変化のありやなしや！？

スーパーツイーター付けてみました。

ええ、高級品ではありません。
ワンセットで実売価格五千円を切る「アレ」です。
長年のパートナー Rogers LS3/5a のスピーカー端子とパラレル接続。
本体裏に付いている両面テープでスピーカー正面上部にくっつけました。
LS3/5a の延命措置…なんてよく言われますが、私にとっては未だ現役なのです。
たとえ同等品中古が、近所の Har○OFFで3.7万円だったとしても…
現代の SP から見ると、「まったり系」と言えるかもしれません。
癖が無く、 Mild な所がお気に入り…。

オーディオチェック用SACDで30kHzを聞いてみましたが、
な～んにも聴こえませんでした。（当たり前か…）
しかしいつもの曲をかけてみると…
うん、なにか変わっています。でも特に高音が…って訳ではないようです。

いつも聴いている…
清水靖晃（テナーサックス）：バッハ作曲、無伴奏チェロソナタ4番。
（釜石市の鉄鋼石採掘跡にある花崗岩音響実験場で録音）
広いけれどクローズな空間なので、かなり複雑な響やら残響やらがたっぷり含まれています。
地下空間なので…地下水が天井から滴り落ちる微細な音が沢山入っています。
（文字で表そうとすると…シトシトとかタチタチとかチャッなんて感じです）
それらの音が少し多く聴こえるように感じました。
それから、演奏者のブレスや音の出だしの微かな息の抜け
（例えばサクソフォンなら、リードが振動し始める直前の「スーッ」ていう音とか）
に気がつくようになりました。
これらの音って、（周波数的に）そう高い音ではありませんよね？

これは20kHz以上の音が直接聴こえているというよりは、
（私の耳は15kHzでも聴こえているかどうか怪しい…）
普段聴こえている音にそれらの音が混ざることで、
影響（共振だろうか？）を受けているのだと思います。
「キーン」って音が聞こえやすくなる訳ではありません。

スーパーツイーターを追加したことで音の変化は…確かにあります。
しかし…「なければどうしようもない」訳ではありません。
その後、スーパーツイーターを外して同じソースを聴いてみましたが、
音楽的には特に問題ないように思います。

でも、スーパーツイーター付けたことありませんでしたから…
この値段でそれなりの変化があるなら「お遊び」で買ってもいいかもしれません。