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 世の中のニュースへの意見や、サムライの仕事はどういうものかなど、自分の興味あるものについて書いてるよん。

 今さら改革、

2020-10-08 | Weblog

 新しい首相になり、ちょっとたった。
 そう思うと早いものだ。
 縦割りやらデジタルなんとかやら「改革」しようとやってるらしい。
 しかし、どーにも、そんなんも今さら新しく話題にするでもなく、「わかってるだろうに」というレベルのことでもある。

 民間の商売を「邪魔」するような規制や省庁の不器用な対応にしてもそう。
 書類の処理が遅い、ムダに職員もいる、給付金の支給にも使えないマイナンバーもそう。
 なんにせよ、「普通に考えて」効率が悪いこと、なんでそんなふうにしてるのか説明できないことも役所や行政は多い。
 それを「今さら」大々的に言うほどの改革やらアピールになってるのがむなしい。

 公務員の人ら自身も、自分がやってる仕事、置かれてる立場で、なんとも思わないのか、なにも改善、効率を図ろうという感覚も芽生えないのか、淡々と非効率、不合理なそんな業務をやってて、それで今に至ってのそんな不器用な行政の対応になってる。
 俺が直接やってる手続きとかにしてもそう、「(国の)上がそう言うから」と、それだけで地方の役所の職員らは対応してる。
 それが公務員なんだろうけど、誰もなんも疑問に思わず、民間からの素朴な疑問や効率の悪さをホンキで考えようともしない。
 彼らに意思があるようでないようなものなのか。それが彼らの「仕事」なんだろう。

 それを国をあげて今さら「変えよう、よりよくしよう」ってのも、そんな制度を作る段階でわかりそうなことでもある。
 別に新しいことでもなんでもなく、そんな「当たり前のこと」を大々的に宣伝してもホント、むなしくも聞こえる。
 
 番号だけ振って使いもんにならないマイナンバーも、結局、カネ(税金)だけ使って今もまったく使いもんになってない。
 それにどんだけの費用を使ってんねん。
 それでいざっていう給付金の申請にはまるで役に立たず職員が画面をみてチェックする、というわけのわからなさ。
 
 省庁の縦割りも、効率も説得力もない役所の勝手なこだわりで、民間の会社の手続きや商売に支障が出てることもある。
 そんなんも、会社については法人番号も国が割り当ててるんだから、それで国や役所の内部の部署で効率よくやりゃあいいのに、それも番号を割り振るだけ割り振ってなんも使えない。
 会社の情報を一元化すべく番号をつけてるんだから、それで所在地も納税状況もわかるべきだ。
 それなのに、紙媒体でハンコ押させて手続きする時には税務署などであげる納税証明書をわざわざあげて添付しないといけない、とか。

 タテでもヨコでもいいけど、行政はみんなつながってない。
 だから、そういう番号も割り振るだけ割り振っててまるで機能していない。
 そんな番号なのに、書類には書かせる。
 そうさせる意味も今のそういう段階であるのか。

 そういう番号にしてもそう、それで、役所の縦割りのおかげで、紙媒体で違う窓口に出させるとか、デジタル以前に、「役人や職員のやる気次第で」これまでもよりよくしようと思ったらできたこと、話題に出たことではないのか。
 それを、新しい首相になって改めて言われても、「これまでの効率の悪さからすれば、そらそうだろう、ようやく気づいて改善する気になったか」というかんじだ。
 特に目新しいことをするわけではない、「普通に考えて」これまでがおかしかっただけで、説得力もない。

 その程度でワイワイやってる国のおエライさん方だから、「的を射た」、「現実的、効率的な」国の対応や整備がまだまだ進みそうもないのもうかがえる。

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