、そういう立場、それはわかるけどさ、そういう国の人たちも、迷走したり都合のいいようにやってる閣僚たちに振り回されて、彼らこそ、一番近くにいていろんなことを知ってて、「仕事をボイコットしたとか、もうバカバカしい」って怒ったりしないんだろうか。
 あ、それか、彼らが仮にそういう仕事をやめたところで、他に行くところがない、民間では働けないから、ガマンしてそういうとこでそういう仕事もしてるんだろうか。
 そこそこの大学も出ないといけないだろうし、なんかの試験もうからないとなれない立場でもあろうし、それで総理大臣のそばでいろいろ仕事ができても・・、結局やってることはそういうことだ。
 どうも哀れでもある。

 少なくとも、みんなが憧れるような、カッコいい立場とか仕事には思えない。
 そういう人たちも、総理大臣と同じ「人」でもある、彼らはなにを考え、なにをモチベーションにして働いてるんだろう(笑)。
 そんなことをして上の言うことに従うためにみんな大学出て試験なり受けてその立場にいるのか。

 ・・税金も保険料も、ムダ。
 ホント、自分たちで稼いでそれらの予算やら使い道やらも考えてのカネではないから気楽なもんでもある。
 資料の作成、自己満足な出来栄え、それを大量に用意して資源もムダ遣い、時間も労力もムダ遣い、それが実際に国民の生活、市民の事業に有益かというとそうでもない。

 法律にしても仕組みやきまり、許認可にしてもなんかの手続きとかにしても、そういうシステムややり方を作るのはいいけど、厳しくしてややこしくして、無意味に細かくして、「それでよし」とやってる国の連中やそういう無意味なことを考える連中の気が知れん。
 彼らこそ、ムダでもあり、いい大学出るなり公務員かなんかの試験に通ってても、やることは「その程度」ってなことでもある。
 それだけすごいキャリアなのに、出てきたのが、ソレ?・・民間ではまるで機能しないけど、って。
 
 士業の業界でもそういうのがある。
 会やら連合会やらの組織、その建前と実情、研修の内容などなど、「そういうのをやってなんの意味があるの?」とか「俺らの会費がこういうふうに使われてんのかよ」ってなことが多い。
 それもムダな資料とかテキストとか、研修で一生懸命しゃべる職員(?)か社労士(?)の講師のエライ人とか、みんな何を考えて「これでよし、俺は価値のあるいい仕事をしている」と思ってるんだろうか。
 いや、そんなことはそもそも考える感覚すらないのかな、「そうやるようになってるから」って。

 いろんな資源といろんな人たちの労力と時間を使ってムダになるようなことなら省けるもんは省いていいだろう。

 そういうのも、すべてが「そうなってますから」で決まる国や役所、組織のムダ。
 誰も「これでいいんだろうか、なんの意味があるんだろうか」って考えて仕事をしてないようにも思える。
 「疑問に感じるから上にモノ申してみようか」なんて大それたことなんてできないだろうし、出世(=自分の収入)に響くから、安泰な立場ならムダでも意味のないことでもどうでもいいだろう。
 そういう方々は、みんな賢いはずなのに、普通に、単純に、「?」ってなことが多いし、時には「アホか」と思えることもあったりする。
 なんでもっとコストも効率も考えてできないもんなんだろうか。

 そういうのも、国民が知らん相当なムダとかよろしくないことも多々あるわけで、自分たちのことしか考えないとか、自分たちだけの利益しか考えないとか、そういうのでまかり通ってきてるからタチも悪い。
 なにをもってその公務員とか組織の職員とかになってそこに属してるのか。
 彼らに仕事や自分の価値についてのプライドとか自尊心はあるんだろうか。
 その結果のいろんなムダ。
 その人たち自身がムダとは言わないけど、そういう慣習やカネの使い方、それにマヒした感覚はムダ以外のなにもんでもない。

 「そうなってますから」、「上から言われまして」ってなだけでムダを垂れ流しながらやってく仕事も哀れだ。
 エコどころじゃない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿