そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

琵琶湖一周 第3日目 膳所公園へ

2018年02月10日 | 2018年琵琶湖ー周
1月17日(水) 雨 道の駅草津~膳所公園



ビワイチ観光ウォーキングマップ 6


5時起床、雨が降っていた。

8時、今日の行程は短いので、ゆっくり出発。雨具上下に長靴で、傘をさして行く。

まずはビワイチのコースに従って、烏丸半島を湖岸に沿って三角形に回り込んで歩く。

水鳥たちが群れていたり、


名前のわからない大ぶりな猛禽類がいたり。


そのまま雨の中、県道559号を南下。

11時、近江大橋遠望。


11時20分、帰帆島の北と南の橋を渡って大津市へ入る。


11時50分、瀬田の唐橋が見える。


12時、瀬田の唐橋。
大海人皇子側と大友皇子側との間で行われた壬申の乱の決戦場。その後も幾たびかの戦いの舞台となり、「瀬田を制する者は天下を制す」と言われた、とのこと。




唐橋を渡り、瀬田川左岸を遡行して石山寺に向かう。


12時30分、西国十三番石山寺の東大門へ。




阿形仁王像。


吽形仁王像。


入山料600円。













石山寺の名前の由来となった「硅灰石」の壁と、その向こうに多宝塔。




本堂。




参拝の後、本堂内陣を見た。拝観券500円。


これは一昨年に33年に1度の本尊如意輪観世音菩薩の御開扉があったためだろうが、現在は大きな毘沙門天と金剛力士像の骨組みのようなものなどの、ほんのわずかな仏像が見られるだけ。非常に割高な金額と思う。100円くらいでいいんじゃないか(罰当たりめ!)。

本堂横手の紫式部人形。


境内をぐるりと散策。

三十八所権現社本殿。




経蔵。




雨のためかほとんど人影がなく、とてもいい雰囲気だった。


紫式部供養塔(左)と芭蕉の句碑(右)。
「あけぼのは まだむらさきに ほととぎす」


さきほど下から眺めた多宝塔。




源頼朝と亀谷禅尼の供養塔。




芭蕉庵。


月見亭。


東風の苑のロウバイ。


光堂。


紫式部像。


八大龍王社。




無憂園。


1時間余りがあっという間に過ぎて退出。

少し先に、「朗澄大徳ゆかりの庭園」。
朗澄律師は石山寺屈指の名僧。「‥‥没後、石山寺経蔵の一切経並びに聖教を守護し、万民の降魔招福の為、鬼の姿となることを誓い、承元三年五月十四日入寂された」とあり。




その後は瀬田川左岸を行き、膳所公園へ。適当な場所はないかと探しつつ歩いていると、地元の高齢男性が「この先に大きなあづまやがある」と教えてくれた。水、トイレも近いとのこと。

14時30分、近江八景「粟津の晴嵐」の碑。




14時50分、コンビニにて食料調達。

15時、少々早いが、教えてもらったあづまやでテント泊とした。

夕刻、雨が強くなったが、広い屋根の下で安心して早々と就寝。


歩数  32448歩  (累計  130509歩)
    ※雨のためケータイをザック内に。したがって歩数のカウントは不正確。
距離  21.5km  (距離累計 82.5km)
経費  1543円   (経費累計 14041円)※賽銭は別



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