そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

琵琶湖一周 第6日目 源氏浜へ

2018年02月12日 | 2018年琵琶湖ー周
1月20日(土) 晴ときどき曇 清林公園~源氏浜



ビワイチ観光ウォーキングマップ 9


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清林公園は、「相撲四十八手の基礎をつくった今日の相撲道確立の第一人者である」志賀清林を記念してつくられた公園とのこと、また行司は今は式守・木村家であるが、志賀家がその始祖だったとのこと、一相撲ファンとしては初耳で、新しい知識を得た。


それと、昨日の到着時に確認したのだが、この公園には「テント禁止」との注意書きがなかった。琵琶湖畔は、ここまで歩いてきたところでも、バーベキューと花火は禁止とあったが、「テント禁止」と明記されたところは気づかなかった。野宿派にはうれしいかぎり。ちなみにここまでホームレスの姿も一人も見かけなかった。

7時出発。再び湖方面へ。


7時15分、松の浦の日の出。


歩行者自転車専用道路(びわ湖レイクサイド自転車道)を歩いていたら、いつの間にか近江舞子駅近くまで行ってしまい、犬と散歩をしていた男性に教えてもらい、雄松崎に向かう。


8時50分、雄松崎。


近江舞子浜。正面は舞子港。


近江舞子水泳場のこの立て札の意味するところは何だろう? 7月8月以外はテントOKということでよいのかな?


道端に万葉集歌碑あり。
「ささ波の比良の都のかり庵に尾花乱れて秋風そ吹く」


内湖の向こう、比良の山並みと特急列車。


10時15分、高島市に入る。気温5℃の表示あり寒し。


10時25分、「うかわファームマート」にて、名にし負う「鮒ずし」の小型のものを買う。織田信長と明智光秀との確執のもとになったとのいわくつきの琵琶湖の珍味、とのこと。




10時45分、白髭神社へ。


本殿。




若宮社。


芭蕉の句碑。
「四方より 花吹入れて 鳰の湖」


湖中に大鳥居。この写真を撮るには、神社の境内からは無理で、「横断禁止」の立て札を無視して県道をわたる必要があったのだが、自動車が停まって待ってくれた。


11時10分、県道を左にしばらく上ったところに鵜川四十八体石仏群。




11時50分、コンビニにて小休止。昼食および食料の調達。

12時10分、近江高島の商店街を通ると、


造り酒屋あり。良い香りが漂っていた。


12時15分、四高桜の碑。四高桜と石碑あり。これは、昭和16年4月6日、旧制第四高等学校(現在の金沢大学)のボート部員が萩の浜沖で遭難死したのを悼んで建てられた慰霊碑。


この先、県道304号に沿って、四高桜に因んで桜の若木が植樹されている。霧雨が降ってくる。

12時40分、萩の浜で日が差してきたので大休止。昨夜の結露で濡れたフライなど干したあと、湖の波の音を聞きながら、「琵琶湖周航の歌」など口ずさみ、ゆったりのんびりとしばし寛いで過ごす。


14時30分、急に雨足が強くなり、寒風も吹いてきたので、折よくあった安曇川浜園地のトイレの庇の下へ。
園地には車中泊の男性がおり、雨宿りがてら30分ほどお喋り。話好きな面白い京都のおじさんで、彼の身の上話やこの近辺の情報など聞く。ウィスキー入りのコーヒーをご馳走になった。雨がやみ出発。

16時、源氏浜のあずまやの下にテント。
キャンプはこの先の六ッ矢崎浜のオートキャンプ場へ連絡するようにとあったが、自動車でもないし、どうせ冬期休業だろうと考えて、無視することにした。テントに西日が当たって暖かいので、中で素っ裸になってアルコールウエットティッシュで体中を拭きまくった。

そう言えば、高島市に入ってからは、あちこちの浜辺でキャンプ禁止の表示が目立った。

夕食時、昼間買った鮒ずしを食べた。独特の臭いよりも、塩味がきつかったという印象だ。


歩数  44085歩  (累計  247025歩)
距離  28.5km  (距離累計 145km)
経費  1401円   (経費累計 19878円)


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