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今回は医者のマンガを集めて見ました。面白いマンガが多いです。
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(12) | 医龍 12―Team Medical Dragon 2006/9/29予定New!小学館このアイテムの詳細を見る | |
ゴッドハンド輝 30 2006/8/17New!講談社このアイテムの詳細を見る | ||
JIN(仁) 第5巻 2005/12/2集英社このアイテムの詳細を見る | ||
(完) | ブラックジャックによろしく 13 2006/01/23New!講談社このアイテムの詳細を見る | |
獣医ドリトル 4 2006/6/30New!小学館このアイテムの詳細を見る | ||
Ns’あおい (Karte No.11) 2006/7/21New!講談社このアイテムの詳細を見る | ||
ワイルドライフ VOLUME19 2006/9/15New!小学館このアイテムの詳細を見る |
●医者
△Black Jack 手塚 治虫 (著)
・これを抜きに日本のマンガは語れない・・・。手塚治虫の切り開いた医者のジャンルと、ちばてつやのボクシング(スポーツ)がその後のマンガに与えた影響は非常に大きかった・・・。マンガを集めてみても、この2つの分野のマンガは大変多いです。
△医龍 Team Medical Dragon
・心臓外科、それもバチスタ手術(肥大した心臓の収縮力を取り戻すために、心臓を一時停止させた状態で(または動いている心臓を)メスで切り取る手術。日本では湘南鎌倉総合病院の須磨 久善院長(当時副院長)により1996年12月 に初めて実施)を題材とした、非常に狭い領域に属するマンガです。
でも、人の心を引きつける魅力が、このマンガにはあります。なぜなら、たとえバチスタ手術を知らない自分みたいな読者であっても、教授会の野口教授の次期教授選びの際の駆け引きや鬼頭教授の裏工作、霧島軍司と加藤助教授の確執等、人物の性格がはっきりしてる(麻酔の先生のすさんだキャラが好きだったりしますw)うえに対立軸が多く、見どころが多い。小さな演出の積み重ねで、バチスタという手術がいかに大事で凄いものなのか、ということが読者に分かってきます。良作。
△ゴッドハンド輝 山本航暉
・「ヴァルハラ」という名前の病院で外科医として働いている、テル。普段はドジだけど努力家で、素晴らしい集中力で難手術もこなし、成長していきます。
話としては、結構ベタな気もしますが、背後に流れる複雑なストーリーは何故医者になったのか?という理由付けにもなっていて、話を膨らませています。そしてやはり輝先生のどじっぷじゃなかった明るい性格が、マンガ自体を非常に明るいものにしています。良作。
△JIN-仁- (村上 もとか)
・幕末にタイムスリップしてしまった外科医が主人公、という面白い設定。ペニシリンを培養してみたり、その時代には存在しない薬や器具を創意工夫によって作り出し、当時の蘭学医や漢方医に大きな影響を与えるー。
設定が面白いし、やや主人公ヒーローになりすぎ、とも思うけど、しっかりかかれてて良作。
この人のマンガは、六三四の剣、龍(RON)などしっかり丁寧に書かれ、好感が持てます。
△外科医当麻鉄彦メスよ輝け!! (高山 路爛, やまだ 哲太)
・このマンガ、連載当時読んでいて圧倒的なリアリティがあったのですが、現役の外科医の人がかかわっていたそうです。細かい部分が正確で、良い作品だと思います。何より、伝えたい内容があるマンガは、強く訴えかける物があります。表情がやや乏しかった。
△Dr.コトー診療所 著者 山田 貴敏
・僻地診療の鑑というか、ドラマでもやっていて、なかなか良作でした。この人の作品で、マッシュ-時代より熱く-(だったかな?古い記憶なので忘れましたが)という絵描きさんの話があって、凄い面白かった(というか熱かった)記憶があります。長く続いてる人は、やっぱり一作目で何らか印象があります。
△ブラックジャックによろしく (佐藤 秀峰 (著), 長屋 憲)
・ 研修医、斉藤が研修先で問題にぶつかって成長していく物語・・・話題性もあり、良い話だと思います。日本の医学界の暗黒面を書き出す社会派マンガ、といえそうです。このマンガの北三郎役は、心臓手術を年間200件以上手がけてきた名医、南淵明宏医師がモデルだそうです。実際に新東京病院(松戸市)という理念を持った病院があり、そこから多くの心臓外科医が輩出されていて、医龍やブラックジャックによろしく(ゴッドハンド輝も)は、この感動を基にした話のように見えます。ただ、絵柄がちょっと自分に合わない(女の人がそう見えない(汗))のと、息抜きができる部分がそれほど多くないので、読んでて辛くなることも多々あり、マンガとしてはあまり評価できてません。より現実に近い形のマンガです。
△スーパードクターK(真船一雄)
・闘う外科医、スーパードクターK。最初のうちはこのマンガが北斗の拳に見えて仕方が無かったw。
実際に存在したら問題がありそうなお医者さまですが、勧善懲悪で破天荒な、マンガ的な楽しさがあり、これはこれでいい気がします。良作。
●監察医
△きらきらひかる (郷田 マモラ)
・遺体を解剖し、死因を特定するの監察医の天野ひかるが主人公。絵柄は、賛否の分かれるところですが、自分は問題なし。
この人の話もまた最初に読んだ時強い印象を受けました。幽霊が背後に見えてしまう検察医が刑事と組んで事件を解決していく話(MAKOTO)や、死刑囚の看守となった人の苦悩する話(モリのアサガオ)とか、独特な世界観を持った方のようです。
●獣医
△動物のお医者さん(佐々木 倫子 (著))
・マンガをあまり知らない人でも、少女マンガに無縁な男でもw、このマンガの名前くらいは知っているほど人気を博したマンガ。
初めて読んだときあまりに独特な作者の世界観になんだかめまいがした・・・w。非常に面白かったです。話も一話完結で(そうでないのもあるけど)しっかりしていて、キャラクタ(含む動物)も個性的で、チョビとハムテルとあの低血圧の女の人(名前忘れました・・)がなんとなく気に入っていました。良作。
△獣医ドリトル
・「獣医はビジネス」が口癖の凄腕獣医が主人公。話はしっかりしていて、特別な奇をてらうところもなくて良い感じ。
●看護婦
△おたんこナース (佐々木 倫子 (著))
・この作品で、看護婦さんに対する幼少期の幻想が吹き飛びました。この人の作品は、その後の墓場の中にあるフランス料理店の話だとか本当に一筋縄ではいかないw。
△N's あおい(こしのりょう(著))
・看護婦歴3年のあおいは、以前緊急救命センターに勤務していたが、ある事件をきっかけに市民病院へと異動して来るが・・・。あおいが正しいと考えることを周りにぶつけることで、今の医療の問題点等が明らかになって来ます。そういう意味ではブラックジャックによろしくのナース版っぽい感じ。現実に近く、マンガとしては流れがちょっと読みづらいが、主張したい点が明確で、ドラマになって光るタイプのマンガだと思う。
週刊モーニングで連載中。
NS' あおい(ドラマ)
ドラマ→フジテレビ系列 (2006年1月10日(21:00~22:10)start!)毎週火曜日21:00~21:54。
△WILDLIFE(ワイルドライフ)(藤崎 聖人)
絶対音感を持つ岩城鉄生という主人公が、盟央大の獣医学部附属病院で働き、動物たちの命を救うため様々な問題を解決していくマンガ。何故絶対音感を持つ主人公が獣医をやっているのだろう・・・話は面白いが、動物たちが一筆書きで愛を感じない。
「Dr.コトー診療所」ネタにコメント感謝です♪
>東京って、意外に大病院が多くてなかなか親しい、相談のできる先生はできにくいもの。
個人病院でも少ないですね。その意味でも余計にDr.コトーな病院は貴重ですね。
今後とも、よろしくお願いします。
遊びに来てくださってありがとうござました。確かに、個人病院かつコト-なお医者さんはあまりいないですね。
こちらこそよろしくお願いします。
また何かあればサイト拝見しに行きますね。ではまた。