Kei's Page

 
 世の中のニュースへの意見や、サムライの仕事はどういうものかなど、自分の興味あるものについて書いてるよん。

 BON JOVIライブ2018、

2018-11-28 | Weblog

 行ってきた、BON JOVIライブ。
 今回は5年ぶり、今回も東京と大阪だけ。
 東京も行こうと思えば行けたかもしれん、でも俺は大阪だけに自重。

 そして、ついにやってくるわけよ、その日が。

 ・・さかのぼること確か2、3ヶ月前だったかな、まだ暑い時期だったかな、たぶんそれくらい前にチケットを手配して、この11月27日のライブチケットが届いた。
 「まだだいぶ先やなあ」、そう思ってた。
 チケットをなくしたりせんか、ライブの日を忘れてやりすごすんではないか、とか、変に間があって変な不安もあった。

 が、日々の忙しさもありそのあわただしさのまま、来るべき日が来た。
 
 先月までは、「まだ1ヶ月あるな」というかんじだった。
 それでも1ヶ月きってからが、今回は変にライブが近づく自覚があまりなくもあった。
 そして、先週、「え、もう来週やん」と。
 
 今回も、俺は奮発することがそれくらいしかないので、VIP席、「5万円」也。
 当日の出かける前なんて、チケットを何回も確認した。
 それがなかったら入れないんだから。
 それだけかけてるんだから。
 仕事より慎重に、厳重に、幾度となく確認した(笑)。

 それで午後早めにドームへ。
 そこで、BJ仲間(と俺が勝手に呼んでる)の知り合いのおねーさま(俺より年上だが(笑))から仲間のグループLINEに、新大阪でJONたちを撮った動画が来た。
 その当日15時すぎ、彼らは東京から大阪に新幹線で来たのだ。
 19時開演なのに、その4時間前に大阪着(笑)。
 それでメンバーのおねーさまがツイッターとかでメンバーや関係者の情報やらいろいろ見てて、新大阪での到着時間を逆算して出待ちして撮れたという。
 新大阪って!
 新大阪なら俺も行けたやん、と。
 でも、その動画でもすんごいSPみたいなガードする人がメンバーを取り囲んでた。
 そのおねーさまも、そのガードの人から「手を振るのはいいけど、触ろうとしたら突き飛ばして止めますから」と警告されてたらしい(笑)。
 そういうのを、俺がグッズを買ったあとに、これまた早めにドームに来たそのおねーさまたちと会って話しながら聞いた。

 そんな動画を見た時の俺は、内心「ええー、新大阪かよー」と思いながらもグッズ売り場に並ぶ。
 しょうがない、俺はそん時は大阪ドームにすでにいたんだから(笑)。
 グッズ売り場への行列はそこそこあるも、売る窓口も多めで買う人の回転が早いから人も早めに流れてすぐ買えた。
 仲間の買えない人のため、今日来られない人のためにもいくつか買った。
 自分のためには、Tシャツとパンフレットを購入。

 それから、早めではあったけど、俺はおねーさまたちと別れて、一緒にチケットを手配した相棒とVIP専用入り口から入り、前回同様VIPのためのグッズセットをもらい、ドーム内へ。
 VIPの入り口は、通常の入り口ではなく、地下の方からの入り口になる。
 入ったら従業員とかしか通らないような通路を通って、それで球場でいうベンチ横のグラウンド(アリーナ)に出る。

 今回のVIPのグッズは、個人的には、前回の方がよかった(笑)。
 今回は、大きい丸いラグ(テーブルの下とかに敷くやつ)と、ピカピカ光るリストバンド(ライブ中につけて光らせてる人も多かった)、あと、昔のカセットテープ型のモバイルバッテリー、それから首からさげるヒモがついてるパスケースみたいなやつ、で、それらを入れてる真っ赤な大きいバッグごともらう。
 帰りは、そのバッグを持ってたら「VIPの人だ」とすぐわかる(笑)。

 しかし、やはりその席の近さはすごかった。
 前回の方がまだ数列前だったけど、今回も充分近い。
 で、おねーさまたちも似たようなVIPの席だから、「あ、ここかー、こっちの方がいいな」みたいに言って俺の席に来てくれたり。
 それで、俺は予定してなかったけど、買ったグッズのTシャツを相棒とともにその場で着て開演に備える。

 その席は確かによかった。
 ライブ中は、席の前の女性がちょくちょくJONへのメッセージボードかなんかを掲げてて俺からJONがまったく見えず、終盤はたまらず「ちょっとやめて」って後ろからチョンチョンってしたけど(笑)、幸いステージへの視界は前に俺より背が高い人がおらず(というか、女性だけだった)、JONの足元まで見えて充分満喫できた。
 一緒に行った隣の相棒も感動して喜んでくれてた。

 振り返ると大阪は、2階席のスタンドにちょい空席があった。
 ギリギリになってもなかなか埋まらんかった印象だけど、徐々に埋まってもきてた。
 VIPはもちろん、アリーナも埋まってたけど、それでも4万以上入ったと言われる東京よりは少なかったろう。
 (そのあとの一部報道では「大阪は25,000人」だったそう・・。)

 後ろを見るとそうだけど、それでも俺の席から前には熱狂的なファンと、そしてBJのメンバーしかいない(笑)。

 登場前のシーンがね、泣けたのよ、俺個人としては。
 メンバーが出てくる前に、暗転してスクリーンにまず日の丸。
 そこで感動。
 世界各国をたっくさん回ってる彼らが、俺らの国、日本に来たんだ、って。
 それから近畿のどこかの道路からの(笑)光の道筋が走ってきつつ、大阪の公会堂(だったかな)とかドームとか、「大阪」の映像が流れたわけよ。
 その光が大阪ドームに入り込んできて・・、彼らの登場。

 正直、感動やら興奮やらで覚えてない、でも、公会堂らしきものが映って大阪の景色が出た時点でさらに感動、「ああ、大阪だ・・」とそこは強烈に覚えてる。
 日本だけでも感動なのに、「大阪」ってピンポイントで!(笑)
 「ああ、彼らが、ステージの演出で、大阪だけに作ってくれたんだ」みたいな気持ちになってね。
 待ちに待ってるかんじもしなかった今回のライブ、さすがに、(ようやく)そこで一気に緊張もしてくる。
 そして早くも俺はウルウル(笑)。
 
 あれこれ詳細を書くとキリがないんだけど、俺が30年くらい聞いてきた彼ら、彼らのライブに初めて行ったのがもう20年以上前、それからずっと一途に聞いてた彼らが今、俺の目の前に!
 もう感涙。
 ホンモノだった。
 登場だけで泣けた。
 なんだろうな、この感覚は。

 俺もトシとり、JONたちメンバーもトシとった。
 それでも以前と変わらないこの感覚は、不思議でもあり、なつかしくもあり、時間の経過がせつなくも感じたり。
 5年前のライブの時にも同じように感じた・・、でも、5年たってもトシはとっても俺らは変わってなかった。
 俺らは変わることなく彼らに感動し狂喜する。

 しかし、彼らを間近で見られて、俺らは緊張したり泣いたり(笑)、叫んだりしてるのに、一方で、彼らがステージですごくリラックスしてるのもわかる。
 こんだけの人数がいる前で、自分たちだけにスポットライトが当たり、みーんなが見てるのに(笑)、それでもステージ上でおどけたり笑ったり、どんな感覚でああいうステージに立ってるんだろう、と不思議にも思う。
 当然、これまでずーっとそういうライブを数え切れないくらいしてきた彼ら、7万人くらいの前でのライブもある、そんななかでも堂々とパフォーマンスできる彼らは、肝が据わってるとかのレベルではない、究極の落ち着きがステージ上である。
 彼らにとってはそういうのも当たり前で、自宅にいるのとステージ上にいるのとで変わらないのかもしれない。
 それがすごい。

 ライブは最初からガンガンとばす。
 新しいアルバムの曲からももちろんしてくれたけど、往年の名曲ももちろんやる。
 何度も、顔がクシャクシャになって泣いた。
 ああ、俺はやっぱり彼らが好きなんだ、って。
 その憧れの彼らが今俺の目の前に、って。
 やはり、いつもながら、改めてそう思う。
 そんな彼らのライブが好きだ。
 そんなライブをやってくれる彼らが好きだ。

 と、おそらく5年前と同じようなことを書いてるこの2018年のライブ後。
 


 今回は、スマホでの撮影はOK。
 ここにあげた画像は2つとも俺がスマホで撮ったもの。
 俺の宝物になった。
 もうライブ後にすぐ、スマホのホーム画面に、ライブの自分で撮った画像を設定した(笑)。
 これで俺は次のライブまでいく(笑)。
 場内のアナウンスでも「画像をSNSにアップしてね」みたいにも言ってた。
 前回は録画してる人もいたけど、おそらくスマホを掲げっぱなしだと後ろの人に迷惑になるから、今回は録画はNGとのことだった。
 一眼レフのカメラとか録音もダメ、ってアナウンスもされてた。

 でも、今回のライブは、JONのMCが非常に少なかった。
 ほぼなかったと言っていい。
 最初の大阪への短いあいさつと、途中で「ロックの殿堂に入れた」というくだりで少し話したくらいで次々と曲をやる。
 なかば、やっつけ仕事みたいにも感じたけど、ガンガンほぼ連続でやり続ける。
 そのパワーもすごいけど、俺はその瞬間、その空間を彼らと共有しようと、夢見心地ながらその波やいきおいに流されんように、意識だけはハッキリさせとこうと思ってた(笑)。
 次にいつ来るかわからない、その刹那、それをただボーっとしてては後悔もする。

 なもんで、あっという間の2時間ちょいだった・・。
 いきおいもあって曲数もあっただろうけど、変に短く感じた。
 2時間半とか、あと数曲とかなかったものか、と。
 あるセットリストの情報では、あと2曲くらいやる予定だったのがやんなかったみたい・・、それもあまり人が入ってなかったからか・・?

 途中でJONが曲順を間違えるハプニング的なのもあったけど、それもライブならでは。
 1曲とばしてJONがイントロに導いたあと、それに自分で気づいて指笛ですでに始まった演奏を止めた。
 メンバーもさ、間違ってるのにJONが促したイントロについていって演奏を始めるのがすごい。
 で、JONも、それを指笛で一気に止めて、「I failed」って一言。
 で、間をおいて気まずそうに「I'll be right back.」って言ってギターを取りに行く(笑)。
 そういうのがカッコよくもあり、ホント、ライブならでは。
 
 それでも、前述のように、JONが舞い上がるわけでもなく、冗談言ってさ、友達と話してるように笑って2万人あまりの前で「普通に」やってるのがすごくもあり、その瞬間の身近さにこれまた感動したり。
 JONなら観客の数にかかわらずそうなんだろう。
 何万人いようと動じない。
 すげえ。

 そんなんもありながら終わってしまった。
 その空虚感はいつもライブのあとに襲ってくる。
 それがつらい。
 いつもつらい。

 彼らもやることはやった、俺らも楽しむだけ楽しんだ、確かにそうなんだけど、なんか、ぜいたくを言うともの足りないかんじもしたり、あっけないかんじもした・・。
 東京でやってた曲を大阪ではやらんかったり、それで終盤アンコールになり数曲やって終わってしまった・・。

 彼らがステージから見えなくなると、ドーム内が明るくなり、早々とステージがバラされる。
 それもいつもながら、余韻に浸る間もなく、さっきまでのJONがいた夢のステージが、ヘルメットをかぶった作業員にバラされる無残な状況を見て、「あんたら、そこについさっきまで誰がいたかわかってんのか」と(笑)。
 そして俺らはアナウンスに促されて退場していく・・。

 ・・正直、前回もそうだったけど、最近のYOU TUBEでも、そして今回の大阪も、やはり、JONの高音の声が「もの足りない」。
 高いキーを、あえて低くして歌うのも最近多いようにも感じるし、多いというか、「そうしないと歌えない」のがうかがえる・・。
 今回の大阪でもそうだった・・。
 かつてのJONの声を知ってるからこそ、最近はなかなか高い声が出しづらくなってるのがわかる。
 今回の大阪でも低くアレンジしすぎて、原曲と全然違うくらいになってたとこもあった・・。
 それも残念ではあったけど、めったに来ない「ホンモノ」が来てライブしてくれてるんだ、そういうのもライブならでは、ととらえよう。

 そのカリスマ、カッコよさ、ホンモノに、目の前で見られることに意味がある。
 それを間近で見られたVIPの席もその価値がある。

 最後のLivin' On A Prayerでおしまい。
 アンコールのあと、最後の最後。
 もうそのイントロで「ああ、もう終わりかあ」と悟る。
 しかし、やはりその曲も毎回やってくれ、以前と変わらない感動。
 最後にそこでも泣いた。
 最後に両腕を高くあげて、最後に顔がクシャクシャになって、最後に一緒に歌った。
 あのJONと一緒に歌った。
 もう30年くらい前の曲だけど、今もやってくれ、今も一緒に歌えるその瞬間にも感動。
 やはり俺は彼らが好きなんだな、って。

 行ってよかった。

 ・・27日の大阪のライブの翌日、もう彼らは関空から次のオーストラリアに飛び立ったんだと・・。
 やはり日本での滞在が最低限しかない・・、それもいつもさみしい。

 そして、俺はふくらはぎが筋肉痛・・、そして現実に戻され、そして仕事・・。

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